2017年3月13日

東京地下鉄01系が約33年間の営業運転を終了

2017年3月10日のB1403列車(平日03運用)をもって東京地下鉄銀座線の最後の01系01-130Fが同線内での営業運転を終了しました。これにより3月13日以降は全定期列車が1000系となります。
▲銀座線の01系が定期運用を終え、3月12日の臨時列車でラストランとなった(ただし動態保存車両の01-101Fの3両を除く)。

同系列は営団地下鉄時代の5000系や6000系(ただし一部はいまだに現役で稼働中)といった、『X000系』シリーズから新たに『0X系』シリーズの系列名を採用し、丸ノ内線向け02系、日比谷線向け03系、東西線向け05系、千代田線向け06系(引退済み)、有楽町線(引退済み)・東西線向け07系、半蔵門線向け08系といった各系列に普及しました。最盛期には6両38編成(合計228両)が投入され、01-137Fは三菱電機製IGBT素子(2011年12月からはモハ01-237のみ三菱電機製SiC素子)、01-138Fは東芝IGBT素子(モハ01-238のみPMSMモーター)のVVVFインバータ制御車両も存在していました。最後まで残っていた01-130Fは2017年1月1日から『くまモン』ラッピング電車として2月24日まで運転されていました(写真)。