2016年8月29日

特別団体専用列車『ロマンスカーで行くでしょー号』運転(8月27日・28日)

2016年8月27日・28日に神奈川県海老名市の海老名運動公園で行われた野外ライブ『超いきものまつり2016 地元でSHOW!! ~海老名でしょー!!!~』の観客輸送のため、会場直行の特別団体専用列車『ロマンスカーで行くでしょー号』が新宿(OH01)→海老名(OH32)間で運転されました。

▲『特別団体専用』表示で特製ヘッドマークを掲げたロマンスカーEXE30000形が満員のいきものファンたちを乗せ、雨の中の小田原線をノンストップで駆け抜けた。

ライブ初日の27日には30052F+30252Fの10両編成が使用され、新宿11:18発→海老名12:11着のダイヤで運転されました。この特別団体専用列車は厚木市でライブが行われる9月10日・11日にもほぼ同様のダイヤで運転される予定です(ただし本厚木[OH34]に12:09着となる予定である)。またライブ会場への便宜を図るため、夕夜の一部の急行・快速急行が厚木(OH33)に臨時停車するなどの措置が取られました。

2016年8月27日

『東京総合車両センター一般公開』参加報告

本日8月27日は東京都品川区にある東日本旅客鉄道東京総合車両センターの一般公開に行ってまいりましたのでご報告いたします。自身の一般公開の訪問は2年連続です。

昨年は209系1000番台東マト81編成、209系2000・2100番台千マリC604編成、E231系0番台東マト133編成、E233系8000番台横ナハN1編成のほかに営業運転開始前のE235系東トウ01編成が展示されて大きな注目を集めましたが、今年はE233系0番台・3000番台・5000番台・6000番台が中心です。

エントランス付近ではなんと東京臨海高速鉄道のマスコットキャラクター『りんかる』(左側)と『Suicaペンギン』(右側)が出迎えてくれました。

『りんかる』はイベント開催中も子どもたちに大人気でした。

『りんかる』たちだけでなくエントランスすぐの209系900番台の『クハ209-901』(表記上は『クハ901-1』)も来場者たちをお出迎えです。

今回東京総合車両センター内で入場中の一部車両は以下の通りとなります。
E217系横クラY-12編成(クハE217-12以下11両)
E231系0番台八ミツB33編成(クハE231-33以下10両) ※走行機器更新工事
E231系500番台東トウ501編成(クハE231-501以下11両)
E231系1000番台宮ヤマU537編成(クハE231-6037以下10両) ※走行機器更新工事
E233系1000番台宮サイ169編成(クハE233-1069以下10両)

まずはポツリと置かれたE231系1000番台の中間車両。これは宮ヤマU537編成の7号車にあたるモハE230-1056を使用して車体上げ下げ実演が行われました。今回は入場中の車両や展示車両などを中心に紹介したいと思います。

こちらはE233系3000番台横コツE-55編成(クハE233-3505以下5両)。車掌体験車両に使用されました。列車番号はなぜか『7777Y』となっていますね。

反対側にまわってこの編成の行先表示をよく見ると、まさかの『快速アクティー 黒磯』となっています。定期列車では一切存在しません。現在のダイヤでは快速アクティーとして運転される列車の北端は宇都宮となります。

先頭車を含めた4両で置かれていたのはE231系500番台東トウ501編成。写真手前からクハE230-501+モハE230-503+モハE231-503+サハE231-501のようです。

もう少し進んだところにはE231系1000番台宮ヤマU537編成のうちの3両。クハE231-6037+サハE231-1109+モハE231-1056のようです。その3両の隣にはクハE230-8037+モハE230-3537+モハE231-1537の3両を確認しました。

そしてメインの展示車両です。今回は写真左側から

E233系6000番台横クラH017編成(クハE233-6017以下8両、元駅スタンプ:淵野辺[JH-25])
E233系5000番台千ケヨ511編成(クハE233-5011以下10両)
E233系3000番台宮ヤマU232編成(クハE233-3532以下5両、元高タカD16編成)
E233系0番台八トタH44編成(クハE233-44以下6両) ※1号車~6号車のみの理由は後述

となっております。E233系は現在ほぼすべての区分番台が東京総合車両センターで検査を受けており、最近では6000番台や7000番台(宮ハエ)でも検査入場が開始されました。

E233系0番台は今年12月26日に就役10周年を迎えます。数年後にはグリーン車2両(サロE232形0番台・サロE233形0番台)を連結することが予定されています。

E233系3000番台はトップナンバー(横コツE-51編成+横コツE-01編成)の就役から8年が経ちます。当初は少数派だった同系列3000番台ですが、現在はトータルで10両33編成、5両37編成が在籍、E231系1000番台とともに上野東京ラインなどの主力車両に。

