2017年8月31日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2017.08.31 『SE就役60周年』ヘッドマーク最終日~

本日8月31日は小田急電鉄小田原線を新宿(OH01)で撮影(ロマンスカーのみです)。現役車種のすべてのロマンスカーに掲出されている『SE(初代3000形)就役60周年』ヘッドマークはこの日が最終日となります。

ロマンスカー『EXE』30000形30053F+30253F。0362レ0781レ(平日N46N66運用)。この編成にはいまだに『SE就役60周年』のヘッドマークがついていました。なお『EXEα』となる30052F+30252Fが出場したときには次のリニューアル候補とみております。

しかし夕方に再度新宿で待っていると・・・

ロマンスカー『EXE』30000形30053F+30253F。0041レ(平日N46N66運用)。再出庫も順当にこの編成でしたが、今度はヘッドマークが撤去された状態で来ました。これは0202レが新宿に到着すると喜多見検車区に一旦入庫となるため、喜多見検車区でヘッドマークが撤去されたものと思われます。
ロマンスカー『EXE』30000形30053F+30253F。0139レ(平日N42N62運用)。これは30053F+30253Fの前に撮った30055F+30255Fですが、この編成は掲出最終日となる直前にすでにヘッドマークが撤去されています(ただし最初に撤去されたのは『EXEα』の30051F+30251F)。なおロマンスカー『VSE』50000形50001F・50002Fおよびロマンスカー『LSE』7000形7004Fは最終日も掲出されていました。

2017年8月29日

東京急行電鉄1000系1023Fに池上線開業90周年記念ヘッドマーク

2017年8月28日から2018年8月31日まで、東京急行電鉄雪が谷検車区所属の1000系1023Fに池上線開業90周年記念のヘッドマークを掲出して池上線・多摩川線の運用に入っています。
▲池上線開業90周年記念のヘッドマークを掲出した1000系1023F。写真は幕式時代に撮影したものだが、現在は列車番号表示器と行先案内表示器がLED化されている。

これは池上線が1927年8月28日に戸越銀座(IK-03)~雪が谷大塚(IK-09)間が開業して90周年を迎えることから、その一環として1023Fの貫通扉にヘッドマークを掲出して運用しています。車両運用の都合上、池上線と多摩川線は車両運用が共通しており、池上線だけでなく多摩川線でも運用される場合もあります。また平日の朝夕ラッシュ時には雪が谷検車区を入出庫する運用に入ることもあります。日中時間帯の運用に入れば短時間で往復するので、仮に撮影に失敗したとしてもリベンジできるので何度でも撮影できそうです。

東京急行電鉄6000系中間車(デハ6300形)が甲種輸送される

2017年8月29日から30日にかけて、総合車両製作所横浜事業所で製造された東京急行電鉄大井町線急行向けの6000系を7両編成化するための中間車(新3号車)の甲種輸送が行われました。

▲現行の6両編成(3M3T)から7両編成(4M3T)に増強される6000系(写真は田園都市線あざみ野[DT-16]に進入する6104F)。クハ6100・デハ6200以外の車両で車番の変更が実施されそうだ。

今回輸送された車両はシングルアームパンタグラフが1基設置された中間電動車の新3号車の『デハ6300』で、出場時の時点で機関車次位から『デハ6301』『デハ6302』『デハ6306』『デハ6303』『デハ6304』『デハ6305』の6両となっています。つまり2号車のデハ6200と現行の3号車のサハ6300の間に新3号車のデハ6300が組み込まれることにより、現行のサハ6300・デハ6400・デハ6500・クハ6600の改番が実施されることにより、大井町(OM-01)寄りからクハ6100+デハ6200+デハ6300+サハ6400+デハ6500+デハ6600+クハ6700になるものと思われます(橙色が新たに組み込まれる車両)。なおこのデハ6300には製造当初から車椅子スペース兼ベビーカースペースが設置されています。本来ならばこの甲種輸送列車を東日本旅客鉄道武蔵野線内で撮影をするつもりでしたが、私の失念により撮り損ねてしまいましたことをお許しください・・・。

