2017年1月31日

小田急電鉄ロマンスカー『EXEα』30000形30051F+30251Fは3月1日の『はこね41号』から運用開始へ

小田急電鉄ロマンスカー『EXE』30000形をリニューアル改造した『EXEα』の30051F+30251Fが2017年3月1日より営業運転に入ることが発表されました。営業運転初日は新宿(OH01)16:30発の下り『はこね41号』(0041レ:平日N46N66運用)となります。なお同編成の3月いっぱいの運用予定が小田急電鉄HPに公開されており、平日・土曜休日ともに3運用で限定されるようです。
▲ロマンスカー『EXE』から『EXEα』にリニューアルされた30000形30051F+30251Fは1番列車として夕方の0041レ(平日N46N66運用)から営業運転に入る。同編成の運用は3月中に限り他形式の代走を含めて限定運用となるようだ。

同編成の運用は3月いっぱいは以下のローテーションで運用に入るようです。基本的には同形式の定期運用(30051F+30251Fのみ平日N43N63運用・平日N44N64運用・平日N46N66運用、土曜休日N44N64運用・土曜休日N45N65運用のいずれか)に入りますが、土曜休日ダイヤにおいては一部で所定のロマンスカーMSE60000形の定期運用(現在の土曜休日N23N73運用)を代走することとなっています。撮影や乗車・録音をされる際の参考資料になさってください(ただしこれらの運用はすべて2017年1月31日時点でのもの)。ただし人身事故などの運転状況によって運用が変わる場合や運休となる可能性もありますのでご了承ください

【ロマンスカー『EXEα』30000形30051F+30251Fの運用表】  ※青色・・・平日、赤色・・・土曜休日
01日・・・③  02日・・・①  03日・・・②  04日・・・④  05日・・・⑤  06日・・・③  07日・・・①  08日・・・③
09日・・・①  10日・・・②  11日・・・⑤  12日・・・⑥  13日・・・③  14日・・・①  15日・・・②  16日・・・①
17日・・・  18日・・・⑥  19日・・・⑤  20日・・・⑥  21日・・・③  22日・・・①  23日・・・②  24日・・・①
25日・・・⑤  26日・・・⑥  27日・・・③  28日・・・①  29日・・・③  30日・・・①  31日・・・②

①・・・平       日N43N63運用    ②・・・平       日N44N64運用    ③・・・平       日N46N66運用
④・・・土曜休日N44N64運用    ⑤・・・土曜休日N45N65運用    ⑥・・・土曜休日N23N73運用
検・・・交番検査のため終日運用なし
※ただし1日のみ③の0041レからロマンスカー『EXEα』の運用を開始
運用は2017年1月31日現在のもの。⑥は通常はロマンスカーMSE60000形の定期運用

【備考1】  駅名表記について
宿・・・新宿(OH01)、成・・・成城学園前(OH14)、町・・・町田(OH27)、大・・・相模大野(OH28)、藤・・・藤沢(OE13)、江・・・片瀬江ノ島(OE16)、海・・・海老名(OH32)、厚・・・本厚木(OH34)、足・・・足柄(OH46)、小・・・小田原(OH47)、湯・・・箱根湯本(OH51)

【備考2】  記号について
☆・・・相模大野で解放 ★・・・相模大野で連結 〈     〉・・・括弧内当該運用  ◎・・・全区間6両編成

※備考3※
【列車番号について】
・回送列車の発車時刻・到着時刻は不明のため0000で表記してあることに注意。
・相模大野で分割併合を行う『さがみ・えのしま』の『えのしま』は江ノ島線内の列車番号を記載。

①平日N43N63運用
【海老名検車区出庫】
海0000→回送→町0000
町0612→0164→宿0659
小0833←0357←宿0715
小0844→0274→宿0959
成0000←回送←宿0000
【喜多見検車区入出庫】
成0000→回送→宿0000
小1306←0367←宿1150
小0000→回送→足0000
【足柄構内留置線入出庫】
小0000←回送←足0000
小1420→0380→宿1538
小1705←0371←宿1550  ☆〈N63〉
江1654←0571←宿1550  ☆〈N43〉
江1726→0582→宿1835  ★〈N43〉
小1723→0382→宿1835  ★〈N63〉
藤1947←0981←宿1845
藤0000→回送→宿0000
小2217←0613←宿2100
小2226→0396→宿2339
町2422←0625←宿2353
海0000←回送←町0000
【海老名検車区入庫】

②平日N44N64運用
【海老名検車区出庫】
海0000→回送→大0000
藤0000←回送←大0000
藤0614→0766→宿0712
湯0901←0783←宿0727
小0000→回送→足0000     〈N44〉
【足柄構内留置線入出庫】     〈N44〉
小0000←回送←足0000     〈N44〉
湯0918→0004→宿1058
湯1237←0117←宿1110
小0000→回送→足0000       〈N44〉
【足柄構内留置線入庫】         〈N44〉
湯1246→0020→宿1418   ◎〈N64〉
湯1556←0033←宿1430   ◎〈N64〉
【足柄構内留置線出庫】         〈N44〉
小0000←回送←足0000       〈N44〉
湯1618→0792→宿1749
湯1932←0601←宿1800
湯1946→0048→宿2118
小2247←0615←宿2130
小0000→回送→海0000
【海老名検車区入庫】

③平日N46N66運用
【海老名検車区出庫】
海0000→回送→大0000
大0610→0362→宿0641
湯0840←0781←宿0700
湯0849→0202→宿1020
成0000←回送←宿0000
【喜多見検車区入出庫】
成0000→回送→宿0000
湯1757←0041←宿1630
湯1820→0142→宿1950
小2120←0609←宿2000
小2139→0292→宿2253
厚2349←0981←宿2303
厚0000→回送→海0000
【海老名検車区入庫】

