2016年9月30日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2016.09.29&09.30~

9月29日と30日は大学のため小田急電鉄小田原線を利用。その際に少しだけ撮影しました。

1000形1095F。1044レ(平日E20運用)。29日は向ヶ丘遊園(OH19)で順当に運用が流れた1095Fを撮影。このアングルで同編成を撮ったのは意外にも初めてです。

30日は午後の伊勢原(OH36)にて1枚だけです。

1000形1095F。1231レ(平日E33運用)。なんとまたこの編成に出会った(30日は相模大野[OH28]で3533レ[平日E66運用]から乗り継いだときに乗車した)のですが、29日が平日E20運用なので30日はそこから平日E33運用に飛んだことになります。ちなみに1000形リニューアル車に関連して新1096Fの元1252F側ですが、30日の朝方まで屋外留置されている様子を確認しましたが、午後に1095Fの車内から確認した際にその姿がありませんでした。古い台車だけが残されているため構内移動をしたものと思われます。元1052F側のリニューアル工事と元クハ1152の中間車化(→サハ1196へ改造)が完了したのでしょうか?

余談になりますがここ最近では検査時期の関係からか編成番号の末尾が揃っていないペアが多くなってきた8000形ですが、現在では以下の組み合わせとなっているようです。同一番号で組まれているのは3組だけですね・・・(2016年9月30日時点)。

[8000形同士で組まれている編成]
8052F+8261F ※8052Fは重要部検査明けから間もない
8057F+8256F ※8256Fは重要部検査明けから少し経過
8058F+8260F
8060F+8253F
8063F+8263F
8064F+8254F ※8254Fは重要部検査明けから少し経過
8065F+8265F
8066F+8266F

[3000形と組まれている編成]
8051F+3254F ※8051Fは基本的に3000形との併結
8053F+3259F
8054F+3253F
8055F+3256F ※8055Fは基本的に3000形との併結
8056F+3258F
8059F+3260F
8061F+3255F
8062F+3257F

[運用離脱・入場中と思われる編成]
8252F ※ここ最近の運用記録なし。入場中の可能性がある。

[単独運用中と思われる編成]
8251F ※チョッパ制御車のためE運用にはほとんど入らない
8255F ※チョッパ制御車のためE運用にはほとんど入らない
8258F
8259F
8262F
8264F

2016年9月28日

西武鉄道2000系唯一のVVVFインバータ試験車2097Fが横瀬車両基地に廃車回送される

2016年9月27日、西武鉄道池袋線・狭山線を中心に運用されていたVVVFインバータ試験車両である2000系2097F(8両固定編成)が所属先の小手指車両基地から横瀬車両基地に回送されました。

▲池袋線の2000系では唯一の3色LED式の種別行先案内表示器を保ちVVVFインバータ試験車となっていた2097Fがついに帰らぬ旅へ・・・。

同編成はこのまま廃車解体になるものと思われ、新2000系の廃車はこの2097Fが初めてのこととなります。2097Fの特徴は飯能(SI-26)寄りから2両目・3両目のモハ2197+モハ2198の制御装置が三菱電機製のGTO素子VVVFインバータ制御となっていることです。また同編成は廃車されるまで一度も種別行先案内表示器がフルカラーLEDに交換されることはありませんでした。私は池袋線を訪問してから2097Fによく遭遇しました。VVVFインバータの録音は当時の9000系9103Fの“RED LUCKY TRAIN”と9105Fを狭山線西武球場前(SI-41)の頭端式ホームで並べて行われた撮影会に参加した際の一度しかできませんでしたが、貴重な2000系の走行音を堪能できたことは思い出として十分に残っています。2097F、約24年間の活躍本当にお疲れ様でした。

2016年9月27日

東日本旅客鉄道485系千マリG1編成『ニューなのはな』、廃車回送を兼ねたラストランを実施

1997年に登場、1998年に営業運転を開始、おもに団体専用列車および臨時普通列車・臨時快速列車として約18年にわたって活躍してきた東日本旅客鉄道485系千マリG1編成『ニューなのはな』が2016年9月25日に『ありがとう485系ニューなのはな 長野への旅』として運転されました。

