2017年7月29日

東京急行電鉄田園都市線の『グッチョイモーニング』ラッピング車を求めて

横浜市交通局ブルーラインで東京急行電鉄田園都市線のあざみ野(DT-16, B32)に到着した私は田園都市線を少しだけ撮ることに。運用を調べていると、土曜休日09K運用に『グッチョイモーニング』ラッピングを施された5108Fが充当されていて、ちょうど下り列車で運用されているというので、上りホームへ移動。

5000系5108F。009-121レ(土曜休日09K運用)。何度か練習撮影をしてついに『グッチョイモーニング』ラッピングを施され、『時差Bizライナー』に限定充当されていた5108Fを撮ることができました。意外にも4扉車に統一されたあとの5108Fを撮ったのは初めてでした。

側面部には大きく『グッチョイモーニング』のラッピングが。この編成はヘッドマークを装着し臨時45K運用で『ライナー』の固定表示のまま『時差Bizライナー』に入っていたようです。撮影は以上です。

※おまけ※

東武鉄道50000・50050系51057F。006-111レ(土曜休日06K運用)。練習撮影を開始した矢先に現れたのはなんと運転期間が延長された『クレヨンしんちゃん』のラッピング電車。しかもネネちゃんバージョンでした。

横浜市交通局ブルーラインを久しぶりに

本日29日はとある用事で茅ヶ崎市内に出かけていた私ですが、そのあとは東日本旅客鉄道東海道線・上野東京ラインを経由し戸塚(JT-06, JO-06, B06)で下車し横浜市交通局ブルーラインに乗車。その際に軽く撮影をしてきました。
3000形3461F。1006A列車(土曜休日06運用)。終着の新羽(B27)で快速に乗り継げます。

3000形3521F。1020B列車(土曜休日20運用)。

3000形3471F。1128A列車(土曜休日28運用)。途中の上永谷(B09)で快速と接続です。
3000形3591F。1004B列車(土曜休日04運用)。

3000形3561F。R1116A列車(土曜休日16運用)。今回はあざみ野(B32)に早く向かうためこれに乗って移動しました。戸塚から快速で約50分であざみ野に到着しましたが、上大岡(B11)から関内(B17)までの5駅連続通過、横浜(B20)から新横浜(B25)までの4駅連続通過はびっくりでした。

2017年7月28日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2017.07.28 検査明けの8054Fなどを目撃~

本日28日は小田急電鉄小田原線を新宿(OH01)で撮影(各駅停車は省略)。

ロマンスカー『LSE』7000形7004F。0041レ(平日N66運用)。平日N66運用を最古参のロマンスカー『LSE』が代走。しかも車輪検査を通した7004Fでした。

4000形4055F。3038レ3545レ(平日E17運用)。

8000形8054F+8254F。3538レ3037レ(平日E27運用)。なんと重要部検査を通した8054Fを目撃。そのあいだ8254Fは単独運用に入っていました。

4000形4058F。1238レ1703レ(平日E18運用)。大野総合車両所で初めてワンマン運転対応化工事を行っていた4058Fを目撃。よく見ると前照灯はLEDとなっており、一時的に試験運用していたとき以来となります。

ロマンスカー『MSE』60000形60051F+60251F。0328レ0573レ(平日N23N73運用)。短時間でしたが最古参のロマンスカー『LSE』や8000形8054F、4000形4058Fといった注目車種を見ることができました。ここでの撮影は終了です。私は偶然にも3040レ3039レ(平日E25運用)の1000形1096Fに乗ることができました。

2017年7月25日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2017.07.25 ロマンスカーのヘッドマーク車を集める~

本日25日は小田急電鉄小田原線を新宿(OH01)にて撮影。まずは朝の分です。

ロマンスカー『EXE』30000形30055F+30255F。0362レ0781レ(平日N46N66運用)。今朝は純粋な『EXE』のヘッドマーク車を撮りました。ちなみに『EXEα』の30051F+30251Fは0582レ0382レで確認、平日N43N63運用でした。