④土曜休日N44N64運用
【海老名検車区出庫】
厚0000←回送←海0000
厚0712→0164→宿0759
小0927←0359←宿0800  ☆〈N64〉
江0916←0559←宿0810  ☆〈N44〉
江1030→0576→宿1138  ★〈N44〉
小1019→0376→宿1138  ★〈N64〉
小1306←0367←宿1150  ☆〈N64〉
江1252←0567←宿1150  ☆〈N44〉
江1430→0582→宿1538  ★〈N44〉
小1420→0382→宿1538  ★〈N64〉
小1709←0371←宿1550  ☆〈N64〉
江1652←0571←宿1550  ☆〈N44〉
江1805→0588→宿1913  ★〈N44〉
小1752→0388→宿1913  ★〈N64〉
小2045←0607←宿1930
小0000→回送→海0000
【海老名検車区入庫】

⑤土曜休日N45N65運用
【海老名検車区出庫】
小0000←回送←海0000
小0814→0072→宿0928
小1056←0363←宿0940
小0000→回送→足0000
【足柄構内留置線入出庫】
小0000←回送←足0000
小1130→0078→宿1253
湯1439←0127←宿1310
湯1448→0028→宿1618
湯1800←0041←宿1630
湯1815→0142→宿1948
小2124←0609←宿2010
小2135→0396→宿2253
厚2355←0621←宿2310
厚0000→回送→海0000
【海老名検車区入庫】

⑥土曜休日N23N73運用
【海老名検車区出庫】
海0000→回送→大0000
大0703→0362→宿0738
湯0933←0005←宿0800
湯0945→0006→宿1118
湯1256←0021←宿1130
湯1319→0790→宿1458
湯1637←0135←宿1510
湯1648→0036→宿1818
湯1959←0903←宿1830
湯2012→0250→宿2148
厚2253←0617←宿2210
厚0000→回送→海0000
【海老名検車区入庫】

2017年1月30日

東京急行電鉄5000系6扉車組み込み編成、残りは3編成に

2016年1月から始まった東京急行電鉄田園都市線の5000系6扉車組み込み編成の全車4扉車化が進んでいますが、2017年1月30日現在でも6扉車組み込みで残っている編成がいます。それは5105F・5108F・5110Fの3編成のみです(つまり残りの6扉車は3編成分の9両である)。


▲数少ない6扉車組み込み編成の5105F・5108F・5110F。現在でも6扉車組み込みの状態で運用が続いているが最後まで6扉車組み込み編成で残るのは果たしてどの編成になるのだろうか。

▲2017年1月上旬まで5106Fの編成中間に連結されていた6扉車。総合車両製作所横浜事業所へ輸送されずに長津田車両工場から搬出されて解体された(写真は旧サハ5406・旧サハ5506)。

この3編成についても順次4扉車に置き換えていくものと思われます。当初は5120Fから逆連番で置き換えられていくと思われていましたが、5114Fの分が飛ばされた(ただし5114Fは2016年12月に全車4扉車化された)のを機に6扉車の置き換えは初期編成にもおよび、現在では5105F・5108F・5110Fの3編成を除く各編成の4扉車化が完了しています。また6扉車の置き換えとともに車内LCD旅客案内表示器が従来の15インチ2画面から17インチワイド2画面に変更されているため、従来の15インチの車内LCD旅客案内表示器を搭載する編成も5105F・5108F・5110Fの3編成を残すのみとなっています。この3編成に連結されている6扉車の置き換えは3編成分で一気に行われるのか、2編成分と1編成分に別々に分けて行われるのか注目です。もしかすると今年度中に6扉車の置き換えが終わる可能性があり、来年度以降は田園都市線内でのホームドア設置が進行しそうです。

2017年1月28日

東日本旅客鉄道南武線で唯一の209系2200番台が引退、E233系0番台が南武線に!?

2017年1月28日現在、東日本旅客鉄道南武線では中原電車区所属の209系2200番台横ナハ53編成とE233系8000番台の2系列が運用されていますが、そのうち前者の209系2200番台の最後の1編成がE233系に置き換えられることが横浜支社から発表されました。今後の同編成の動きが注目されます。
▲主力車両のE233系8000番台(写真右側)に混ざって南武線で孤軍奮闘を続けていた209系2200番台横ナハ53編成(クハ209-2202以下6両:元0番台宮ウラ24編成)がついに引退へ。今後は廃車解体になるものと思われ、南武線は浜川崎支線を除きE233系に統一される。

南武線では昨年1月上旬に同線向け205系1200番台横ナハ46編成(クハ205-1201以下6両)がさよなら運転を行ったのち、長野総合車両センターへ配給輸送され廃車となり、同線向け205系0番台・1200番台はすでに消滅していますが、209系は4編成のうち3編成(0番台横ナハ32編成[クハ209-68以下6両]を含む)が廃車されましたが、唯一2200番台横ナハ53編成だけ廃車されずに残存していました。E233系8000番台35編成の投入後も209系2200番台の横ナハ53編成は不定期ながらも南武線で運用を続け、レア車両として孤軍奮闘をしていました。しかし今回はその編成もE233系に置き換えられて引退し、廃車となることが予想されます。記録はお早めに。

★E233系0番台青編成(6両1編成)が豊田車両センターから中原電車区に転属へ★

▲南武線に投入されるE233系は8000番台と編成形態やパンタグラフの位置が同じ0番台青編成の6両1編成が南武線向けに転用される。当該車両はラストナンバーの八トタ青670編成の模様だ。

209系2200番台横ナハ53編成の代替で導入されるE233系は新製車両ではなく転用車両によってまかなわれることになりそうです。参考情報から『2008年3月  新製  青梅線・五日市線で走行』とあることから、豊田車両センターのE233系0番台八トタ青670編成(クハE233-70以下6両)から転用されるようです。0番台は運用線区の関係で各車両の1ヶ所の扉を除いて閉め切ることのできる『3/4閉スイッチ』や半自動ドアスイッチが設置されているほか、車内LCD旅客案内表示器(0番台のものは15インチで8000番台の17インチとは異なるもの)が設置されています。そのため改造工事は大規模なものとはならないものとみられます。なお転用車両に選ばれた編成は南武線への転用改造工事を行い、女性専用車ステッカーの撤去、ラインカラーの張り替え(先頭車のみ『NAMBU LINE』などのロゴ入り、ただし0番台と8000番台では前面帯の配置が異なる)、青編成時代に使用していた6号車のクハE232形500番台の電気連結器の撤去(今後は車両番号と編成番号の処遇にも注目)などが施工されるものとみられます(最小限の転用工事が予想されるためか、座席モケットや車内LCD旅客案内表示器は存置するものと思われる。ただし半自動ドアスイッチの処遇には注目)。新製の8000番台とは異なり、外観上は列車番号表示器の位置が異なっていたり、ホーム検知装置が設置されていないなどの0番台仕様となっていることから、今後は南武線向けE233系の異端編成として注目を浴びることは間違いないでしょう。南武線向け転用編成は2017年3月15日から同線で運用を開始する予定となっています。