▲ツアー団体専用列車ながらも帰らぬ旅へ。約18年の活躍に終止符を打った千マリG1編成。

▲臨時快速『お座敷伊豆箱根』として最後の東海道本線・伊東線を駆け抜けた千マリG1編成。

同編成のツアー団体専用列車は廃車回送を兼ねており、総武快速線・中央本線・篠ノ井線経由で運転され、運転経路は津田沼(JO-26)→錦糸町(JO-22, JB-22)→新宿(JC-05, JB-10)→松本→長野でした。同編成は長野総合車両センターに到着後、このまま解体される見込みです。『ニューなのはな』、今までお疲れ様でした。

★千マリG1編成 編成表★
←松本・長野                     館山・安房鴨川→
クロ484-5+モロ484-9+モロ485-7+モロ484-8+モロ485-6+クロ485-3

2016年9月26日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2016.09.26~

本日9月26日は小田急電鉄小田原線の上りを伊勢原(OH36)にて。

3000形3093F。1032レ(平日E35運用)。

8000形8063F+8263F。4006レ(平日E31運用)。

1000形1063F+3000形3263F。1034レ(平日E63運用)。今朝はこれに乗って移動しました。

それ以外に確認できたロマンスカーは以下の通りとなります。7004Fは平日N66運用でしたね。
0305レ(平日N31運用)・・・ロマンスカーLSE7000形7003F
0401Mレ(平日N74運用)・・・ロマンスカーMSE60000形60252F
0781レ(平日N66運用)・・・ロマンスカーLSE7000形7004F
回9011レ(平日N22N72運用)・・・ロマンスカーMSE60000形60053F+60255F

それ以外に朝の時間帯に確認できた運用(優等種別のみ)ですが以下の通りになります。
1015レ(平日E19運用)・・・8000形8053F+3000形3259F
1017レ(平日E20運用)・・・3000形3092F
1019レ(平日E28運用)・・・8000形8064F+8254F
1021レ(平日E14運用)・・・1000形1092F
1023レ(平日E15運用)・・・4000形4064F
1025レ(平日E32運用)・・・3000形3095F
1027レ(平日E65運用)・・・8000形8058F+8260F
1029レ(平日E36運用)・・・4000形4058F
1028レ(平日E22運用)・・・8000形8065F+8265F
1030レ(平日E11運用)・・・8000形8066F+8266F
1031レ(平日E61運用)・・・8000形8062F+3000形3257F
1033レ(平日E17運用)・・・1000形1095F
1035レ(平日E33運用)・・・1000形1057F+3000形3264F
1521レ(平日E62運用)・・・8000形8056F+3000形3258F
1906レ(平日11K運用)・・・東日本旅客鉄道E233系2000番台東マト5編成
3000レ(平日C11運用)・・・4000形4063F
3701レ(平日35S運用)・・・東京地下鉄16000系16129F
3703レ(平日25K運用)・・・東日本旅客鉄道E233系2000番台東マト8編成
4108レ(平日C14運用)・・・4000形4057F
4110レ(平日C13運用)・・・東京地下鉄16000系16117F
4301レ(平日C21運用)・・・4000形4062F

1000形1095Fは平日E17運用でした。大野総合車両所入庫なので、明日の運用に注目です。

2016年9月24日

東京臨海新交通ゆりかもめ、2020年東京五輪までに7300系に統一か

2016年9月23日、三菱重工業が東京臨海新交通ゆりかもめ向けの全自動無人運転車両(48両)の受注を発表しました。三菱重工業では2014年1月に導入された7300系全18編成(108両)の製造を担当しており、その追加受注分と思われます。これにより今後は7300系の増備が再開されるものとみられます。

▲新橋(U-01)と豊洲(U-16)を結ぶゆりかもめの主力車両の7300系。現在では7311Fから7481Fの18編成が在籍している。7000・7200系では制御装置の相違で『19』と『20』が飛ばされたことから、今後は7300系の19番目の編成の車両番号が注目される。