続いては夕方の分です。

ロマンスカー『VSE』50000形50001F。0032レ0045レ(平日N52運用)。重要部検査を通し営業運転に復帰した50001Fのヘッドマーク車を撮ることができました。この編成は検査を通してから21日の平日N52運用で復帰しました。今回はロマンスカーのみで撮影は以上です。

2017年7月24日

小田急電鉄ロマンスカー『NSE』3100形の中間車3両が解体されていた

2017年7月中旬ころ、小田急電鉄ロマンスカー『NSE』3100形の保存車両6両のうち、中間の3両が解体されていたことが分かりました。保存車両の解体は『HiSE』10000形に続いて2車種目です。
▲大野総合車両所構内の格納庫の中央に留置されているロマンスカー『NSE』3100形(写真中央付近)。喜多見検車区の車両留置スペースの確保のため、1000形6両編成の牽引により大野総合車両所に送り込まれ、同車両の保存は6両から半数の3両に減らされたのである。
▲7月上旬時点で解体線にいた『HiSE』10000形10001Fのうち2両。下り方の先頭車のデハ10011、中間車のサハ10003(写真)の順番で12日までに2両とも解体搬出されていた。現在では大野総合車両所構内に上り方先頭車のデハ10001のみが現役の車両群に混ざって留置されている。

今回中間車が廃車解体となったロマンスカー『NSE』3100形は2012年3月に現役を引退した『HiSE』10000形と異なり、中間のみの3両が解体処分とされ、先頭車2両と中間車1両の3両(解体処分前の保存車両の2分の1の両数)の保存となったようです。小田急電鉄の代名詞であるロマンスカーはすべて複数両が保存されていたことから、今後も一部保存車両の解体処分が進められるものと思われます。このために保存車両を終電後に喜多見検車区から大野総合車両所まで牽引する都合上から、1000形6両固定編成(ワイドドア車を除く:現時点でノーマルドアで単独運用となっているのは1253F・1254F・1255Fの3編成)の運用が一部で喜多見検車区を入出庫する運用などに限定されていたものと推測されます。

【速報版】西武鉄道20000系20106Fの『スナックワールド』ラッピング・ヘッドマーク車に出会う

2017年7月24日、西武鉄道新宿線の帰路でまさかの出会いが。
20000系20106F。2806レ2351レ。なんと一昨日の22日から運転を開始した『スナックワールド』のスタンプラリー開催に伴うラッピング・ヘッドマーク車に乗車できました。実はこの編成は今朝方に2754レで確認、南入曽車両基地に一旦入庫するため、再出庫運用を2806レだろうと予想したところ、見事に的中しました。
ヘッドマークのアップ。このラッピング・ヘッドマーク車は9月3日まで運転されるので、また機会があれば撮影したいです。
側面部はこんな感じです。帰宅時間に撮影したのであくまで速報版としてご覧ください。9月3日までのチャンスですので、20000系20104Fのヘッドマーク車や2000系2007Fのラッピング車とともに撮影しておきたいものです。

2017年7月22日

西武鉄道20000系20106Fが『スナックワールド』ラッピング電車に

2017年7月22日より、西武鉄道玉川上水車両基地所属で新宿線・拝島線系統を中心に運用されている20000系20106F(10両固定編成)が全編フル3DCGアニメーションで話題を集めている『スナックワールド』とコラボレーションしたラッピング・ヘッドマーク付き電車として運転を開始しています。
▲夏休み期間中の『スナックワールド』スタンプラリー開催に伴い『スナックワールド』のラッピング・ヘッドマーク車となった玉川上水車両基地所属の20000系20106F。

