2017年6月24日

東武鉄道スカイツリーライン向け70000系、7月7日に営業運転を開始へ

2017年2月下旬ころから近畿車輛を新製出場し、増備が進む東京地下鉄日比谷線直通列車向けの東武鉄道70000系電車ですが、7月7日の七夕当日より自社のスカイツリーラインと乗り入れ先の日比谷線で営業運転を開始すると発表しました。
▲東京地下鉄日比谷線向けの東武鉄道側のニューフェイス、70000系のデビュー日は七夕当日の7月7日となった。『70000系』が『7』並びの『7月7日』に営業運転を開始、ということは何かしら『7』にこだわっている感じがするのは気のせいだろうか・・・。
▲東武鉄道70000系と共通設計の東京地下鉄13000系。現在では増備が進み、7両8編成(56両)が千住検車区に納車されている(3枚目は13101Fの試運転、4枚目は13106Fの甲種輸送)。

70000系の初営業列車は北越谷(TS-22)10:04発、中目黒(H-01)11:18着のA1021T列車(平日21T運用)で、日中時間帯は東武動物公園(TS-30)まで運用されるようです。平日21T運用の出庫は南栗橋車両管区春日部支所のため、朝方のA621T列車B821T列車で運用される20000・20050・20070系1編成と入れ替わるようにしてA1021T列車より70000系が営業運用に入るものと思われます。今年度の事業計画では営業運転を開始する編成を含め7両10編成(70両:71701F~71710F)が導入されることとなっており、2019年度までに7両22編成(154両:71701F~71722F)を導入する予定となっています。20000・20050・20070系は休車状態の編成を含めて8両24編成が在籍しているため、同系列をすべて置き換えるには2編成分足りませんが、70000系とほぼ共通設計の東京地下鉄13000系が廃車の進む03系よりも2編成多い44編成が導入されるため、その2編成分は13000系によって補うのでしょうか。70000系は13000系と共通設計ではあるものの、ドアエンジンが野田線(アーバンパークライン)向けの60000系と同じ、ドアチャイムが東武鉄道の新製車両では初めての3打式となるなど、13000系と異なる部分も随所にあってなかなか興味深い車両になりそうですね。