E233系0番台の青編成といえば登場当初は6両13編成、4両10編成の陣容でしたが、4両編成・6両編成ともに2編成ずつが余剰で中央快速線向けに転用され、これが現在の八トタH58編成・八トタH59編成(クハE233-58以下10両・クハE233-59以下10両)となっていますので、2017年1月現在では6両11編成・4両8編成となっています。このように青梅線・五日市線での運用数削減で一部編成が中央快速線向けに転用されたケースはありますが、車両自体が全く別の車両センターや中央快速線以外の路線へ転属したことは一度もありませんでした。今回の0番台1編成の南武線転用はその編成にとっても、E233系0番台にとっても初めての他路線・他の車両センター(すなわち豊田車両センターから中原電車区、ただし他の区分番台では近郊形の3000番台による転属の例があり元田町車両センター所属編成の国府津車両センターへの転属および元高崎車両センター所属編成の国府津車両センターおよび小山車両センターへの転属があった)への転属となりますので、いろいろ注目が集まると思います。

追記になりますが、この元0番台八トタ青670編成は改番され、新たに1号車側からクハE233-8570(元クハE233-70)+モハE233-8570(元モハE233-70)+モハE232-8570(元モハE232-70)+モハE233-8770(元モハE233-270)+モハE232-8770(元モハE232-270)+クハE232-8528(元クハE232-528)となっています。つまり従来の番号に『8500』(6号車のみ『8000』)が追加されたようです。そのため同編成は『E233系8500番台』を名乗るものとみられます。編成番号については従来の『70』を使用せず、『N36』の表記に変更されたようです。この『横ナハN36編成』はすでに中原電車区に新製配置されているE233系8000番台の続番ですが、側面の番号に元八トタ青670編成時代の『70』が使われていることや、青梅線・五日市線の運用時に使用されていた半自動ドアスイッチが撤去されずに存置されているのが特徴です。そのため元0番台八トタ青670編成は『8500番台横ナハN36編成』になったようです。なおもとの0番台と新製配置の8000番台で帯配置が異なるということから注目されていた前面帯ですが、新製8000番台と同じ帯配置となりました。

2017年2月3日情報更新。転属当該となる元八トタ青670編成と改番前後の状況を追記しました。

【参考資料】E233系0番台八トタ青670編成時代の組成表  ※左側が1号車寄り
〈改番前〉
クハE233-70+モハE233-70+モハE232-70+モハE233-270+モハE232-270+クハE232-528
〈改番後〉
クハE233-8570+モハE233-8570+モハE232-8570+モハE233-8770+モハE232-8770+クハE232-8528

2017年1月27日

東京地下鉄半蔵門線で希少車両などの注目車種に出会う

1月27日は小田急電鉄小田原線だけでなく東京地下鉄千代田線・半蔵門線を利用。そのうち半蔵門線を利用したときのことです。

東武鉄道30000系31609F+31409F。A858T列車(平日58T運用)。なんと偶然にも東武鉄道スカイツリーラインに残る30000系に出会いました。せっかくなので九段下(Z-06)で撮りました。

続いては正午前の神保町(Z-07)にて。

東京急行電鉄5000系5109F。B1023K列車(平日23K運用)。6扉車組み込みの編成は残り3編成(5105F・5108F・5110Fのみ)となっています。

東武鉄道50000・50050系51062F。A1052T列車(平日52T運用)。なんと『東京スカイツリー天望歌舞伎』の前面ラッピングを施した編成に出会いました。

前面部にラッピングを施したため車番『51062』・『50062』の位置が変更されています。

東京急行電鉄8500系8642F。B1133K列車(平日33K運用)。2種類のVVVFインバータ試験車両が連結されている8500系のラストナンバー(サークルK)に出会いました。
東武鉄道50000・50050系51056F。A1050T列車(平日56T運用)。『クレヨンしんちゃんラッピングトレイン』の風間くんバージョンの51056Fに出会いました。これで撮影は以上です。

余談ですが、鷺沼検車区所属の8000系8104Fの種別行先案内表示器が3色LED式からフルカラーLED式に変更されたことを確認しました。現段階で8102F・8104F・8110F・8112F・8114F・8116F・8117F・8118F・8119Fの9編成、全体の約半数の編成の種別行先案内表示器がフルカラーLED化されたことになります。

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2017.01.27 運用開始2日目で1096Fに出会う~

本日1月27日は大学のため小田急電鉄小田原線を利用、その際に上り列車を伊勢原(OH36)で撮影してきました。

1000形1063F+3000形3265F。1030レ(平日E11運用)。1000形4両編成のリニューアル車両は現在では3編成(1057F・1063F・1066F)が運用されています。大野総合車両所に入場している1064Fでも重要部検査を兼ねてリニューアルされるものとみられます。

8000形8065F+8265F。1032レ(平日E35運用)。普段ならこの列車に乗るのですが、今回はあえて乗らずにそのまま見送ることにしました。実は運用を開始したばかりのあの編成を狙うためです。

3000形3095F。4006レ(平日E31運用)。

1000形1096F(元1052F+元1252F)。1034レ(平日E63運用)。26日の平日E62運用から営業運転を開始した1096F。私は「27日はおそらく平日E63運用、すなわち1034レで来るだろう」と予想して待機していたところ、見事に予想が的中。運用が無事に順当に流れ、運用開始2日目で1096Fに出会うことができました。わざわざ乗車する列車を1032レから変更した甲斐がありましたぁ。本日はこれに乗って代々木上原(OH05, C-01)まで移動しました。