これは7月22日から9月3日までの期間中に『スナックワールド2017夏休み西武線スタンプラリー』を開催していることに伴うもので、今回の『スナックワールド』ラッピング・ヘッドマーク車は玉川上水車両基地に配置されている10両固定編成の20106Fが当該車両であるため、主に新宿線・拝島線系統の優等種別(通勤急行急行準急メインだが、一部は各駅停車)で運用されますが、日程によっては小手指車両基地に貸し出す形で池袋線系統でも運用されることがあります(こちらは快速急行通勤急行急行快速通勤準急準急メイン、一部は各駅停車)。ラッピングは側面部のほぼ全体(乗務員扉横と側面窓周りと戸袋付近)にわたって施されています。私は今年6月頃から新宿線を利用しているので、ぜひとも運が良ければ新宿線内で撮影してみたいです。以前の上りの撮影ポイントとして私がかなり気に入った花小金井(SS-18)で撮れれば最高ですよね。
▲新宿線・拝島線ではこのほかに2017年3月18日から『西武鉄道×台湾鉄路管理局』のラッピングを施して運用を開始した2000系2007Fと2017年2月27日から『西武新宿ペペ&新宿プリンスホテル40周年』のヘッドマークを装着した20000系20104Fが運転されている。

新宿線・拝島線ではこのほかに20000系20106Fのラッピング・ヘッドマーク車のほかに南入曽車両基地所属の2000系2007F(8両固定編成)が『西武鉄道×台湾鉄路管理局』ラッピング電車、玉川上水車両基地所属の20000系20104F(10両固定編成)が『西武新宿ペペ&新宿プリンスホテル40周年』ヘッドマーク付き電車として運転されていますので、撮影時の楽しみがまた増えましたね。

小田急電鉄ロマンスカー『VSE』50000形50001Fが重要部検査を通す

2017年7月21日、小田急電鉄大野総合車両所に入場していたロマンスカー『VSE』50000形50001Fが重要部検査を受けて出場し小田原線相模大野(OH28)~秦野(OH39)間で試運転を行いました。
▲6月中旬に出場・運用復帰した50002Fに続くように重要部検査を通し出場した50001F。運用復帰の際には『SE(初代3000形)就役60周年』ヘッドマークを先頭車に掲出するものと思われる。

この編成は『SE就役60周年』ヘッドマーク・ロゴマークが掲出開始となる前の6月21日に検査明けの50002Fが平日N52運用(0015レ0146レ)で復帰した翌日の6月22日に喜多見検車区から大野総合車両所に臨時回送され、大野総合車両所に重要部検査を受けるため入場していたようです。なお7月6日から掲出が開始された『SE就役60周年』ヘッドマークは検査入場中の都合で50001Fには掲出されていなかったため、運用復帰の際に初めて掲出されるものとみられます。今回は2編成とも重要部検査を無事に通したので、同形式の次回の重要部検査施行は2020年あたりになるものと推測されます。

ちなみに今年度(2017年度)の事業計画では現役で最古参の『LSE』7000形7003F・7004Fに代わる新型車両70000形(愛称未定:7両2編成)が製造されます。2018年3月のダイヤ改正で営業運転を開始するものとみられ、新宿(OH01)~小田原(OH47)間を途中無停車で結ぶ『スーパーはこね』に現在の『VSE』50000形と今年度に登場する新型車両70000形が使用されることとなっています。就役から12年となった『VSE』50000形ですが、2018年3月のダイヤ改正においても停車駅の少ない『スーパーはこね』『はこね』で運用される可能性は高いですね。

2017年7月20日

東日本旅客鉄道E231系0番台元八ミツB5編成・元八ミツB22編成、武蔵野線へ転用か

2017年6月中旬から東日本旅客鉄道E231系0番台のうち元八ミツB5編成(クハE231-5以下10両)と元八ミツB22編成(クハE231-22以下7両)が転用改造工事のためそれぞれ配給輸送されましたが、いずれの車両も武蔵野線向けに転用される可能性が出てきました。
▲E231系0番台元八ミツB5編成と元八ミツB22編成の転用先は武蔵野線になりそうだ。同線と乗り入れ先の京葉線で運用される205系0番台・5000番台を置き換えることになる。これは武蔵野線で初めて車内自動放送が入るかもしれない!?

