2017年6月7日

小田急電鉄が公式スマートフォンアプリ『小田急アプリ』の配信を開始

2017年6月7日から、小田急電鉄のスマートフォン向けの公式アプリである『小田急アプリ』の無料配信が開始されました。これにより列車車内や改札口の混雑状況などの確認がスマートフォンで可能となり、混雑の少ない車両への分散乗車などの情報収集に役立ちそうです。
▲写真は主力車両の3000形(旧東急車輛製造4次車の3654F)が厚木(OH33)に進入する様子を捉えたもの(2014年12月撮影)。この場合は厚木に各駅停車の種別色である青色の矢印が画面(イメージでは下り列車の矢印は下向き)に表示され、列車の現在位置などがこのアプリで分かるようになっている。発車標が設置されていない一部の駅での利用に便利だ。

このアプリでは列車のリアルタイムにおける走行位置や指定した駅の直近列車や接続列車などを表示し、それぞれの種別に応じた色(快速急行橙色急行赤色多摩急行桃色準急緑色各駅停車青色)で表示します。ただし特急ロマンスカーはロマンスカーVSE50000形のような白色に橙色で囲った矢印となります。列車の遅延状況については1分(『+1』)から細かく表示され、3分・5分遅延の場合は列車の矢印に『+3』・『+5』とそれぞれ表示されるようになっています。また災害発生時には小田原線・江ノ島線・多摩線各駅付近における避難場所を地図で表示するほか、家族などの所在地を確認できる機能を搭載しており、災害発生時に限り利用できます。遅延発生時には遅延状況をプッシュ配信により通知します(例:〇時〇〇分頃、〇〇〇駅で急病人の対応を行ったため、一部列車に遅れが出ています、など)。

ただし回送列車や試運転列車など乗車不可の列車はこのアプリで表示されないほか、人身事故などでダイヤが大きく乱れた場合は一部の機能が利用できない場合があります。また一部列車では列車の車内温度や混雑度が表示されることがあります。そのときは混雑度に応じて分散乗車などをするのに役立ちそうです。私はこのアプリをダウンロードするかどうか今のところ考え中です。