▲VVVFインバータ制御の7000・7200系は7211Fから7281Fまでの8編成(48両)が在籍する。2018年6月から7300系増備車(48両)に順次置き換えられるものと思われる。つまりゆりかもめは2020年東京五輪までに全車両が7300系になることが確実となる。

三菱重工業が受注した7300系48両は8編成分(1編成あたり6両)、すなわち7000・7200系のVVVFインバータ制御の編成(7211Fから7281Fまで)と同数です。今後はこれらの編成をも7300系に置き換えていくものと思われます。7300系増備車は2018年6月から約2年間かけて有明(U-12)に近接する車両基地に納入され、2020年東京五輪の直前までに全車両が7300系に統一されるようです。一方置き換えられる7000・7200系はVVVFインバータ制御にかかわらず今後は解体処分されていくものと思われます。いまから7000・7200系の記録を始めた方がいいかもしれません。同系列のなかには2005年に豊洲まで延伸した際のステンレス製の増備車(7271F・7281F)が含まれており、製造から現在まで約11年間経っていますが、置き換えにはまだ早いと正直思っていました。しかしながら東京五輪開催時には世界各地から多くの外国人が訪日することが予想され、試合会場へのアクセス鉄道にもなることから、混雑緩和・輸送力増強などで7300系の追加導入と車両統一が必要になったのではないかと推測されます。

2016年9月23日

東日本旅客鉄道E721系1000番台4両が甲種輸送される

2016年9月22日から23日にかけて、総合車両製作所新津事業所にて落成した東日本旅客鉄道E721系1000番台の中間車4両が同横浜事業所まで甲種輸送されました。新津事業所で製造された車両が横浜事業所まで輸送されたのは異例のことです。

▲719系0番台(仙セン:写真)の置き換えとなるE721系1000番台がついに登場。東北地方の主力車両のひとつである719系0番台に終焉の時が訪れようとしている。

▲ベースとなるE721系0番台(2016年5月撮影)。1000番台では帯が赤色から桜色になっている。今回出場した1000番台は2編成分の中間車両だけ。本来は編成単位での製造と思っていたが・・・。

これは両先頭車(クモハ・クハ)を総合車両製作所横浜事業所で製造しているためと思われます。今回輸送された車両はトップナンバーのモハE721-1001+サハE721-1001と2番目の編成のモハE721-1002+サハE721-1002となっています。今後はクモハE721-1001(予想)とクハE720-1001(予想)を横浜事業所で連結し4両固定編成を組成するものとみられます。E721系1000番台は19編成76両が導入され、東北本線(黒磯~一ノ関間)、常磐線、仙山線で運用される予定ですが、719系0番台の在籍数は700番台『フルーティア』編成を含めて42編成84両であることから、E721系1000番台の投入で同系列0番台を719系0番台の置き換えに充てる(すなわち玉突きで719系0番台を廃車にする)ものと思われます。いずれにせよ今後の719系0番台の動きも注目されますね。同系列の運用範囲はかなり広いので、記録はお早めに。

私は今年の5月上旬に引退直前の485系仙センA-1+A-2編成や『フルーティアふくしま』をお目当てに会津若松方面へ旅をしました。そのときに東北本線や磐越西線で活躍中の719系0番台(『あかべぇ』塗装の編成も)をたくさん見ることができました。その時には置き換えは発表されていなかったのですが、その数週間後にE721系1000番台の投入と719系0番台の置き換えが発表されたのでした。まさかこのような写真が今後はさらに貴重なものになろうとは・・・。

2016年9月21日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2016.09.21~

本日9月21日は大学と別の用事で外出していたため、小田急電鉄小田原線を撮影してきました。

3000形3094F。1032レ(平日E35運用)。まずは朝の分をいつもの伊勢原(OH36)で撮影。

1000形1095F(元1056F+元1256F)。4006レ(平日E31運用)。一昨日の19日は土曜休日E29運用でこの編成に当たりました。昨日は台風にもかかわらず平日E30運用で秦野(OH39)1番ホーム留置となり、本日は平日E31運用に順当に流れたようです。今朝はこれに乗りました。