元八ミツB5編成よりも先に入場していた元八ミツB22編成では2015年に常磐快速線・成田線向けに転用された元八ミツB20編成・元八ミツB21編成(現在の東マト118編成・東マト119編成)の9両ずつと元八ミツB22編成の中間に連結されていたサハE231-65・サハE231-66をそれぞれ転用し、余剰となった6扉車(サハE230-20・サハE230-21とともにサハE230-22も)を廃車としたため、付随車1両を含む7両となっていましたが、元八ミツB5編成から改造工期や連結器の形状などを考慮してサハE231-14(元八ミツB5編成の6号車にあたる車両)が元八ミツB22編成に連結され8両になりました。この組成変更によって元八ミツB22編成の7両とサハE231-14の8両で武蔵野線向けに転用され、京葉車両センター(千ケヨ)に配置されるものとみられます。元八ミツB5編成では元6号車にあたるサハE231-14が抜き取られて9両となりましたが、余剰となる6扉車のサハE230-5を廃車すると8両となり、残った8両でこのまま武蔵野線に転用されるものと思われます。ちなみに転用するE231系0番台の付随車の連結位置は205系0番台・5000番台や209系500番台と同様に4号車・5号車となるように変更されており、元八ミツB22編成とサハE231-14の場合は元2号車のサハE231-64を編成の中央に移動させ、元八ミツB5編成の元6号車にあたるサハE231-14とペアになるよう組み込まれているようです。クハのハイフン以下の番号を考慮して編成番号がどのように設定されるのか注目ですね。またE231系0番台には中央・総武線時代に自動放送装置が搭載されていたことから、武蔵野線で初めて車内自動放送が入る可能性が出てきそうです(京葉線のE233系5000番台を除く)。ちなみに山手線から中央・総武線に転用されているE231系500番台では八ミツA503編成(クハE231-503以下10両)を皮切りに転用改造工事と並行して走行機器の更新工事が行われていますが、今回の2編成に対しても転用改造工事と機器更新工事が施工されるのかなど様々な点で注目が集まっています。
▲元八ミツB5編成に続いて、元八ミツB6編成も中央・総武線から撤退。転用改造工事に入りそうだ。

また元八ミツB5編成の後を追うように八ミツB6編成(クハE231-6以下10両)が運用を離脱し、転用改造工事のために入場したようです。この編成は京葉車両センターで電気機関車との連結試験を行っていたことで注目されていました。同編成についても6扉車と付随車1両の2両のみを廃車してそれ以外の8両で武蔵野線に転用されるものと予想しています。ただE231系0番台については武蔵野線だけでなく川越・八高線向けにも転用される可能性があり、前者は6扉車と付随車1両の2両を廃車した8両、後者の場合は6扉車と電動車1ユニットを含む中間車6両を廃車して転用するものと予想されます。出場時の姿と編成番号(インレタ表記と編成番号札)がどうなるか注目です。

小田急電鉄ロマンスカー『MSE』60000形の臨時『あさぎり』を運転へ

小田急電鉄が2017年8月19日・20日に静岡県御殿場市の『御殿場プレミアム・アウトレット』で半期に一度開催されるプレミアム・アウトレットバーゲンの開催に伴い、鉄道やバスなどを利用してお得にお買い物を楽しんでもらう企画を実施すると発表しました。
▲写真は2012年3月のダイヤ改正から『あさぎり』の全列車(平日3往復および土曜休日4往復、後者の1往復は『えのしま』併結となる列車)に使用されているロマンスカー『MSE』60000形。

この企画のため御殿場プレミアム・アウトレットへの便宜を図るために小田原線の新宿(OH01)と東海旅客鉄道御殿場線の御殿場を結ぶ臨時特急『あさぎり61号』を運転することを発表しました。この列車は新宿を8時40分に出発し(同駅発車時のダイヤは1703レ[土曜休日E35運用]の直前)、御殿場に10時26分に到着するダイヤで運転されるようで、定期『あさぎり』では0401Mレ0403Mレ(いずれも土曜休日N74運用)の間で設定されます。この列車は専任運用の土曜休日N74運用とは別で運転されるため、臨時N75運用が設定されるものと思われます。この臨時『あさぎり61号』の停車駅は現行の停車駅(すなわち新百合ヶ丘[OH23]、相模大野[OH28]、本厚木[OH34]、秦野[OH39]、松田。ただし駿河小山は通過)で、乗車する際には通常の『あさぎり』と同様に特急券が必要(同列車は御殿場線内は『A特急料金』の扱い)ですのでご注意ください。このため8月19日と20日の2日間に限り『あさぎり』は下り5本(1・3・5・11・臨時61号)、上り4本(2・4・6・12号)の上下9本が運転されることになります。