せっかくなので側面と車内の車番『1096』を撮影。もともとは『1052』という車番でしたね。

続いては夕方前の新宿(OH01)にて。

1000形1096F(元1052F+元1252F)。1237レ(平日E63運用)。この運用最後の充当列車は1232レの折り返しとなる1237レということで、あえてその列車に時間を合わせて乗ることにしました。写真を見る限りでは連結器の形状がクハ1096(元クハ1052)側と異なるのが分かります。前照灯と尾灯が同時に点灯している状態で撮れました(撮影の際に、たまたまこの列車の運転士の方が前照灯をサービスで点灯してくださったので、そのおかげで撮れたのかもしれません)。

最後に伊勢原で下車した際にもう1枚撮って終了としました。去年8月から運用を開始した1095Fのときにも運用開始2日目で乗車できたのですが、1096Fのときにも運用開始2日目で乗車できたので本当に本当にラッキーだったな、としみじみ感じます。余談ですが28日の1000形10両固定編成のリニューアル車両の運用予想をしてみましたので、撮影・乗車などをされる際にはあくまで参考程度に願います。

※おまけ※

1000形1096Fの1237レに乗車した際に、登戸(OH18)の下り1番ホーム設置に伴う工事の様子を観察していたら、下りホームの小田原(OH47)寄りの3両分(約60m)が撤去されていたようです。新宿寄りに3両分のホームを延伸した際には小田原寄りの3両分は立入禁止となり、それと同時に列車の停止位置が変更されていましたが、そのときに工事中のホーム部分は一切撤去されていませんでした。今後は1番ホームにも対応するホームが設置されるものとみられます。

★28日の1000形リニューアル車両運用予想★  ※10両固定編成のみ、太字は順当の場合の運用
【1095F】  ※27日は平日E37運用で確認
28日・・・土曜休日E11運用3004レ)・土曜休日E25運用(1238レ1506レ)のどちらか
【1096F】  ※27日は平日E63運用で確認
28日・・・土曜休日E64運用1220レ3059レ

さらにおまけ
【1057F】  ※27日は平日E36運用で確認
28日・・・土曜休日C11運用・土曜休日E16運用・土曜休日E18運用・土曜休日E32運用・土曜休日E37運用のいずれか
【1063F】  ※27日は平日E11運用で確認
28日・・・(再出庫がなければ)土曜休日C12運用・土曜休日E12運用・土曜休日E26運用・土曜休日E61運用のいずれか
【1066F】  ※27日は平日E62運用で確認
28日・・・土曜休日E63運用1000レ1319レ

2017年1月26日

東日本旅客鉄道E233系3000番台横コツE-53編成が郡山総合車両センターへ

2017年1月25日、東日本旅客鉄道E233系3000番台横コツE-53編成(元東チタNT51編成:クハE233-3503以下5両)が所属先となる国府津車両センターから郡山総合車両センターまで配給輸送され入場しました。今後の同編成の動きが注目されます。

▲長岡車両センターの赤いEF81形にエスコートされ、E233系3000番台の運用範囲の北端となる宇都宮線の黒磯を越えて東北本線の交流区間に初めて姿を現した横コツE-53編成。ちなみにこの横コツE-53編成がかつて『東チタNT51編成』として新製出場したときに赤いEF81形(このときは134号機)に牽引されたことがある。

牽引機は長岡車両センターのEF64形1000番台(定番は1030号機・1031号機・1032号機)ではなくEF81形141号機でした。入場先の郡山総合車両センターで何らかの工事が行われるものと思われます。今回配給輸送されたE233系3000番台は直流の近郊形電車で途中の黒磯以北の東北本線は交流電化区間となる(電化方式が異なる)ことから、13号車に搭載されているモハE233-3603のパンタグラフ(予備を含む2基)は下ろされたまま、すなわち交流区間でパンタグラフが上がらないように固定した状態で輸送されました。ちなみにこの編成はもともと旧田町車両センター(現在の東京総合車両センター田町センター)に新製配置され、当時は『東チタNT51編成』を名乗っていました。その編成が当時の『東チタNT1編成』(現在の横コツE-03編成)とともに旧新津車両製作所(現在の総合車両製作所新津事業所)を新製出場した際に赤いEF81形(このときは134号機)の牽引で配給輸送されていたことがあります

★編成形態★  ※機関車側が進行方向
EF81形141号機+[横コツE-53編成]クハE233-3503+サハE233-3003+モハE233-3603+モハE232-3603+クハE232-3503

小田急電鉄1000形1096F(元1052F+元1252F)が営業運転に入る

2017年1月26日の平日E62運用(4000レ1105レ)より、小田急電鉄1000形の元1052F+元1252Fにリニューアル更新工事を施工し10両固定編成化した『1096F』が営業運転に入りました。10両固定編成に改造された1000形リニューアル車両は元1056F+元1256Fから改造の『1095F』に続き2編成目です。
▲元1052F+元1252Fから改造された『1096F』がついに始動。運用開始前日の25日に小田原線で試運転を行っていた。ちなみに1096Fの小田原(OH47)寄りの6両は元1252Fで1989年(昭和64年、すなわち平成元年)に日本車両製造豊川製作所で製造され『昭和64年  日本車輛』の銘板があった。

▲元1252Fの車内の『昭和64年  日本車輛』の銘板。リニューアル更新工事に伴って消滅した。

1096Fは従来の10両固定編成の1091F~1094Fと10両固定編成化されたリニューアル車両1095Fの続番で、こちらも1095Fと同じく製造先が小田原寄りの6両(クハ1496+デハ1446+サハ1396+デハ1346+デハ1246+サハ1296)と新宿(OH01)寄りの4両(サハ1196+デハ1146+デハ1046+クハ1096)で異なり、前者は元1252Fで日本車両製造豊川製作所、後者は元1052Fで当時の東急車輛製造横浜製作所(現在の総合車両製作所横浜事業所)で製造されたものです。リニューアル内容は1095Fと同じではないかと思われます。ちなみに元1252Fは1989年(昭和64年、つまり平成元年)に製造された車両で車内に『昭和64年  日本車輛』と書かれた銘板がありましたが、今回のリニューアル更新工事に伴いその銘板は『小田急エンジニアリング』に代わって消滅しました。