E233系5000番台は検査入場を兼ねて千ケヨ511編成が使用されました。就役から6年、かつて在籍していたE331系に代わってこの5000番台が増備され、209系500番台千ケヨ34編成(クハ209-517以下10両)を残してすべてこの車両に置き換えました。

E233系6000番台は私が以前横浜線内で試運転を見守った、横クラH017編成が使用されました。就役当初から1年間ほどは乗務員室扉の横には駅スタンプの淵野辺のものが掲出されていました。

特に私が気になったのは5000番台と6000番台の並び。4種類のE233系の並びを収めようと、多くの来場者でにぎわいました。

こちらは運転台撮影に使用されたE231系0番台八ミツB33編成の1号車となる『クハE231-33』。スカートのない姿に違和感を感じました。列車番号表示はイベント開催時の日付にかけて『827B』ですが、行先案内表示が『中央線』『中央特快 高尾(JC-24)』という・・・。

車両試乗会に使用されたのはE233系0番台八トタH44編成の7号車~10号車(クハE233-502以下4両)。本来は相模線の205系500番台が使用される予定でしたが、都合がつかず八トタH44編成の後4両が代替で使用されました。行先は『通勤特快 豊田(JC-21)』。確か通勤特別快速は豊田を通過するはずですよね?(八王子[JC-22]の次は立川[JC-19])。

なお撮影はしませんでしたが、車体洗浄体験にE231系500番台(東トウ)、E235系東トウ01編成が使用されました。私は約2時間15分ほどの滞在でしたが、かなり充実したイベントとなりました。本日はこのようなイベントを開催してくださった東日本旅客鉄道に感謝申し上げます。ありがとうございました。

※8月20日から東日本旅客鉄道山手線目黒(JY-22)での駅ナンバリング開始に伴い、駅ナンバリング導入駅に駅番号を付加していく予定です。

2016年8月19日

小田急電鉄3000形3095Fの『小田急いきもの電車 ~超いきものばかりミュージアム~』運転開始

2016年8月19日の平日E26運用(4001レ~)より、小田急電鉄3000形3095Fを使用した『小田急いきもの電車 ~超いきものばかりミュージアム~』が運転を開始しました。なお側面部のラッピングは一切なく外観上は先頭車のヘッドマーク掲出のみとなっています。

▲貸切広告車の3000形3095Fによる『小田急いきもの電車 ~超いきものばかりミュージアム~』の運転が始まった。8月27日・28日には海老名運動公園、9月10日・11日には厚木市萩野運動公園で野外ライブを行う音楽グループ『いきものがかり』を応援する。

▲3000形では3年ぶりに掲出されたヘッドマーク。上り方・下り方とも同じデザインである。

運転期間は9月15日までで優等種別を中心に運用されます。3095Fの車内広告スペースには地元厚木市・海老名市出身の『いきものがかり』(吉岡聖恵・水野良樹・山下穂尊)によるシングル・アルバムのジャケット写真など10年間のすべてが詰まったミュージアムのような貸切広告列車となっています。各先頭車のクハ3095・クハ3495には同形式で3年ぶりとなるヘッドマークが掲出されています。ちなみに小田急電鉄と『いきものがかり』の結びつきは強く、本厚木(OH34)・海老名(OH32)の両駅では接近メロディーに『YELL』・『SAKURA』という楽曲が使用されています。

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2016.08.19~

本日8月19日は小田急電鉄小田原線を撮影。都合で夕方の上りのみとなります。

8000形8062F+8262F。1246レ(平日E33運用)。

ロマンスカーEXE30000形30057F+30257F。0792レ(平日N44N64運用)。

3000形3095F。3048レ(平日E26運用)。今回のお目当てはこれ。本日の4001レから運用を開始した『小田急いきもの電車』です。車内の広告スペースには厚木市・海老名市出身の音楽グループ『いきものがかり』のCDジャケット写真などがあります。

また3000形では3年ぶりとなるヘッドマークが掲出されました。9月15日まで優等種別を中心に運転されますので、『いきものがかり』ファンの方は必見です。撮影は以上です。

明日以降の注目車両の運用は以下を予想しています。あくまで参考程度に願います。

★1000形1095F(10両固定編成:リニューアル車)★
20日・・・土曜休日E13運用 21日・・・土曜休日E14運用 22日・・・平日E15運用
※本日19日は平日E12運用に充当(1236レで確認)。喜多見検車区唐木田出張所入庫。