3000形3092F。1211レ(平日E33運用)。午後の分は本厚木(OH34)にて。ここでは優等種別のみ撮影しております。

8000形8055F+3000形3262F。3009レ(平日E66運用)。

ロマンスカーEXE30000形30056F+30256F。0367レ(平日N43N63運用)。

1000形1054F+1254F。1213レ(平日E30運用)。1000形といえば、リニューアルの動向が注目されていますよね。現在大野総合車両所に元1052Fの4両が『新1096F』の一部車両となるため入場しているものとみられます。すでに完成している元1252F側は元1052F側の完成と検査入場まで屋外留置が続いているようですが・・・。

1000形1066F+3000形3276F。3011レ(平日E37運用)。やって来た3000形がフルカラーLEDだったので10両固定編成かと思いきや、先頭車に『3476』とあったのでびっくり。久しぶりに3276Fが10両編成のE運用に入っている様子を確認できました。相方はリニューアル車の1000形1066Fなので、長らく1066Fの相方だった3266Fは単独運転していることになります。

次の0121レ(平日N41N61運用)は撮影失敗。ロマンスカーEXE30000形30057F+30257Fでした。

8000形8051F+3000形3254F。1215レ(平日E13運用)。3000形の1次車・2次車の編成でロイヤルブルー帯のまま残っているのは3254F、3255F、3259Fの3編成だけとなっています。

8000形8053F+3000形3259F。3013レ(平日E20運用)。2次車で貴重なロイヤルブルー帯の3259Fもやって来ました。本厚木ではロマンスカーと1000形1054F+1254Fを除き、3000形ばかりでした・・・。ここでの撮影を切り上げ、再び伊勢原へ。

1000形1068F+3000形3255F。1217レ(平日E63運用)。なんと3000形1次車・2次車でロイヤルブルー帯のまま残っている3編成を連続でカメラに収めることができました。後ろ4両の1068Fはつい先日まで下り方側に1069Fを連結して8両編成のB運用に入っていましたね。撮影は以上です。

2016年9月19日

【速報】東京地下鉄6000系6131Fが新木場CRに廃車回送される

2016年9月19日、東京地下鉄綾瀬検車区所属の6000系6131F(B修繕工事車両)が所属先から千代田線・有楽町線経由で和光検車区新木場分室に併設されている新木場CRに回送されました。

▲大窓タイプに改造された編成の廃車は6128Fに続いて2本目に。この編成の廃車により大窓ドアで日立製作所製IGBT素子VVVFインバータ制御の編成は6129Fのみとなってしまった。

今回の回送は16000系4次車以降の増備に伴う廃車のためと思われます。しかし6101F・6108Fなど一部編成は解体されずにインドネシアに譲渡されていることから、6131Fの動向が注目されています。ただ大窓ドアに改造された6000系の譲渡は現在のところないため(6128Fは解体済み)、この編成は残念ながら解体されてしまう可能性がありそうですが、もし仮に海外譲渡となれば、大窓ドアへ改造された編成では初めてとなります。果たして6131Fの運命やいかに・・・?

2016年9月14日

『小田急ファミリー鉄道展2016』の概要を発表、今年の展示車両は・・・

毎年10月の土曜休日の2日間に小田急電鉄海老名検車区にて開催されている『小田急ファミリー鉄道展』ですが、今年(2016年)の概要が発表されました。開催日は10月15日・16日です。注目ポイントは今年3月26日のダイヤ改正で実現した『3線相互直通運転』(小田急電鉄小田原線・多摩線、東京地下鉄千代田線、東日本旅客鉄道常磐緩行線)です。

▲今年の展示車両となる4000形と16000系(2014年10月撮影)。いずれも一昨年以来で約2年ぶりとなり、前者は4053F以来、後者は2次車16106F以来の展示となる。