2017年8月27日

東日本旅客鉄道209系2200番台千マリJ1編成のサイクルトレインの愛称は『BOSO BICYCLE BASE』に

2018年1月から運転を開始する東日本旅客鉄道209系2200番台千マリJ1編成(元横ナハ53編成:クハ209-2202以下6両)のサイクルトレインの愛称を『BOSO BICYCLE BASE(房総バイシクルベース)』(略称:『B.B.BASE』)に決定したと発表しました。
▲『BOSO BICYCLE BASE』に使用される209系2200番台千マリJ1編成(写真は種車の元横ナハ53編成)。

コンセプトは房総(BOSO)各地をバイシクル(自転車:BICYCLE)で駆け巡るためのベース(基地:BASE)、ということで『BOSO BICYCLE BASE』になったようです。車体色は209系0番台の元宮ウラ2編成を改造した『MUE-Train』と似たグレーををベースとして号車番号(01~06)、ロゴマーク、自転車のイラストがあしらわれるようです。4号車の『モハ209-2204』がフリースペースである以外は座席とサイクルラック(いずれも99席)が設置された車両となります。

2017年8月26日

『東京総合車両センター夏休みフェア2017』参加報告

8月26日は東京都品川区の東日本旅客鉄道東京総合車両センターで行われた『東京総合車両センター夏休みフェア2017』に参加してまいりましたのでご報告いたします。私は朝方に神奈川県茅ヶ崎市内で用事があったのでそれを先に済ませてから向かいます。

茅ヶ崎からE231系1000番台宮ヤマU533編成の1854E列車(土曜休日25運用)で移動し川崎(JT-04, JK-16, JN-01)で乗り継ぎ、E233系1000番台宮サイ136編成の1020C列車(土曜休日21C運用)で大井町(JK-19)へ。

大井町では駅名標に駅ナンバリングが施されていたほか、ホームドアの設置準備工事がなされていました。駅からは長い行列のなかを進んだため東京総合車両センターに入場できたのは11時半過ぎでした。

会場の入口付近で目につく209系900番台クハ209-901(表記上はクハ901-1)を拝んでから先を進みます。

今回入場していた車両は以下の通りでした。
E231系0番台八ミツB42編成(クハE231-42以下10両)
E231系500番台東トウ510編成→八ミツA510編成(クハE231-510以下10両、サハE231-4610を除く)
E231系500番台東トウ513編成→八ミツA513編成(クハE231-513以下10両、サハE231-4613を除く)
E233系0番台八トタT21編成(クハE233-21以下10両)
E233系2000番台東マト6編成(クハE233-2006以下10両)
E233系2000番台東マト17編成(クハE233-2017以下10両)
E233系7000番台宮ハエ121編成(クハE233-7021以下10両)

まずは入場中の車両。いずれもE231系ですが、手前のカナリアイエローの車両が0番台八ミツB42編成の8号車の『モハE231-84』(この時点では制御装置の未撤去を確認)、奥のウグイスの車両が500番台元東トウ513編成の1号車のクハE230-513(改造後は10号車になる予定)です。このうち元東トウ513編成は前面帯および側面帯がウグイスからカナリアイエローに変更される前からすでに新しい編成番号としてインレタ表記で『A513』と書かれていることを確認しました。

こちらも八ミツB42編成と元東トウ513編成の中間車になりますが、手前はもうすぐ消滅するものとみられる6扉車の『サハE230-42』。

車体上げ下げ実演に使用されていたE233系2000番台東マト17編成。取手(JL-32)寄り先頭車の10号車の『クハE233-2017』が使用されました。ちょうど空中に浮かんだ姿を捉えました。スカートのない姿はこのイベントならではで新鮮ですね。

続いてはこちら。登場当初からまとっていたウグイスからカナリアイエロ―の帯を巻いた元東トウ510編成改め八ミツA510編成の姿がありました。すでにインレタ表記があり編成番号札がかけられているほか、制御装置の交換を確認しました(500番台については転用の際に機器更新も実施)。

その隣にはE233系0番台八トタT21編成がおり、高尾(JC-24)寄り4両が車掌体験に使用されていました。ちなみに前面部・側面部のフルカラーLED表示器はまさかの『特別快速 松本』で列車番号表示器には『9081M』と表示されています。八ミツA510編成が中央・総武線で営業運転を開始しても八トタT21編成とともにこの両者が定期的に並ぶことはありそうです。