26日の平日E62運用から営業運転を開始したので、明日27日は東京都千代田区の大学へ行く予定があり、もしも順当にいけば平日E63運用となり、1034レからスタートとなりますので、もしかしたら出会える可能性があります。27日は乗車列車を普段の1032レ(平日E35運用)からずらそうか悩みます・・・。

★1000形リニューアル車10両固定編成の運用予測(27日以降は予測です)★
1095F
26日・・・平日E36運用
27日・・・平日E16運用・平日E18運用・平日E32運用・平日E37運用のいずれか

1096F
26日・・・平日E62運用(※)
27日・・・平日E63運用

(※)もしも運用終了後に海老名検車区に臨時回送された場合は、その翌日に小田原へ臨時回送された場合(平日E63運用へ充当のため)を除き、海老名検車区出庫となり、平日E17運用・平日E21運用・平日E33運用・平日E34運用・平日E62運用のいずれかとなる。

2017年1月25日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2017.01.25~

本日1月25日は小田急電鉄小田原線を撮影。まずは伊勢原(OH36)にて。

1000形1095F(元1056F+元1256F)。1032レ(平日E35運用)。私は別の用事でこのあとの1000形1093Fの4006レ(平日E31運用)で移動しました。続いては午後の海老名(OH32)にて。

1000形1096F(元1052F+元1252F)。なんと海老名で偶然にも1096Fの試運転に遭遇。海老名3番ホームでは12時10分頃の通過でした。突然現れたので中途半端な写真になってしまいましたが、ホーム屋根の影を避けて撮ったので1096Fを間近で見られるとは思っていませんでした。撮影は以上です。朝と日中でいっぺんに2編成の10両固定編成化改造されたリニューアル車を見るとは・・・。

2017年1月24日

小田急電鉄4000形4059F、大宮総合車両センターで改造工事へ

2017年1月23日、小田急電鉄4000形4059F(小田原[OH47]寄りからクハ4559+デハ4509+デハ4409+サハ4459+サハ4359+デハ4309+デハ4209+デハ4109+デハ4009+クハ4059)が東日本旅客鉄道松戸車両センター(東マト)から大宮総合車両センターまで配給輸送されました。

▲4000形では4060Fに続き2編成目のCBTC設置改造およびワンマン運転対応の改造工事施工へ。

牽引機は長岡車両センターのEF64形1031号機が全区間を担当しました。今回の入場に伴う配給輸送は先に改造工事を施された4060Fと同じく乗り入れ路線の東京地下鉄千代田線でホームドア設置に伴うワンマン運転対応の改造工事と常磐緩行線で導入される予定のCBTC設置改造工事のためと思われます。出場後は前照灯のLED化や運転台のグラスコックピット化がなされるものとみられます。ちなみに4059Fは20日に『76S  回送』表示で喜多見検車区から新宿(OH01)折り返しで海老名検車区に臨時回送されていたことから、同日以降に配給輸送準備のために海老名検車区から松戸車両センターに臨時回送で向かったものとみられます。

▲大宮総合車両センターでの改造工事と常磐緩行線内での試運転を行ってから海老名検車区に戻ってきた4000形4060F(下り列車の車内より撮影。左端に車番の『4060』が見える)。よく見ると旅客用扉の下に新設のグレーの機器が見える。

▲4060Fの先頭車に新たに取り付けられた機器。車内の窓越しに望遠で撮影したので分かりにくいのだが、左側に『ATC/ATO』の文字が、右側に『扉閉制御切換器』の文字が確認できた。

実は私は1月20日の大学からの帰りのことでしたが、大宮総合車両センターから帰還した4000形4060Fが海老名検車区に留置されている姿を確認しました。よく見てみると新しいグレーの機器が設置されており、『ATC/ATO』と『扉閉制御切換器』とあることから、ワンマン運転対応改造工事とCBTC設置改造工事を併せて行った可能性がありますね。それ以外では運転台のグラスコックピット化や前照灯のLED化が施工されています。

※注意※
雑誌『鉄道ファン』のホームページにある鉄道ニュースでは15番目の編成である『4065F』が大宮総合車両センターへ配給輸送され入場した、との記事がありますが、正しくは『4065F』ではなく『4059F』ですのでお間違えのないように願います。なお4065Fは直近では通常の地下鉄直通運用に入っており、24日に海老名検車区出庫の平日C16運用(45E:4106レ~)、25日には松戸車両センター我孫子派出所出庫の平日C17運用(55E:4303レ)に入っていましたので(26日は地上運用で海老名検車区出庫の平日C18運用の可能性がある)、大宮総合車両センターに入場した編成とは異なります。

※2017年1月26日記事更新。大宮総合車両センター入場編成に関する注意書きを追加。

2017年1月21日

東武鉄道が2017年4月のダイヤ改正(有料特急列車)の概要を発表

東武鉄道が2017年4月21日(土曜休日ダイヤは22日)に実施するダイヤ改正の概要の一部を発表しました。改正路線は伊勢崎線(スカイツリーライン)・日光線と野田線(アーバンパークライン)の一部で主に特急列車の改正が紹介されています。
▲東武鉄道の有料特急列車(写真は100系『きぬ』『けごん』と200・250系『りょうもう』、3枚目のみ208Fの『普悠瑪(ぷゆま)』塗装)。これに新型車両500系『Revaty』が加わる。

東武鉄道では約26年ぶりの新型車両500系の運用を開始し、列車名称の前に『リバティ』を付した全列車(例:『リバティけごん』)と新たに設定される通勤特急タイプの『スカイツリーライナー』および野田線(アーバンパークライン)に直通する『アーバンパークライナー』の一部列車に使用されます。