▲今年の展示車両となるE233系2000番台(2015年11月撮影)。同系列が海老名検車区のイベントで展示されるのは初めてである。鉄道ファンだけでなく一般来場者からも注目を集めそうだ。

第1会場で展示される車両ですが、昨年は1000形1063F(2015年度リニューアル車両)、8000形8062F、ロマンスカーVSE50000形50001F(就役10周年ヘッドマークつき)が展示され、リニューアルされた1063Fと就役10周年を迎えた50001Fが注目されました。今年の展示車両は4000形、16000系、E233系2000番台の3車種となります。注目はなんといってもE233系2000番台ですね。4000形や16000系の展示は一昨年以来で、16000系では2回目の展示となりますが、E233系2000番台の展示は今回が初めてのことと思われます。イベント当日には臨時回送列車が設定されるものと思われ、綾瀬検車区、松戸車両センター(東マト)からそれぞれの展示車両が送り込まれそうですね。

[おさらい]
E233系2000番台は2007年に207系900番台東マト71編成の置き換えるためトップナンバーの東マト1編成、2010年以降に203系を置き換えるため東マト2編成以降が増備され、10両18編成が在籍。小田急電鉄小田原線・多摩線内では平日夜の準急、急行、朝夕の多摩急行で運用されており、各駅停車はダイヤ乱れの際の代走運用時のみとなっています。定期運用範囲は最西端が小田原線の本厚木(OH34)であり、回送列車ではさらに2つ西の伊勢原(OH36)、多摩線の唐木田(OT07)、最東端は常磐緩行線の取手(JL-32)となっています。現在ではCBTCの設置改造工事が進行中ですね。

小田急電鉄4000形4058FがEF64形1032号機との連結試験を実施

2016年9月11日、小田急電鉄海老名検車区から東日本旅客鉄道松戸車両センターに臨時回送されていた4000形4058Fが長岡車両センター所属のEF64形1032号機との連結試験を行っていたことが分かりました。4000形はE233系ベースの車両であるため今後の動きが注目されます。

▲E233系をベースとした大手私鉄車両のひとつである4000形(写真)とEF64形1000番台との連結は今回が初めてのことと思われる。今後は『4000形の配給輸送』が初めて行われるのだろうか。

EF64形1032号機は双頭式連結器(並形連結器と密着連結器)を装備しており、そのうち新型車両や廃車車両の配給輸送などに用いられる密着連結器を使用して連結試験を実施したようです。また電気指令ブレーキ読替え用ジャンパ線を接続したうえでブレーキ読替え装置を作動させ、両者を連結した際のブレーキ試験が行われた模様です。今後の私の個人的な予想ですが、常磐緩行線にCBTCという列車制御システムが導入される予定であることから、松戸車両センターに所属するE233系2000番台が長野総合車両センターにてCBTCの設置改造工事を実施しており、同線を走行する4000形でも同様の設置改造工事が行われるものと考えられます。要するに常磐緩行線に導入されるCBTCの設置改造工事に向けた4000形の配給輸送の準備をしている可能性があり得ますね。

2016年9月12日

特別団体専用列車『ロマンスカーで行くでしょー号』運転(9月10日・11日)

2016年9月10日・11日に神奈川県厚木市の荻野運動公園で行われた野外ライブ『超いきものまつり2016 地元でSHOW!! ~厚木でしょー!!!~』の観客輸送のため、会場直行の特別団体専用列車『ロマンスカーで行くでしょー号』が新宿(OH01)→本厚木(OH34)間で運転されました。

▲『特別団体専用』表示でヘッドマークを掲出し、ライブ会場の最寄となる本厚木1番ホームに入線するロマンスカーEXE30000形。通常は夜の『ホームウェイ』での光景となるため貴重である。