【臨時『あさぎり』61号ダイヤ】
宿・・・新宿、百・・・新百合ヶ丘、大・・・相模大野、厚・・・本厚木、秦・・・秦野、松・・・松田、殿・・・御殿場
宿0840→百0901→大0911→厚0924→秦0939→松0958→殿1026

※特急料金については現行の『あさぎり』と同じ。詳細は小田急電鉄HPをご参照ください。

2017年7月19日

東武鉄道8000系8575Fが昭和30年代のリバイバル塗装に

2017年7月13日より、東武鉄道亀戸線・大師線向け8000系8575F(モハ8575+クハ8675)が黄色をベース橙色の帯を配したに昭和30年代の塗装となって運用に入っています。
▲南栗橋車両管区を出場した際に黄色ベースで橙色の帯をまとう塗装に変更された。これは8577Fに施工されたリバイバルカラーの色配置を逆転させたようなものとなっている。
▲亀戸線・大師線で運用されるリバイバルカラーの8577Fと8568F(いずれも曳舟[TS-04]にて)。

これで亀戸線・大師線で運用される8000系のうち、8577Fが橙色ベースのリバイバルカラーに、8568Fが緑色ベースのリバイバルカラーにそれぞれ塗装変更されて運用に入っており、リバイバルカラーの編成は3編成となり、現行塗装の8000系は8565F・8570Fの2編成のみとなります。ちなみに亀戸線では3運用、大師線では1運用となっており、そのうち1運用は北千住(TS-09)・西新井(TS-13)方面への回送列車が日中時間帯に設定されています。運が良ければ亀戸線でリバイバルカラー塗装の編成のみが運用される可能性もありますね。亀戸線・大師線だけでも8000系は現行塗装と合わせて4色が運用されていることになります。

小田急電鉄4000形4058Fがワンマン運転対応改造工事を受けていた

2017年6月下旬ころより、小田急電鉄4000形4058Fが大野総合車両所で乗り入れ路線のホームドア設置に伴うワンマン運転対応改造工事を受けて運用復帰していたことが分かりました。
▲東日本旅客鉄道大宮総合車両センターではなく自社の大野総合車両所にてワンマン運転対応改造工事が施工された4000形4058F。ちなみに4061Fでは改造工事の直後に重要部検査も行われたようである。

この編成は大野総合車両所で初めて乗り入れ路線である東京地下鉄千代田線のホームドア設置に伴うワンマン運転対応改造工事が施工されたようで、大宮総合車両センターでは4057Fが同じくワンマン運転対応改造工事施工のために入場しています。千代田線では2018年度から2019年度にかけて全線へホームドアが設置されることが東京地下鉄から発表されており、全線へのホームドア設置が2020年度から2019年度までに前倒しとなることから、大宮総合車両センターだけでなく自社の大野総合車両所で4058Fに初めてその改造工事が施工されたものと思われます。同編成の先頭車には4059F・4060F・4061Fと同じワンマン運転対応の機器が新設されており、前照灯のLED化がなされているため、運転台はグラスコックピットに改造された可能性があります。今後は大宮総合車両センターと大野総合車両所で残る10編成(4051F~4056F・4062F~4065F)に対してもワンマン運転対応の改造工事が施工されるものと思われます(4066Fを除く)。