『リバティ』を付する列車では『リバティけごん』・『リバティきぬ』と『リバティけごん』・『リバティ会津』の浅草(TS-01)~下今市(TN-23)間は6両編成として併結運転を行い、下今市で分割併合を行い、同駅から東武日光(TN-25)方面および鬼怒川温泉(TN-55)・新藤原(TN-57)方面および会津鉄道線の会津田島方面までは3両編成での運転とします。また『スカイツリーライナー』および『アーバンパークライナー』では上下1本ずつ(4号・5号)を除き500系で運用され、浅草発の『スカイツリーライナー』・『アーバンパークライナー』(大宮[TD-01]発の2号を除く)にせんげん台(TS-24)から乗車する場合、『アーバンパークライナー』の2号は春日部(TS-27, TD-10)から乗車する場合には特急券は不要で乗車券のみで乗車できます。またそれ以外では運転時刻や運転区間の変更が実施されるほか、停車駅追加による特急料金の一部改訂が予定されています。また一部列車が通過しているとうきょうスカイツリー(旧業平橋:TS-02)にすべての特急列車、一部の太田(TI-18)・赤城(TI-57)発着の『りょうもう』が通過している久喜(TI-02)にすべての『りょうもう』が停車するようになり、通勤や観光における利便性が向上します。

【500系『Revaty』定期運用列車】
浅・・・浅草、春・・・春日部、宮・・・大宮、野・・・野田市(TD-17)、運・・・運河(TD-19)、栃・・・新栃木(TN-12)、館・・・館林(TI-10)、光・・・東武日光、怒・・・鬼怒川温泉、藤・・・新藤原、島・・・会津田島

太字の列車は途中駅で分割併合を行う列車
[下り]
リバティけごん1号 浅0630→光0822
リバティ 会津101号 浅0630→島0945
リバティけごん3号 浅0700→光0856 (※1)
リバティ けごん11号 浅0900→光1054
リバティ 会津111号 浅0900→島1224
リバティけごん17号 浅1100→光1251
リバティ会津117号 浅1100→島1420
リバティけごん23号 浅1300→光1449
リバティけごん29号 浅1430→光1621
リバティ会津129号 浅1430→島1739
スカイツリーライナー1号 浅1730→春1806 (※2)
スカイツリーライナー3号 浅1830→春1906
リバティけごん47号 浅2000→光2158
リバティりょうもう43号 浅2000→館2112
アーバンパークライナー1号 浅2030→宮2128 (※3)
スカイツリーライナー7号 浅2030→春2106 (※1)
アーバンパークライナー3号 浅2130→宮2231 (※3)
アーバンパークライナー3号 浅2130→野2235 (※3)
スカイツリーライナー9号 浅2130→春2206 (※1)
アーバンパークライナー2号 宮2243→運2328 (※3)
リバティけごん257号 浅2250→栃2405

[上り]
スカイツリーライナー2号 春0536→浅0610
リバティけごん208号 栃0603→浅0733
リバティけごん14号 光0852→浅1045
リバティ会津114号 藤0826→浅1045
リバティけごん22号 光1039→浅1235 (※1)
リバティけごん28号 光1222→浅1415
リバティ会津128号 島1043→浅1415
リバティけごん32号 光1423→浅1616
リバティ会津32号 島1250→浅1616
リバティけごん40号 光1623→浅1815
リバティ会津140号 島1457→浅1815
リバティけごん48号 光1918→浅2115
リバティ会津148号 島1748→浅2115

(※1)・・・土曜休日運転 (※2)・・・土曜休日は100系で運転 (※3)・・・平日運転

東京地下鉄6000系6119Fが新木場CRへ廃車回送される

2017年1月20日、東京地下鉄綾瀬検車区所属の6000系6119Fが所属先から千代田線・有楽町線を経由して和光検車区新木場分室に併設された新木場CRまで回送されました。この編成は今後廃車除籍になるものと思われます。
▲20日午前は千代田線内を2往復する運用に入っていた6000系6119F。この数時間後に帰らぬ旅へ。

廃車回送された当日の朝は平日08S運用に充当され千代田線内を2往復していました。この編成はこのまま解体処分となるのか、それとも海外譲渡となりインドネシアのジャカルタに渡るのかが注目されます。これで残る6000系は6102F、6120F、6121F、6122F、6124F、6129F、6130F、6132Fの8編成(このうち小窓車は6121Fまでの3編成、大窓改造車は6122F以降の5編成)となりました。
▲06系・6000系の後継車両の16000系はさらに増備が進む。写真は2017年1月19日時点でのラストナンバーであった16131F。同系列は『5次車』となる16129Fから再び川崎重工業兵庫工場で製造されている。

また同日には川崎重工業兵庫工場から5次車の16000系16132Fが新製出場し所属先となる綾瀬検車区まで甲種輸送されています。これで16000系は残る5編成の出場を残すのみとなります。それ以外にも千代田線で運用される車両(小田急電鉄4000形と東日本旅客鉄道E233系2000番台)では千代田線のホームドア設置に対応する機器設置やCBTC設置準備工事などの動きが活発化しています。私が利用する小田急電鉄にも直通してくる車両ですから今後も千代田線関連の動きから目が離せなくなりそうです。

2017年1月20日

東京地下鉄15000系15114Fが日立製作所笠戸事業所を出場、甲種輸送される

2017年1月14日から16日にかけて、日立製作所笠戸事業所で製造された東京地下鉄15000系15114F(西船橋[T-23]寄りからクハ15114+モハ15214+モハ15314+サハ15414+モハ15514+サハ15614+サハ15714+モハ15814+モハ15914+クハ15014)が甲種輸送されていたことが分かりました。

▲深川検車区に15000系が増備されるのは2011年度(2012年)に製造された15113F以来で約5年ぶり。一部で仕様変更がなされているものと思われる。

最初に導入された15000系15101F~15113Fの13編成は05系初期編成(05-101F~05-113F)を置き換えるために製造されましたが(一部はインドネシアなどに海外譲渡、一部は千代田線支線向けに転用)、今回の15114Fは従来車両の置き換えではなく増発列車に対応するためと05系一部編成(05-119F~05-124F)や07系にも予定されている修繕工事施工における予備車両確保のためと思われます。制御装置にも変化があるのか気になるところですが・・・。

2017年1月19日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2017.01.19 4000形最新鋭に出会う~