カナリアイエロ―のE231系500番台もだいぶ増えてきました。現在では八ミツA503編成、八ミツA507編成、八ミツA508編成、八ミツA509編成、八ミツA520編成、八ミツA540編成が三鷹車両センターに在籍しており、八ミツA510編成、八ミツA513編成の出場で7編成目・8編成目となります。


E233系0番台は八トタT21編成が入場していました。E233系3000番台のように水色で『特別快速』を表示するとは・・・。

こちらは八ミツA510編成の中間車のサハE231-610+モハE231-529+モハE230-529。山手線時代は7号車だった車両は中央・総武線では弱冷房車の4号車になります。

これらの車両、実はすべて東マト17編成です。『クハE233-2017』が車体上げ下げ実演に使われていたため、それ以外の車両(1号車の『クハE232-2017』はここには写っていません)が別々に留置されています。これはこれで面白いですね。

そして今回の展示車両は以下の通りでした。
EF65形1115号機
EF81形81号機(お召機のローズピンク)
クモハ12形クモハ12052
143系クモヤ143-8

まずは田端運転所所属のEF65形1115号機。『出雲』のヘッドマークを取り付けて展示されました。

こちらは田端運転所所属のEF81形81号機。2014年8月にこの塗装になって出場し、最近になって秋田総合車両センターに検査入場していましたが、ローズピンクのまま出場したので今後もこの姿で見ることができます。意外にもこのローズピンクの81号機は初めて撮影しました。なんと前面部に日章旗と金色の『JR』のマークが確認できます。

EF65形1115号機とEF81形81号機は今後も活躍が期待されます。EF81形81号機はローズピンクを保っていますので今後も撮影時の楽しみとなりそうです。同機は初日の『カシオペアクルーズ』にも使用されたことがあります。

こちらはクモハ12形で鶴見線で使用されていたクモハ12052が展示されました。しかし行先表示をよく見ると南武線の『稲城長沼(JN-18)』。ちなみに現在の稲城長沼行きはE233系8000番台・8500番台を使用して朝晩にのみ運転されます。

こちらは事業用車として職員輸送列車にも使われていた143系のクモヤ143-8が展示されました。現在ではその需要がなくなって廃車が進行し、クモヤ143-8、クモヤ143-9、クモヤ143-11のみが在籍しています。列車番号表示がクモヤ143-8にちなんで『回1438』に・・・。

クモハ12形のうち保存されているのはこのクモハ12052のみなので貴重ですね。なお全景は混雑と暑さから回避させていただきましたことをご了承ください。

先ほど車体上げ下げ実演に使われた東マト17編成のクハE233-2017を単体で。見慣れているのはスカートのある姿なので、これも東京総合車両センターの一般公開ならではですね。

こちらは八ミツB42編成の中間車です。まだまだ活躍が期待できそうですが、元八ミツB5編成と元八ミツB22編成が武蔵野線に転属することとなっているため、八ミツB42編成の転用先が注目されます。

この先頭車はクハE231-42。千葉(JB-39)寄りの車両です。

E233系2000番台は東マト17編成のほかに東マト6編成が入場していました。

この先頭車はクハE230-42で乗務員室での記念撮影に使用されていました。表示は『中央線』と『中央特快 豊田(JC-21)』、列車番号は『777E』となっていました。

最後は試乗会の車両。E217系横クラY-106編成(クハE217-2006以下4両)が使用されました。前面部はなんと『試運転』表示でした。

昼過ぎになって怪しい曇り空になってきたので私は約1時間20分ほどで会場を離れました。E233系1000番台宮サイ166編成の1204C列車(土曜休日05C運用)で移動し、品川(JY-25, JK-20)で山手線に乗り継ぎました。

E235系東トウ04編成。1370G列車(土曜休日70G運用)。量産車で11両全車が新製車両となっている東トウ04編成を目撃。

E235系東トウ06編成。1213G列車(土曜休日13G運用)。なんと東トウ06編成に出会いました。この編成の配給輸送を高田馬場(JY-15)で狙ったものの、E231系500番台に被られてあえなく失敗した苦い思い出があります。量産先行車とは異なる点がいくつかあり、制御装置が三菱SiC素子VVVFインバータ装置に統一されているほか、荷物棚の高さと手すりの質感を変更したほか、優先席の床色を赤色から濃い赤色に変更されています。今回はこれに乗って新宿(JY-17)まで移動しました。

本日はこのようなイベントを開催してくださった東日本旅客鉄道に感謝申し上げます。

2017年8月25日

小田急電鉄1000形のリニューアル更新工事、今年は1091Fの予想か!?