ちなみに2016年7月11日に一時的に前照灯をHIDからLEDに変更して試運転を行っていた同編成を偶然にも相模大野(OH28)で目撃したことがありましたが(写真の通り)、正式にこの形式で採用されたのは4066Fが初めてであり、4058Fではその試運転以来で約1年ぶりの交換であり、今回は本格的な採用となりました。ちなみに今回の4058Fは2017年2月~3月に重要部検査を通して出場したためワンマン運転対応改造工事のみの施工でしたが、同じく改造工事を受けた4061Fは帰還した後に大野総合車両所で重要部検査を通して出場しすでに運用復帰しています。このため千代田線ワンマン運転対応工事済みの編成は4058F~4061Fの4編成となり、大宮総合車両センターに入場中の4057Fで5編成目になるものとみられます。

2017年7月16日

西武鉄道『南入曽車両基地 電車夏まつり2017』を開催へ

2017年7月13日、西武鉄道が新宿線系統などで使用する車両が配置されている南入曽車両基地において、8月19日に『南入曽車両基地 電車夏まつり2017』を開催すると発表しました。
▲目玉の展示車両となる2000系2007Fの『西武鉄道×台湾鉄路管理局』ラッピング電車(花小金井[SS-18]にて)と武蔵丘車両基地からのゲストである9000系9103Fの『RED LUCKT TRAIN』(所沢[SI-17, SS-22]にて)。ラッピング車の展示はファンたちの注目を集めそうだ。
▲所沢に進入する新宿線の主力車両である2000系(写真は2047F[手前の6両])。イベント当日には電車綱引きや新所沢(SS-24)から南入曽車両基地を結ぶ臨時電車に使用されるものと思われる。

▲今回は土曜休日ダイヤの『S-TRAIN』(1号・2号)に充当される関係でパネルでの展示となる40000系(写真は所沢に停車中の『S-TRAIN』104号[504レ:平日54M運用]、2017年7月7日撮影)。

今回の目玉イベントとしては2000系2007Fの『西武鉄道×台湾鉄路管理局』ラッピング電車と武蔵丘車両基地からのゲストとして池袋線系統で運用されている9000系9103Fの『RED LUCKY TRAIN(幸運の赤い電車)などの車両展示、2000系などを使用した電車との綱引き、レールスターや軌陸車の乗車体験、鉄道グッズの発売、南入曽車両基地から新所沢までを結ぶ臨時電車を使用した洗車台通過体験などです。ちなみに新型特急車両のデザインや40000系はパネルでの展示となります(40000系は運用上の関係で2編成とも『S-TRAIN』に充当されるため展示できない)。なお9000系9103Fはイベント当日までに武蔵丘車両基地から南入曽車両基地に送り込まれるものと思われます。

2017年7月15日

小田急電鉄ロマンスカー『LSE』7000形7004Fが車輪検査を受けて復帰

2017年7月14日の平日N52運用(0015レ0146レ)より、小田急電鉄ロマンスカー『LSE』7000形7004Fが車輪検査を通して運用復帰しました。この形式は新型ロマンスカー70000形の登場に伴い最古参の同形式は引退が予想されており、この先も動向が注目されています。
▲下り方先頭車のデハ7804の車輪を交換してたった4日間で運用復帰した7004F。

同編成は7月11日に側面部の『SE就役60周年』ロゴマークを貼付したまま喜多見検車区から大野総合車両所に臨時回送されたことで動向が注目されていましたが、12日にはデハ7804の車輪が新品に交換されており、どうやら車輪検査を受けていたようです。13日に出場試運転を相模大野(OH28)~伊勢原(OH36)間で行い、喜多見検車区に戻ってから14日に復帰していたようです。そのあいだは同形式の7003Fが入場中の『VSE』50000形50001Fに代わって平日N52運用にほぼ固定で充当されていました(平日N31運用は『MSE』60000形が代走)。

小田急電鉄の朝方の通勤特急ロマンスカーの愛称が『モーニングウェイ』に決定!!