▲特別団体専用列車向けに掲出された特製ヘッドマーク。中央にデビュー10周年を迎えた『いきものがかり』(山下穂尊・吉岡聖恵・水野良樹)の3人が描かれている。

両日とも30052F+30252Fの10両編成が使用され、新宿11:18発→本厚木12:09着のダイヤで運転されました。到着後は伊勢原(OH36)の1番ホームに一旦回送され、そこから折り返して海老名検車区へ帰還しました。今回の4日間運転された特別団体専用列車はすべて30052F+30252Fの充当となりました。なお同編成は12日から通常の営業運転に戻っています。

今回運転された特別団体専用列車のダイヤは以下の通りとなっています。なお臨時回送の時刻は不確定であるため、あえて0000で表記させていただきます。

[臨時N46N66運用]
8月27日・28日
海0000→臨回→宿0000
海1211←8001←宿1118
伊0000←臨回←海0000
伊0000→臨回→海0000
9月10日・11日
海0000→臨回→宿0000
厚1209←8001←宿1118
伊0000←臨回←厚0000
伊0000→臨回→海0000

[備考]
伊・・・伊勢原、海・・・海老名(OH32)・海老名検車区、宿・・・新宿

2016年9月11日

西武鉄道40000系40101Fが川崎重工業兵庫工場を出場、甲種輸送される

2016年9月8日から11日にかけて、西武鉄道の新系列車両40000系電車のトップナンバー40101F(40101+40201+40301+40401+40501+40601+40701+40801+40901+40001の10両)が川崎重工業兵庫工場を出場し、池袋線の小手指車両基地までの甲種輸送が行われました。甲種輸送の際にスカートは取り外された状態となっていました。

▲写真の30000系の後継となるスマイルトレイン40000系のトップナンバーが出場した。この系列は東京地下鉄有楽町線・副都心線、東京急行電鉄東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線への直通運転が可能であることから、小手指車両基地所属になるものと予想される。

▲吹田信号場から横浜羽沢までの牽引機はまさかの『TRAIN SUITE 四季島』の甲種輸送も担当したEF66形115号機(写真右側の機関車)。連続で新型車両牽引という大役を任されたのだった。

この系列の特徴として座席がロングシートやクロスシートに転換可能となっていること、半自動ドアスイッチが設置されていること、各先頭車のクハ40101およびクハ40001にパートナーゾーンが設置されていること、ドリンクホルダーと座席コンセントが設置されていること(クロスシートのときのみ使用可能)、長距離運用を考慮して4号車の『サハ40400』に車椅子対応の洋式便所(おむつ交換シート付き)が設置されていること(西武鉄道の通勤形電車では初めてとなる)、車内広告を存置した東日本旅客鉄道E235系と異なり、全車両が車内の中吊り広告を廃止しデジタルサイネージに変更(『Smile ビジョン』化)したこと、Wi-Fiが導入されていることなどが挙げられます。また4号車だけではなく2号車の『40200』と9号車の『40900』にも側窓のない部分がありますのでそちらにも要注目です。シングルアームパンタグラフは2号車の『モハ40200』、5号車の『モハ40500』、8号車の『モハ40800』に設置されており、MT比は30000系の10両固定編成と同じ5M5Tとなっています。この系列は2019年度までに10両8編成(80両:40101F・40102F・40103F・40104F・40105F・40106F・40107F・40108Fの各編成)が導入されることとなっており、今後の増備編成の配置先が注目されます。

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2016.09.11 いきものがかり地元凱旋野外ライブSP~

本日9月11日は小田急電鉄小田原線を伊勢原(OH36)・本厚木(OH34)・海老名(OH32)の各駅を中心に撮影してきました。この日は音楽グループ『いきものがかり』の地元凱旋野外ライブが厚木市萩野運動公園で行われるため、『いきものがかり地元凱旋野外ライブSP(スペシャル)』とさせていただきます。

1000形1093F。3010レ(土曜休日E15運用)。まずはこれに乗って海老名へ。

海老名では検車区構内に停車していたヘッドマーク付きのロマンスカーEXE30000形を確認。充当は30052F+30252Fで始発となる新宿(OH01)まで臨時回送されます。