2017年度の小田急電鉄の事業計画において今年度も1000形のリニューアル更新工事を実施すると発表していますが、気になっていたのはその当該編成ですよね。今年はなんとリニューアル対象の具体的な編成と両数が発表されておらず、相変わらず謎が残ったままのように思われます。
▲昨年度のリニューアル車両である1095Fと1096F。この両編成は前者が元1056F+元1256F、後者が元1052F+元1252Fを10両固定編成化して登場した。
▲大野総合車両所に入場中の1091F(写真右側の中間車、左側はリニューアル工事を受けた1064Fで、上り方に1057Fを連結して運用している)。私見ではこの編成がリニューアル対象と予想している。


▲リニューアル更新工事を受けず検査出場した(上から)1065F、1069F、1081F。

それを物語っているかのように、今年になって大野総合車両所に入場した1000形(ただし4月にリニューアル出場した1064Fを除く)は現在のところ純粋な10両固定編成の1091Fを除き、リニューアル更新工事を受けず重要部検査のみを通して出場しています(編成によっては車輪検査のみの場合もある)。ここ最近では4両固定編成の1065F(下り方に1051Fを連結して運用中)と1069F(運用復帰確認済み)、8両固定編成の1081Fがリニューアルされずに検査を通し、運用復帰しています。しかも1069Fは昨日の8月24日に出場し、25日に1068Fを上り方に連結して平日B12運用(当方では6504レで確認)で運用復帰していますので、とてもきれいな状態となっています。これらの編成は次回の検査入場時、すなわち2020年度(2020年4月~2021年3月)のリニューアル更新工事が予想されます。これらの編成を除外すると、現在も長期間にわたって入場中なのは純粋な10両固定編成の1091Fとなっています(ちなみにリニューアル更新工事を受けた1064Fの復帰前から入場していることは確かです)。そうなるとこの1091Fがリニューアル更新工事の対象ではないかと予想しております(当ブログでも1091Fがリニューアル対象ではないかと少し触れていましたが)。1091Fが該当車両となると純粋な10両固定編成(つまり製造当初から10両固定編成の1091F・1092F・1093F・1094F)では同編成が初めてのことになるかと思います。昨年度の1095F・1096Fでは中間に入る元クハ1156・元クハ1256と元クハ1152・元クハ1252の運転台を撤去して3000形などと同じ窓の形状をした中間車の構体を取り付けて中間車のサハ1195・サハ1295およびサハ1196・サハ1296に改造、その車両に新たに車椅子スペース兼ベビーカースペースを増設しました(ちなみに4000形4066Fでもデハ4216・デハ4316に車椅子スペース兼ベビーカースペースが設置されている)。1091Fでは製造当初から10両固定編成のため両先頭車以外にもサハ1191・サハ1291にも車椅子スペース兼ベビーカースペースが設置されるのかどうか注目となりそうですね。

2017年8月22日

東京地下鉄16000系16136Fが甲種輸送される

2017年8月18日から19日にかけて、東京地下鉄綾瀬検車区に配置される16000系16136F(5次車)が川崎重工業兵庫工場を新製出場し所属先まで甲種輸送されました。
▲16000系は次回の16137Fで全編成が出揃う。16136F・16137Fともに5次車に分類される。