本日1月19日は大学で小田急電鉄小田原線を利用。その帰りの出来事です。

ロマンスカー『EXEα』30000形30251F。相模大野(OH28)では30251Fが珍しく単独で上り通過線に進入してきました。突然現れたのでこの写真しか撮れませんでした・・・(ただし前回は満足いく写真が撮れたのでいいのですが)。ちなみに側面の行先案内表示器は『試運転』表示でした。『EXEα』となってクハ30251側から撮ったのは初めてです。続いては本厚木(OH34)にて。

2000形2055F(写真左側:6622レ[平日B18運用])と4000形4066F。上り発車標に『通過』の文字があったので、気になって待機していたところ、最新鋭の4000形4066Fの性能確認試運転にようやく出会いました。その前に2000形2055Fが6611レから6622レへ折り返しのために引き上げ線で待機していたため、10両フル編成で入れることはできず、このような写真になりました。

なお18日に重要部検査出場試運転を行った1000形1096F(元1052F+元1252F)は大野総合車両所に留置されたままで営業運転には入りませんでした。改造車両の都合で同編成の先頭車の連結器はクハ1496(元クハ1452:1094Fと同じ形状)とクハ1096(元クハ1052:1091F~1093F・1095Fと同じ形状)で異なっているようです。20日以降に運用復帰する可能性がありそうです(ちなみに大野総合車両所を出庫する運用は主にC11・E16・E18・E32・E37の各運用があり、再出庫からスタートの場合はE22・E28の両運用がある)。

東日本旅客鉄道209系500番台千ケヨM72編成が制御装置の機器更新工事へ

2017年1月16日、東日本旅客鉄道209系500番台千ケヨM72編成(クハ209-514以下8両)が所属先から秋田総合車両センターまで配給輸送されました。今後は千ケヨ34編成(クハ209-517以下10両)と同じく機器更新工事などのためと思われます。

▲209系500番台の機器更新工事は京葉線向けの千ケヨ34編成に続いて2編成目の施工となるが武蔵野線向けでは写真の編成が初めてとなる。武蔵野線向けの同系列は3編成と少数派である。

209系500番台の機器更新後は2000・2100番台(千マリ)や2200番台(横ナハ:現在は53編成のみ)と同じく三菱電機製IGBT素子VVVFインバータ制御で、私は機器更新されたあとの千ケヨ34編成にいきなり出会ったことがあります。いまだに500番台の機器更新車両に相当の違和感を覚えるのですが、それよりも中央・総武線向け(八ミツC501編成~八ミツC512編成・八ミツC516編成)、武蔵野線向け(千ケヨM71編成・千ケヨM73編成)で未更新車両の録音を進めたほうがいいのかもしれません。京葉線向けの209系500番台は今後も同線で運用を続けていくものと思われます。一方で武蔵野線向けについては205系0番台・5000番台(千ケヨ)の今後の動向が注目されますが、209系500番台は今後も武蔵野線や乗り入れ先の京葉線で運用を続けていくのでしょうか。

東武鉄道10000・10030系11437Fがリニューアル更新工事へ

2017年1月10日、東武鉄道10000・10030系11437F(浅草[TS-01]寄りからクハ11437+モハ12437+モハ13437+クハ14437)が津覇車輛に入場しました。リニューアル更新工事のためと思われます。

▲東向島(TS-05)で偶然出会った30番台車両で最後の未更新車両だった11437F。これで野田線(アーバンパークライン)向けとともに30番台車両のすべてがリニューアル車両に。

▲西新井(TS-13)に停車中のリニューアル車両である11433F。このときは後部2両に東上線から転属・復帰した11201Fが連結されていた。

▲4両固定編成で初めてリニューアル更新工事を受けていたのはこの11480Fであった。

これで10000・10030系の未更新車両は野田線(アーバンパークライン)向けを含めた50番台編成(2両固定編成・4両固定編成・6両固定編成)や11203F・11204F(2両固定編成)となっています。ただし東上線向け同系列リニューアル車両と異なりVVVFインバータ制御への更新はなされないものと思われます。

2017年1月18日

小田急電鉄4000形とロマンスカー『EXEα』30000形30051F+30251Fのこれまでの動き

2017年1月18日現在、小田急電鉄1000形・4000形・ロマンスカー『EXEα(エクセ  アルファ)』30000形30051F+30251Fの動きが活発化しています。一体どのような動きとなったのか見ていきます。
▲大宮総合車両センターを出場した4000形4060F。前照灯や運転台にも変化があった。

以前にも当ブログでお伝えした通り、昨年から東日本旅客鉄道大宮総合車両センターに改造工事のために入場していた4000形4060Fが1月12日に出場し、松戸車両センター(東マト)まで配給輸送されました。今回の入場で東京地下鉄千代田線のホームドア設置に伴うワンマン運転対応の機器と常磐緩行線に対応する『CBTC』が設置されたほか、前照灯のLED化や運転台のグラスコックピット化改造がなされるなど、後述の最新鋭4066Fと同様の仕様とするための工事が実施されていました。今後は残る14編成にもこのような改造工事が行われるものと予想されます。
▲1枚目は本厚木(OH34)2番ホームを通過するロマンスカー『EXEα』、2枚目は上り3034レ(平日E62運用)と0380レ(平日N43N63運用)を待避するため伊勢原(OH36)4番ホームにゆっくりと進入するロマンスカー『EXEα』。

12日・13日・16日には小田急電鉄ロマンスカー『EXE』から『EXEα(エクセ  アルファ)』となった30000形30051F+30251Fが小田原線海老名(OH32)~小田原(OH47)間で3往復の試運転を実施しました。実際に私が確認・撮影したのは2往復目と3往復目で16日には往復での撮影ができました。なお現在では海老名検車区ではなく大野総合車両所に留置されています。今後は2月12日に新宿(OH01)→唐木田(OT07)で30051F+30251Fを使用した試乗会が実施されるほか、喜多見検車区唐木田出張所では撮影会も実施されます。
▲海老名検車区構内で留置されていた4000形4066F(写真右側)とロマンスカー『EXEα』30000形30051F+30251F(写真左側)。