2017年7月14日、小田急電鉄が複々線完成後に実施する2018年3月のダイヤ改正で平日の朝方の通勤通学時間帯に増発運転を予定している特急ロマンスカーの愛称について、『モーニングウェイ』に決定したと発表しました。現在の『ホームウェイ』の朝方バージョンになりますね。
▲座席定員数の多さを生かして平日朝の通勤時間帯の上り特急『さがみ』『えのしま』で活躍するロマンスカー『EXE/EXEα』30000形および『MSE』60000形。もっとも着席定員が多いのは前者であるが、『EXEα』では一部で座席のあった部分に荷物置き場を設置したため、着席定員自体はリニューアル前の姿(『EXE』のとき)より少し減っている。

これは長年かけて進められてきた複々線工事が今年度で完成し(厳密には梅ヶ丘[OH09]~代々木上原[OH05]間の複々線化)、2018年3月のダイヤ改正で平日朝方の通勤通学の時間帯に運転される特急ロマンスカーを現行の7本から4本増やした11本に増発するとしています。これは大手私鉄の東武鉄道東上本線における上り『TJライナー』(50000・50090系を使用、平日上り2本のみ)および本線系統の有料特急(100系、200・250系、500系などを使用)、京浜急行電鉄の『モーニング・ウィング号』(2100形を使用、平日上り2本のみ)、西武鉄道池袋線の『S-TRAIN』(40000系を使用)、京王電鉄本線・相模原線での有料座席指定列車(2代目5000系を使用)の導入というような通勤時間帯における着席ニーズが増えていることを受けて、小田急電鉄でもこの流れに乗る形で平日の朝方の特急ロマンスカーの新たな列車愛称を募集したのです。すると一般の人々から応募総数は約16,167件、応募種類は6,912件にのぼり、そのうち第1位となった『モーニングウェイ』は567件だったということです。

私は当ブログにおいて『あしがら』を推していましたが、実は名称募集の際には『あしがら』のほかに『モーニングウェイ』と迷っておりました。一応両方とも応募してみたのですが、結局は後者の『モーニングウェイ』が選ばれた形となっています。選考理由としては朝の通勤時間帯に座って快適な移動時間を過ごしてもらうことを想起していること、毎日夕夜に新宿(OH01)を18時過ぎに発車するロマンスカーの『ホームウェイ』と対になっていて分かりやすくなっていること、応募数でも第1位で支持を集めていることからとされています。ちなみにロマンスカー『MSE』60000形を使用する東京地下鉄千代田線直通のロマンスカーについては『メトロさがみ』『メトロはこね』などと同じく愛称の前に『メトロ』を付して『メトロモーニングウェイ』とします。そのため現行の上り『メトロさがみ』(平日は70号[0470レ]・土曜休日は80号[0480レ]、いずれもN21N71運用)の愛称は『メトロモーニングウェイ』となって消滅してしまうのでしょうか。

2017年7月13日

東日本旅客鉄道が新型車両を八戸線および新潟地区・秋田地区に投入へ

東日本旅客鉄道が八戸線および新潟地区・秋田地区にそれぞれ投入する新型気動車両の概要を発表しました。前者は『キハE130系500番台』、後者は『GV-E400系』という新型車両となります。
▲新津運輸区に集結している新潟地区向けキハ40系およびキハ100・110系の各気動車。これが新系列車両の『GV-E400系』に置き換えられることになる。配置は新津運輸区、秋田車両センターになるものと思われる。今後は廃車となる気動車の動向が注目されそうだ。
▲写真は久留里線で運用されているキハE130系(写真はキハE130-108)。新たな区分『500番台』のキハE130系が八戸線にも投入される。同系列は0番台が水郡線営業所に、100番台が幕張車両センター木更津派出にそれぞれ配置されているが、500番台は八戸運輸区に配置か。

前者の八戸線ではキハE130系0番台・100番台をベースにスカートをさらに強化した『500番台』が18両(片運転台構造の2両6編成と両運転台構造の1両6編成)投入され、実に0番台以来となる2両固定編成が登場することとなります(100番台はすべて単車1両のみであるため)。今回投入される八戸線では『リゾートうみねこ』以外の車両が非冷房車両となっており、この系列の投入で全車両の冷房化が達成されることになります。また新潟地区・秋田地区では新型電気式気動車の『GV-E400系』の量産先行車となる片運転台構造の2両1編成と両運転台構造の1両1編成を新造し、そののち量産車を含めて合計63両が新造されるようです。量産先行車は2018年初めに出場し、新津運輸区に配置されるものと思われます。その後量産車は2019年度までに新潟地区に、2020年度までに秋田地区にそれぞれ投入される予定です。