★3000形3095F(『小田急いきもの電車』ヘッドマークつき)★
20日・・・土曜休日E27運用 21日・・・土曜休日E28運用 22日・・・平日E29運用
※本日19日は平日E26運用に充当(3048レで確認)。新百合ヶ丘(OH23)8番留置線入庫。

2016年8月17日

東日本旅客鉄道E233系8000番台が『第68回諏訪湖祭湖上花火大会』の臨時普通列車に抜擢される

2016年8月15日に長野県の諏訪湖で『第68回諏訪湖祭湖上花火大会』が開催されたことに伴い、中央本線・篠ノ井線で臨時普通列車や団体専用列車などが多数運転されました。2016年は臨時普通列車の応援に駆けつけた新たな車両に注目が集まりました。

▲『諏訪湖祭湖上花火大会』で毎年長野地区に応援に駆けつけている豊田車両センター(八トタ)のE233系0番台青編成(6両編成・4両編成)だが、今回は0番台青編成の4両編成に代わって中原電車区(横ナハ)のE233系8000番台(6両編成)が初めて抜擢された。南武線向け8000番台が中央本線・篠ノ井線を自走走行したのは今回が初めてのことである。

中央本線・篠ノ井線の臨時普通列車に主力車両の211系0番台・1000番台・2000番台・3000番台(長ナノ)のほか、豊田車両センターからE233系0番台八トタ青670編成(クハE233-70以下の6両)と中原電車区からE233系8000番台横ナハN25編成(クハE233-8025以下の6両)が応援に駆けつけ、両路線を走行しました。0番台は『小淵沢』や『松本』などの行先を表示して運転され、8000番台は『臨時』のみを表示して運転されました。注目すべきは毎年応援に駆けつけていたE233系0番台の4両編成に代わって今回初めて6両編成のE233系8000番台が抜擢されたことです。その背景として花火大会の輸送力増強のほか、青梅線運用の削減で0番台青編成(元八トタ青658編成+元八トタ青458編成・元八トタ青659編成+元八トタ青459編成)が10両分割のH編成(八トタH58編成・八トタH59編成)に編入されたことで0番台4両編成の青編成が8編成に減ったためではないかとみられています。今年からE233系8000番台が応援に加わったことで来年以降の臨時列車の応援に0番台以外で8000番台が起用されることもあり得そうですね(8000番台は6両固定編成のため来年以降でもこのような臨時列車で重宝される可能性があるのではと私は思っております)。

ちなみにそれ以外の団体専用列車では185系200番台6両編成(宮オオB6編成・宮オオOM03編成)が使用されたほか、臨時快速列車・臨時特急列車などにE257系0番台・E351系(いずれも長モト)が充当されました。E257系0番台やE351系は後継車両のE353系(長モト)が登場しているだけに動向が注目されています。

2016年8月8日

舞浜ディズニーリゾートラインの『ダッフィー&フレンズ・ライナー』運転終了

2016年1月12日から約7ヶ月間にわたって運転された舞浜ディズニーリゾートラインの51号編成(ピーチ)を使用した『ダッフィー&フレンズ・ライナー』が8月7日をもって運転を終了しました。

▲51号編成の『ダッフィー&フレンズ・ライナー』はダッフィー、シェリーメイ、ジェラトーニをモチーフにした車内やふわふわの座席などで大いに注目を浴びた。本来なら3月25日までの予定であった運転期間を延長したのはかなり異例のことであった。

車内は51号車・54号車がダッフィー、52号車・55号車がシェリーメイ、53号車・56号車がジェラトーニとそれぞれ分かれておりました。特徴的だったのは外観のラッピングはもちろんですが、何といってもその車内の状況でした。車内の座席は展望席を含めてすべてふわふわ仕様のものに変更され、つり革はそれぞれの車両ごとのキャラクターのものになっており、私が撮影や乗車に訪れていた当時は多くの人々が撮影をしていた印象を受けました。大変な人気を集めた中で運転期間が当初の運転終了日(3月25日)より約4ヶ月以上も延長されたのは私にとっても衝撃だったことを思い出しますね。ちなみに最終日の8月7日は23時ころまで終日にわたる周回運転でした。

※舞浜ディズニーリゾートラインは京成グループに属している(全般検査は京成電鉄の宗吾車両基地などで実施する)ため、今回より『京成電鉄』のカテゴリーに含めさせていただきます。

2016年8月5日

東日本旅客鉄道485系で最後の国鉄特急色をまとう仙センA-1+A-2編成が廃車回送される

東日本旅客鉄道の485系電車で最後まで国鉄特急色をまと仙センA-1+A-2編成が2016年8月3日に所属先の仙台車両センターから東北本線を南下し、郡山総合車両センターへ回送されました。