これで16000系は最盛期の6000系の在籍両数(10両35編成とハイフン編成の3両1編成の353両)を上回り、10両36編成、360両の在籍となります。置き換え車両の6000系は残り3編成(6102F・6122F・6130F)でいずれも平日ラッシュ時間帯中心で小田急電鉄小田原線に乗り入れない運用に限定されているため、今回導入された16000系16136Fについては運用開始当初から乗り入れ運用に入る可能性が高いものとみられます。同系列の増備はあと1編成で、16137Fの出場を待つのみとなりました。6000系の置き換えが完了すれば千代田線関連の東京地下鉄所有車両の動きは一旦落ち着きますが、小田急電鉄4000形や東日本旅客鉄道E233系2000番台でのホームドア設置に対応する工事の施工などは続きそうですね。

【速報】小田急電鉄4000形4054Fが大宮総合車両センターに入場

2017年8月22日、小田急電鉄4000形4054F(1次車)が回送先の東日本旅客鉄道松戸車両センターから大宮総合車両センターまで配給輸送されました。4000形の大宮総合車両センター入場は前回の4057Fに続いて5編成目となります。
▲大宮総合車両センターでワンマン運転対応改造工事を受けるため入場した4054F。

今回入場した4054Fは2007年度に落成した1次車(7編成)のうちの1編成であり、4057F・4059F・4060F・4061Fに続いて乗り入れ先の東京地下鉄千代田線のワンマン運転対応改造工事を行うためと思われます。現在では5編成(4057F~4061F)でワンマン運転対応工事が完了しており、4058Fが大野総合車両所で施行された以外は大宮総合車両センターで施行されました。いずれの編成も運転台がグラスコックピットに変更されているほか、前照灯がHIDからLEDに変更されています。4054Fが出場する際にはワンマン運転対応の機器を搭載し、グラスコックピットの運転台に変更され、前照灯のLED化がなされていることでしょう。

2017年8月19日

西武鉄道『南入曽車両基地電車夏まつり2017』参加報告

2017年8月19日、私は西武鉄道新宿線の南入曽車両基地構内で開催された『南入曽車両基地電車夏まつり2017』に参加してまいりましたのでご報告いたします。小田急電鉄小田原線でまっすぐ向かい、徒歩で西武新宿(SS-01)へ。

20000系20156F。5115レ。この編成は後続の急行に沼袋(SS-06)で抜かれます。

2000系2021F+2517F。2801レ。偶然にも旧2000系に出会ったところでこれに乗って一旦所沢(SS-22、SI-17)へ。所沢で2000系2077Fの5218レに乗り継ぎ、時間つぶしのため池袋線の秋津(SI-16)へ。適当に撮ってみましたので厳選した写真でご容赦ください。

20000系20101F。4210レ。この編成は玉川上水車両基地所属の20106Fとトレードで新宿線で運用されていましたが、いつの間にか池袋線に復帰しているようです。
10000系10103F。18レ。久しぶりに撮った『プラチナム・エクスプレス(Platinum Express)』の秩父バージョン。
30000系38105F。この回送は5301レからの折り返しのようです。

40000系40102F。402レ(土曜休日72M運用)。土曜休日では初めて撮った『S-TRAIN』。これで撮影を切り上げて新所沢(SS-24)へ向かうのですが、このときになんと新所沢を9時52分に発車する南入曽車両基地行きの臨時便(充当は30000系38115F)が出発してしまっていたため、次の10時40分発まで時間つぶしをすることに・・・。しかし臨時1本目を逃したことでこの後にまさかの展開が待っていようとは・・・。

2000系2509F+2515F。5613レ。これで新所沢へ。

20000系20158F。なんとなんと10時40分発車の南入曽車両基地に向かう臨時列車に『銀河鉄道999』のラッピング電車が充当され、本当にびっくりしました。実はこの5613レの2000系に乗車する直前に20000系20158Fが小手指車両基地を臨時回送列車で出庫し、所沢4番ホームから新宿線の連絡線を通って下り方向へ向かう様子を目撃していたので、「まさか・・・」と思って追いかけた直後の出来事でした。結果的に1本目の臨時列車を逃したために『銀河鉄道999』ラッピング電車の20158Fに乗れたので本当にラッキーでした。意外にもフルカラーLED化されてから撮ったのは初めてでした。