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2017.07.13 ヘッドマークを引き続き求めて~

本日7月13日は小田急電鉄小田原線を撮影。まずは新宿(OH01)にて。

ロマンスカー『EXEα』30000形30051F+30251F。0362レ0781レ(平日N46N66運用)。まずはこのヘッドマーク付きのロマンスカー。またしても『EXEα』でした。この編成は0041レでも確認、順当再出庫となりました。早朝はこれだけですが、今度は夕方の分を撮影。

4000形4063F。1234レ1239レ(平日E23運用)。昨日12日の早朝は1006レ(平日E28運用)でこの編成に乗っていたのですが、再出庫は回送列車のみの平日E22運用だったようで・・・。

ロマンスカー『EXE』30000形30057F+30257F。0026レ0139レ(平日N42N62運用)。純粋な『EXE』でもヘッドマーク付きを収穫。

続いては伊勢原(OH36)にて。

1000形1095F。3035レ(平日E21運用)。早朝の1003レの本厚木(OH34)発車直後では前照灯が点いていない状態で運用されていました。

1000形1092F。1052レ(平日E19運用)。1000形10両固定編成といえば、1091Fが大野総合車両所に入場中ですが、どんな姿で出場するかが注目されそうです。唯一の8両固定編成である1081Fがリニューアル更新工事を受けずに出場しましたが、1091Fではもしかするとリニューアル更新工事を受けている可能性がありそうな気がします。

1000形1096F。1241レ(平日E12運用)。なんと3本連続で1000形10両固定編成であり、そのうち2本は6両+4両を10両固定編成に大規模改造したリニューアル車とは・・・。1095Fと1096Fはそれぞれ3536レ1236レで相模大野(OH28)で接続、1095Fの後続で1096Fが走行という光景が展開されました。

2017年7月11日

東京急行電鉄5000系5108Fによる『時差Bizライナー』運転

2017年7月11日の平日時間帯に、東京急行電鉄5000系5108Fに『時差Bizライナー』ラッピングとヘッドマークを装着し、臨時特急『時差Bizライナー』の運転が始まりました。
▲『時差Bizライナー』運転期間中はこの臨時45K運用に限定されるものと思われる5000系5108F(写真は6扉車組み込みのときのもの、現在はすべて4扉車である)。

運用番号は東武鉄道スカイツリーラインに直通しないため臨時『45K』運用とされ、田園都市線内は045-062レ、東京地下鉄半蔵門線内はB745K列車となりました。前面部は『特急』幕が無いために種別無表示でしたが、側面部を含む行先案内表示器には固定で『ライナー』と表示されました。今回ラッピングを施されヘッドマークを装着した5108Fは21日までの平日に限りその『時差Bizライナー』の列車に限定で充当されるものと思われます。

東京都交通局10-000形10-240Fが引退間近か

2017年6月下旬ころより、東京都交通局10-000形10-240Fの車番プレートが黒色から登場時の仕様である緑色に変更され、運用に入っています。この編成はもうまもなく引退するものとみられます。

▲10-000形で唯一スカートの無い10-240Fが開業当時の姿に変わって運用に入った。帰らぬ旅の最後まで力走を見せてくれるだろうか(写真は京王電鉄本線笹塚[KO-04]にて)。
▲前面部のスカートを除き開業当時の姿が残っている10-250F(明大前[KO-06]にて)。

この編成は現存する10-000形で唯一スカートが装着されておらず、10-250Fとともに開業時の前面形状が残っています(10-270F・10-280Fでは前面部にも帯がまかれている)。今年1月には『8人の容疑者』のヘッドマークを装着して運転されていました。2017年7月11日現在、10-000形は大島車両検修場に8両4編成(32両)が残存していますが、一部列車の両数変更(10-300形4次車・5次車の増備)がさらに進められていることから、残る4編成も置き換えられるものと思われます。