▲日本で最後となった国鉄特急色の485系、ついに帰らぬ旅へ・・・。

今回の回送は廃車解体のためと思われ、最盛期には日本各地で活躍した485系の一般車両のみで組成された編成は同編成の廃車をもって消滅となりました。2006年に当時の青森車両センター(現在は盛岡車両センター青森派出所)から仙台車両センターに転属し、当時の『あかべぇ』塗装で磐越西線の『あいづライナー』を中心に運用され、2011年6月の検査で『あかべぇ』から国鉄特急色に変更されてから約5年間、東北地方の団体専用や臨時快速列車のほか、関東圏でも『かつうらビッグひなまつり号』など(『あかべぇ』塗装時代)で運用されてきました。運用離脱直前には団体専用列車ながらも関東圏最後の走行を果たし、2016年6月18日・19日でラストランとなりました。その後は仙台車両センター構内に留置され、今回の帰らぬ旅となりました。

私にとっては『あかべぇ』塗装時代にはまったく撮影できず、5月8日の磐越西線の臨時快速『春の会津ふるさと号』が最初で最後の出会いでした(ただし同系列のジョイフルトレインは意外にも遭遇しています)。

~485系仙センA-1+A-2編成、最高の最後の思い出をありがとう~

2016年8月3日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2016.08.03~

本日8月3日は小田急電鉄小田原線を撮影。一時休止明けということもあってかなり久しぶりです。

1000形1095F(元1056F+元1256F)。1032レ(平日E35運用)。なんと昨日2日の平日E34運用(6800レ1040レ1056レ1543レ)から営業運転を開始した1095Fにいきなり会うことができました。これに乗って本厚木(OH34)で4000形4057Fの4006レ(平日E31運用)に乗り継ぎました。

この1095Fは昨日2日の平日E34運用で順当に再出庫し、新宿(OH01)5番・6番ホーム留置となったために平日E35運用に確実に流れ、1007レの折り返しとなる1032レで出会えた、というわけです。もしも順調にいけば1117レで小田原(OH47)8番・9番ホームで留置となるため、明日の4日は平日E36運用に順当に流れることが予想されます。

※おまけ※

帰りに相模大野(OH28)から乗った1213レ(平日E30運用)の1000形1091Fから大野総合車両所を眺めていると、元1252Fを改造した『新1096F』の前6両(クハ1496+デハ1446+サハ1396+デハ1346+デハ1246+サハ1296)が完成し、その姿が車窓から確認できます。すでに改造後の車番が確認できたほか、6号車のサハ1296に車椅子スペース兼ベビーカースペースが設置されているようです。サハの台車がきれいではなかったため、重要部検査はこれからのようですね。

2016年8月2日

小田急電鉄1000形1095F(元1056F+元1256F)が営業運転に入る

2016年8月2日の平日E34運用(6800レ1040レ)より、小田急電鉄1000形でリニューアル改造および10両固定編成化改造された1095F(元1056F+元1256F)が営業運転に入りました。同編成は7月14日以降に不定期で性能確認の試運転を海老名(OH32)~小田原(OH47)で各3往復ずつ行っていました。10両固定編成に改造されたリニューアル車は今回が初めてのこととなります。

▲元1056F+元1256Fから改造の『1095F』がついに始動。一方の元1252Fは『新1096F』の一部に。

1095Fは従来の10両固定編成(1091F~1094F)の続番ですが、製造先が小田原寄り6両(クハ1495+デハ1445+サハ1395+デハ1345+デハ1245+サハ1295)と新宿(OH01)寄りの4両(サハ1195+デハ1145+デハ1045+クハ1095)で異なっています。前者は元1256Fとして日本車両豊川製作所、後者は元1056Fとして川崎重工業兵庫工場で製造されたものです。元先頭車(元クハ1256・元クハ1156)にあたる6号車と7号車(サハ1295・サハ1195)には名残として車椅子スペース兼ベビーカースペースが設置されているほか、一部で戸袋がない箇所があり、中間車化された部分に3000形や4000形と同じ構体が取り付けられています。また大野総合車両所では元1252Fから改造された『新1096F』の一部と思われる車両(クハ1496+デハ1446+サハ1396)が姿を現しており、車窓から確認できるかもしれません。

【重要】ブログ再開のお知らせ

いつも『小田急沿線住み鉄道ファン日記』をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。皆様にご報告があります。6月28日に一時休止をしていたこのブログを8月2日より少しずつ再開させていただきます。再開にあたりましてブログのデザイン変更をさせていただきました。不定期ながらも少しずつ更新していきますので今後も宜しくお願い致します。

執筆者・・・OER_3093F