フルカラーLED式案内表示器は前面部・側面部ともに『臨時』でした。

せっかくなので20000系20158Fが珍しく新宿線の新所沢にいる証拠を撮りました。新宿線でもこのラッピングはかなりインパクトがあります。

20158Fに揺られること約10分で南入曽車両基地に到着。

20158Fの隣には『スナックワールド』ラッピング・ヘッドマーク車の20106Fがいました。一時期には20101Fとトレードで池袋線で運用されていましたが、いつの間にか新宿線に戻っています。しかも20101Fが池袋線で運用されていたため、トレードが終了しているようです。

20158Fを降りた後に出迎えてくれたのは2000系2051F。4両編成と連結して新宿線の10両編成の運用に入るほか、単独で国分寺線でも運用されます。

そして今朝乗車した2000系の下り方4両の2517F。『急行 新所沢』のまま入庫したようです。今回のために設置された臨時改札口を通って南入曽車両基地のイベントに初めて潜入します。

まず目についたのは2000系2403F。旧2000系の2両編成では珍しく幕車となっています。撮影時の幕表示は『準急 萩山(SS-30)』。

今回の展示車両の目玉となっている2000系2007Fの『西武鉄道×台湾鉄路管理局』ラッピング電車は休憩用車両に使用されていました。撮影時の幕表示は『急行 拝島(SS-36)・西武遊園地(ST-07)』。
今度は展示車両群。左から9000系9103F(『RED LUCKY TRAIN』)、6000系6102F、新101系263Fの3編成です。以下のような行先表示となっていました。
9000系9103F・・・『27SH エアポート快特 羽田空港(KK-17)』
6000系6102F・・・『快速 拝島』
新101系263F・・・『玉川上水(SS-33)』

武蔵丘車両基地から9000系9103Fがゲスト展示となり、玉川上水車両基地から6000系6102Fと新101系263Fが駆けつけました。新101系263Fは同系列で唯一の黄色塗装となっています。

普段池袋線で運用されている9000系9103Fと新宿線で運用されている6000系6102Fが並ぶことはほとんどありません(所沢を除く)。

6000系6102Fは量産先行車で東京地下鉄副都心線直通対応工事を受けておらず、前面部などは登場時のままです。一方の新101系263Fには『牽引』のヘッドマークを掲出しており、すべて電動車であることを利用して、検査入場車両(白糸台車両基地所属の新101系)や新型車両(30000系・40000系)の甲種輸送牽引などに使用されています。今後も40000系40103F以降の編成の牽引に奔走することでしょう。

『スマイルトレイン』は新製当初から新宿線・拝島線で運用されているトップナンバーの30000系38101Fが展示車両に。行先は『各停 ひばりヶ丘(SI-13)』。この隣には2000系2401Fが『拝島快速 西武新宿』表示で展示されていたものの、私が到着した際には構内移動を開始し、撮影できず。

こちらは2000系2417F。行先表示は新宿線ではあり得ない『快速 新所沢』。何気に『2000系就役40周年』ヘッドマークを掲出していますね。

ヘッドマークのアップ。何気に2000系のイラストがあっておもしろいですね。

2000系2417Fの右隣には2407F。いずれも旧タイプですが、フルカラーLED化されており、まだまだ現役で活躍してくれそうな気がします。こちらは通常ではあり得ない『各停 一橋学園(ST-02)』を表示。

ここでようやく旧2000系3編成が並ぶ様子を捉えました。右端は2000系2413Fで旧2000系の2両編成では珍しく3色LED式となっています。行先は見えにくいですが『通勤準急 西武新宿』を表示。

『通勤準急 西武新宿』表示のアップ。通勤準急は現時点では池袋線でしか設定されていません。

またしても9000系、6000系、新101系の並び。いずれもレアな要素があり、撮影に飽きませんね。

再び2000系2403Fのところを通りかかると、行先表示は『準急 国分寺(SK-01、ST-01)』に。

こちらは2000系2453F。クハ2454に綱がついていたため、電車と綱引きのイベントに使用されたようです。行先表示は新宿線・池袋線ともにダイヤ乱れ時に見られる『急行 所沢』。