先頭車のクハ30552・クハ30052に『ロマンスカーで行くでしょー号』ヘッドマークを掲出。『いきものがかり』の3人もデザインされていますね。

前照灯が点灯し、いきものファンが集う新宿へのんびりと向かいます。私は練習撮影をするため、回送列車の追いかけはしませんでした。

海老名検車区を出庫し、新宿へ向けて発車した30052F+30252F。折り返しの特別団体専用列車が本厚木に到着するまで撮影タイムを設けます。

海老名では上下1枚ずつを軽く撮りました。

8000形8061F+8261F。1229レ(土曜休日E64運用)。

4000形4056F。1238レ(土曜休日E25運用)。

海老名検車区にはなぜか東京地下鉄16000系16123Fが留置されていました。隣のロマンスカーMSE60000形は予備車両となっている60253Fです。

このあとは休憩時間をとって今度は本厚木へ(各駅停車は撮影しておりません)。

ロマンスカーEXE30000形30054F+30254F。0363レ(土曜休日N45N65運用)。

1000形1066F+3000形3266F。1241レ(土曜休日E17運用)。ロマンスカー発車直後の関係で1番ホームに入線。

ロマンスカーMSE60000形60053F+60255F。0421レ(土曜休日N21N71運用)。

8000形8055F+3000形3262F。1243レ(土曜休日E19運用)。

8000形8051F+3000形3254F。1245レ(土曜休日E37運用)。『スーパーはこね』の通過待避のために1番ホームに入線。まれに本厚木でのロマンスカー通過待ちもあるようですね。

ロマンスカーVSE50000形50001F。0713レ(土曜休日N52運用)。

1000形1095F(元1056F+元1256F)。1247レ(土曜休日E27運用)。10両固定編成のリニューアル車、9日は平日E19運用だったのですが、同日の平日C11運用に入っていた4062Fと車両交換して運用を離れ喜多見検車区に臨時回送されました。10日は土曜休日E26運用にて出庫。再出庫も順当で新百合ヶ丘(OH23)8番留置の運用だったので、11日はそのまま土曜休日E27運用に流れた形となっています。
ロマンスカーEXE30000形30257F。0315レ(土曜休日N63運用)。

4000形4056F。1249レ(土曜休日E25運用)。

ロマンスカーLSE7000形7004F。0017レ(土曜休日N31運用)。

次の1251レ(土曜休日E33運用)は撮影に失敗。8000形8064F+8252Fの充当でした。

4000形4064F。1253レ(土曜休日E20運用)。

ロマンスカーMSE60000形60254F。0403Mレ(土曜休日N74運用)。

3000形3092F。1255レ(土曜休日E23運用)。

8000形8058F+8260F。3001レ(土曜休日E35運用)。ここでようやく下りの快速急行登場。

ロマンスカーEXE30000形30056F+30256F。0119レ(土曜休日N41N61運用)。

3000形3094F。1257レ(土曜休日E65運用)。

4000形4060F。3003レ(土曜休日E13運用)。

ロマンスカーEXE30000形30052F+30252F。団8001レ(臨時N46N66運用)。お目当ての『ロマンスカーで行くでしょー号』が本厚木の1番ホームに入線。とりあえず失敗は免れた感じです。

ヘッドマークのアップを撮影。なかなかいいデザインですね。私はかなり気に入っています。

愛称表示器には『特別団体専用』が掲出されています。

側面の行先表示器にも『特別団体専用』。当初は『回送』表記で入線かと思っていましたが『特別団体専用』のままだったので良かったです。

30052F+30252Fは多くの人々に見送られ、一度伊勢原へと臨時回送されていきました。

本厚木の上下ホームにはこのような横断幕も掲出されていました。『あゆコロちゃん』もいますよ~。

このあと私は1000形1054F+1254Fの1259レ(土曜休日C14運用)に乗って伊勢原へ。

下車すると1番ホームに小休憩していた30052F+30252Fを確認。そのあと海老名検車区へ帰っていきました。12時30分頃の出発でした。

最後までこの記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。