17日・18日には4000形最新編成の4066Fが海老名~小田原間で試運転を行いました。この編成は4065Fまでの各編成と異なり、新製当初より東京地下鉄千代田線のホームドア設置に伴うワンマン運転対応の機器と常磐緩行線で使用される予定の『CBTC』を搭載しているほか、両先頭車のほか中間の6号車・7号車(デハ4316・デハ4216)に車椅子スペース兼ベビーカースペースが設置されています。また前照灯が同形式で初めてLED化されたほか、運転台が初めてグラスコックピット化されています(前述の4060Fでは大宮総合車両センターで改造されたものである)。
▲大野総合車両所構内に留置されていた1000形1096F(元1052F+元1252F)。

18日には大野総合車両所にリニューアル更新工事と重要部検査を兼ねて入場していた1000形の元1052Fと元1252Fを10両固定編成化改造した1096Fが出場、こちらは相模大野(OH28)~小田原間で試運転を実施しました。性能確認試運転を繰り返し行っていた1095F(元1056F+元1256F)とは異なり重要部検査出場で済むものと思われ、近く営業運転に復帰する可能性が高いですね。この編成の改造出場で2016年度分のリニューアル更新工事(10両2編成[実質は元4両+元6両の10両固定編成化改造])は終了し、現在では1064Fがリニューアル更新工事のために大野総合車両所に入場しているため、1064Fからは2017年度分のリニューアル対象に含まれるものと思われます。

2017年1月16日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2017.01.16 『EXEα』のリベンジ撮影へ~

本日1月16日は小田急電鉄小田原線を撮影しました。まず午前の分は伊勢原(OH36)にて。

3000形3273F。6809レ(平日A15運用)。朝はこの1枚だけです。

このあと1000形1066F+3000形3274Fの1032レ(平日E35運用)に乗車。海老名検車区ではロマンスカー『EXEα』の30000形30051F+30251Fと4000形最新編成の4066F(写真右側)が4063F(架線柱とかぶっていますが)を挟むようにして留置されていました。続いては向ヶ丘遊園(OH19)にて。
東京地下鉄6000系6122F。1807レ(平日15S運用)。引退が迫る貴重な6000系に出会いました。

午後の分は本厚木(OH34)にて。

ロマンスカーEXE30000形30054F+30254F。0121レ(平日N41N61運用)。『EXEα』になる前の姿もきっちり記録。録音をする場合は電動車(2号車デハ30500、5号車デハ30200、8号車デハ30100)の台車上の席を確保しておくといいでしょう。

8000形8057F+8257F。1215レ(平日E13運用)。

ロマンスカー『EXEα』30000形30051F+30251F。またしてもロマンスカー『EXEα』の試運転を撮影。今度は前回分よりもうまく撮れました。前面部の『ROMANCECAR EXEα』のロゴが確認できます。前面部のLED式愛称表示器は残念ながら撤去されたようですね・・・。

1000形1095F(元1056F+元1256F)。3013レ(平日E20運用)。今度は昼食休憩を挟み、再び伊勢原にて。

ロマンスカーEXE30000形30254F。0024レ(平日N61運用)。先程の0121レと異なり、4両編成の30054Fを足柄(OH46)の構内留置線に留置させ、折り返しの列車は写真の6両編成の30254Fのみで運転。6両編成で運転される列車は平日では0020レ0033レ(平日N64運用)、0024レ0037レ(平日N61運用)となっています。0033レ0037レの折り返しでは小田原(OH47)で再び4両編成との連結に戻ります。

8000形8066F+8266F。1232レ(平日E63運用)。

ロマンスカー『EXEα』30000形30051F+30251F。日差しが出ていたので逆光気味だったのですが、復路の撮影にも成功(しかも10両フル編成では初めて)。ちなみにこの復路では伊勢原4番ホームに入線し、4000形4051Fの3034レ(平日E62運用)とロマンスカーEXE30000形30052F+30252Fの0380レ(平日N43N63運用)の両方を待避しました。そのためリニューアル前後の同形式の並びが見られたほか、ロマンスカー『EXE』の30052F+30252Fがロマンスカー『EXEα』の30051F+30251Fを抜かす光景が見られました。

伊勢原4番ホームに移動し小休止しているロマンスカー『EXEα』の30051F+30251Fを撮影。連結器はむき出しのままで、前照灯がLED化され、前面部の愛称表示器が撤去されたことにより、印象ががらりと変わりました。

前面部のロゴ。『ROMANCECAR EXEα』の文字がいいですね。

前照灯はシールドビームからLED式に。特急形車両で前照灯がLEDとなったのはロマンスカーMSE60000形60053F・60255F以来となります。

車番『30051』。同形式の車番はリニューアル前は旅客用扉付近にありましたが、リニューアル後は乗務員扉付近へ変更されました。他の中間車両でも車番表記の位置が変更されています。

旅客用扉はリニューアル時に変更されており、窓ガラスの形状が異なっています。また号車表示が変更され、側面部にロマンスカーMSE60000形と同じく『01』から『10』まで大きく表示されています。

このデッキには旅客用扉上部に監視カメラが新設されています(写真上部の四角く黒いもの)。

中間車にもこのようなロゴが確認できました。同形式のリニューアル前からオリジナルロゴを使用していたため、リニューアルとともに消滅するものとみられます。

側面の愛称行先案内表示器は明朝体の3色LED式からゴシック体のフルカラーLED式に。


30051F(写真右側)と30251F(写真左側)の連結部分。クハ30151の海側に小窓が設置されました。ただ転落防止放送は装備されず・・・。
車番『30251』。車番はほとんど変更されませんでしたが、3号車だけ『サハ30451』から『デハ30401』に変更されていることから、同車両のみ電動車になったものと思われます。
ロゴマークと車番。今後はこのスタイルを見かけることが多くなるでしょう。

最後に1枚撮影し、動画で記録しながら見送ってから帰宅しました。今回の三菱電機製SiC素子VVVFインバータ音は1000形リニューアル車とほとんど変わらず・・・。性能確認試運転はいつまで続けられるのかにも注目ですが、また機会があれば見てみたいですね。

※おまけ※

大野総合車両所内では1000形1096F(元1052F+元1252F)が重要部検査を受けてきれいになり、構内に留置されていました。近いうちに検査後の出場試運転を行ってから営業運転に入るものとみられます。なお改造後の車番である『1096』(元『1052』)なども確認できました。