2000系2523Fは行先方向幕を使った抽選会とお絵かきヘッドマークの会場として使用されました。

さらに先を進むと、20000系20157Fを発見。撮影時の行先表示は『拝島快速 練馬高野台(SI-09)』で床下機器の見学に使用されました。

撮影の合間に2000系2535Fが『各停 西武遊園地』表示で構内入れ換えをしていました。
 

20157Fを用いて機器の一部(ATS装置やVVVFインバータ装置)が公開されており、なかなか興味深かったです。

こちらは乗務員室での記念撮影会に使用された2000系2519F。このときの行先表示は『各停 一橋学園』。

20000系20157Fの『拝島快速 練馬高野台』はあり得ません。そもそも『拝島快速』は2012年まで『快速急行』とともに新宿線・拝島線系統に存在した種別ですし、行先は池袋線内の駅名です。

20157Fの運転台。車内を少し歩いて今度は検修庫内へ。


40000系は今回は2編成とも『S-TRAIN』(40101Fは土曜休日71M運用、40102Fは土曜休日72M運用)に充当されたため、車両展示は叶わずパネルでの展示となりました。

また4000系4009Fを改造した『52席の至福』という車両もパネルでの展示に。本日は池袋線系統で運用され、池袋(SI-01)~西武秩父(SI-36)を往復するコースでした。

綱引きに使用された2000系2453Fのクハ2454はこんな感じの装飾になっていました。

休憩車両の2000系2007Fで涼んでいると、6000系6102Fの幕が『快速急行 新所沢』表示となっているほか、9000系9103Fのクハ9003の前面部以外の幕がなんと『拝島快速 池袋』表示になっていました。

2000系2007F(写真右側)を含めた3車種を収めました。このとき6000系6102Fは『通勤準急 小平(SS-19)』表示、2000系2007Fは定期列車でも存在する『準急 拝島』表示になっていました。

奥には2000系2093Fがいました。『急行 新所沢』表示であったため、運用されたあとに入庫してきたものと思われます。

前後2両ずつで異なるイベントが実施されている2000系2523F。ヘッドマークが掲出されているほかクモハ2523側の行先表示が『快速急行 拝島・西武遊園地』となっています。

2000系2007Fの幕表示を眺めていると、なんと『快速 西武球場前(SI-41)』に。この先もこの車両には世話になると思いますが、ラッピングが解除されるときには廃車も予想されます。

再び車両展示群に戻ると、幕に変化が。9103Fは『11A 特急 文庫(金沢文庫[KK-49])』、6102Fは『各停 銀座一丁目(Y-19)』、新101系263Fは『東村山(SS-21)』表示に。

写真右側の30000系38101Fの行先表示は『各停 南大塚(SS-28)』に。珍しい行先表示のオンパレードには撮影の際にも飽きることはないですよね。

さらに旧2000系3編成に加えて『レッドアロー』こと10000系が加わりました。

2000系2417Fのヘッドマークがいつの間にか変更され、『南入曽』のものに。行先表示も『団体専用』になっています。

右隣の2407Fの行先表示は『快速急行 西武園(SK-06)』に。見慣れた顔でも行先案内表示が異なると撮影の楽しみが増えますよね。

最初の2417F(写真左側)に掲出されていた『2000系就役40周年』ヘッドマークは2413F(写真右側)に移設されていました。なお2413Fの行先表示は見えにくいですが『臨時』表示です。

2413Fの隣に入線した10000系。10108Fと思われます。なんとめったに見られない『小さな旅』表示でした。

10000系は通常の『小江戸』で見ることが多いのですが、『小さな旅』は私にとっては新鮮でした。

30000系38101Fの行先表示はダイヤ乱れ時に見られる『急行 上石神井(SS-13)』。

ラストはこの3車種で会場を離れます。9000系9103Fの行先方向幕は『53 普通 八景(金沢八景[KK-50])』となっていました。イベント中は種別行先幕も適宜変わるので面白かったです。

最後も20000系20106Fに見送られ、会場とはお別れです。

2000系2093F。復路の臨時列車はこれに当たりました。新所沢までこの編成に乗車し、乗り換えの際にグッドタイミングでやってきた20000系20107Fの2668レに乗って帰りました。

本日は雷雨の予報が出ていたにもかかわらず晴天に恵まれ、このようなイベントを開催してくださった西武鉄道に感謝申し上げます。