2017年9月29日

東日本旅客鉄道E235系の配給輸送のリベンジへ

2017年9月29日は東日本旅客鉄道E235系の配給輸送をリベンジするため、埼玉県所沢市内から西武鉄道池袋線(10000系10110Fの30レ[ちちぶ30号])に乗って一気に池袋(JY-13, JA-13, JS-21)へ。

EF64形1030号機+E235系東トウ09編成。前回失敗した東トウ06編成の分のリベンジができました。今回は16時20分頃の通過だったと思います。今回も10号車のサハE235形4600番台を抜いた10両で輸送されました
山手線のE235系もなんと9編成目に。サハE235形4600番台を組み込むと合計99両となり、東トウ10編成の出場で100両を越えることになります。

池袋通過時は北行の湘南新宿ライン(4534Y列車:E233系3000番台宮ヤマU221編成+横コツE-06編成)が発車した直後だったので被られずに安心しました。もし次回以降も配給輸送があればここで撮りたいと思っています。

E231系500番台東トウ505編成。1664G列車(平日64G運用)。せっかく池袋に来たので山手線のE231系500番台もしっかり記録。客扱い前だったので『山手線』表示となっています。
E231系500番台東トウ539編成。1514G列車(平日14G運用)。これに乗って新宿(JY-17)まで移動しました。

新宿でもう1枚収めてから終了です。小田急電鉄小田原線(8000形8057F+8257Fの3037レ[平日E27運用])で帰りました。

京王電鉄2代目5000系が営業運転を開始

2017年9月29日の若葉台(KO-39)05:23発の5702列車より、京王電鉄では2000年に導入された9000系以来で約17年ぶりの新型車両、2代目5000系電車が京王本線・相模原線・高尾線系統での営業運転を開始しました。当面は東京都交通局新宿線に乗り入れない運用に入るようです。
▲2代目5000系がついに営業運転を開始。なお一番列車に充当されたのは5731Fである。同系列は10両固定編成であるため7000系・8000系・9000系の10両編成と共通運用になりそうだ。

この2代目5000系は6月下旬ころにトップナンバーの5731Fが若葉台検車区に納車され、7月下旬から8月上旬にかけて相模原線での試運転を繰り返し行ったあと、東京都交通局新宿線に初めて入線し、同線でも試運転を行いました(列車番号『99K』表示)。なお営業運転に入った同編成は朝ラッシュ時のみの運用で若葉台検車区に入庫となりました。同系列は10両固定編成のため優等種別の特急や準特急などを中心に、座席を横向きのロングシートの状態で7000系・8000系・9000系の10両編成運用と共通で使用されるものと思われます。なおロングシートの状態ではコンセントは使えませんのでご注意ください。車内にはLCD式の旅客案内表示器が設置され、1両当たり4箇所に車内監視カメラが設置されています(7000系の一部編成で試験されていたが、5000系で本格設置)。なお2018年3月のダイヤ改正から平日・土曜休日の帰宅時間帯に有料座席指定列車(愛称は未定、新宿→京王八王子[KO-34]・新宿→橋本[KO-45])に充当される予定であり、その際には座席は進行方向側のクロスシートの状態で運用され、コンセントが使用できるようになります。

2017年9月28日

東日本旅客鉄道209系2200番台千マリJ1編成『B.B.BASE』が出場

2017年6月7日に東日本旅客鉄道の幕張車両センターから大宮総合車両センターに回送され改造工事のために入場していた、209系2200番台千マリJ1編成『B. B. BASE』(クハ209-2202以下6両:元横ナハ53編成)が同年9月28日に大宮総合車両センターを出場し、所属先まで回送されました。
▲大宮総合車両センターを出場した209系2200番台千マリJ1編成(元横ナハ53編成)。側面の車番は南武線時代の2200番台のままだが、号車番号などは変更されている。

大宮総合車両センターを出場した千マリJ1編成の車番は変更されておらず、房総各線内では千葉発車基準で館山・安房鴨川寄りからクハ209-2202+モハ209-2203+モハ208-2203+モハ209-2204+モハ208-2204+クハ208-2202のままとなっています。ただし号車番号は『クハ208-2202』から1号車、2号車・・・と振られており、南武線時代では3号車だった4号車のモハ208-2203では大規模な改造が施され、旅客用扉は館山・安房鴨川寄りの1箇所を除き完全に封鎖されています。また南武線時代では5号車だったモハ208-2204には車椅子スペースが新設されており、一部の側面窓が封鎖されています。なお排除器(スカート)は今回の出場でグレーに塗装されています。

東京急行電鉄大井町線の6000系6103Fが6両編成から7両編成に

2017年9月25日、東京急行電鉄長津田検車区所属で大井町線の急行列車向けの6000系6103Fが長津田検車区を出場し、田園都市線内で試運転を行いました。この編成には新たに中間車1両が組み込まれ、6両編成から7両編成に増強されています
▲長津田検車区で7両編成化工事が実施された6000系6103F。新製された『デハ6303』を3号車に組み込んで『旧サハ6303』~『旧クハ6603』が『サハ6403』~『クハ6703』に改番されている。

同系列で初めて7両編成となった6103Fは大井町(OM-01)寄りから3両目に総合車両製作所横浜事業所で製造された『デハ6303』を『デハ6203』と『旧サハ6303』の間に組み込み、『旧サハ6303』『旧デハ6403』『旧デハ6503』『旧クハ6603』に100を足し『サハ6403』『デハ6503』『デハ6603』『クハ6703』に改番しています(改番は百の位のみに実施)。なお新造された『デハ6300』ですが、車椅子兼ベビーカースペースが設置されている、車内照明がLED化されている以外は従来通りの仕様に合わせられており、車内LCD旅客案内表示器は17インチではなく15インチとなっています

2017年9月26日

小田急電鉄3000形3665Fに組み込む中間車2両が甲種輸送される

2017年9月26日から28日にかけて、川崎重工業兵庫工場にて落成した小田急電鉄3000形中間車2両の甲種輸送が実施されています。今回は車番に注目して頂きたいと思います。
▲ロイヤルブルー帯が撤去された状態で10両固定編成化改造のため運用を離脱している3000形3665F。川崎重工業兵庫工場から中間車2両が出場したが、その車番が意外だった。

今回輸送された中間車は小田原(OH47)寄りから2両目・3両目となる車両、つまり2号車と3号車にあたる車両で、2号車はパンタグラフ付きで『3431』3号車はパンタグラフがなく『3381』と書かれており、中間車の車両番号は『サハ3381』・『デハ3431』とみられます。こうなると大野総合車両所に入場中の3665Fの改番後は『3081F』になるものと思われます。なお今回新製された中間車2両は3665Fの1号車のクハ3965と2号車のデハ3915の間に組み込まれ、2号車以降は4号車以降に変更されるようです。なおクハ3481となる予定のクハ3965には女性専用車ステッカーが貼付されるものとみられます。私の予想では3091Fから3095Fの続番で『3096F』と思っていたので正直驚きました。

そうなると改番後は以下の車両番号が予想されます。参考程度に願います。
【現3665F】 ※一番上が新宿(OH01)寄り
クハ3665
デハ3615
デハ3715
サハ3765
サハ3865
デハ3815
デハ3915
クハ3965
【新3081F】 ※一番上が新宿寄り
クハ3081(クハ3665)
デハ3031(デハ3615)
デハ3131(デハ3715)
サハ3181(サハ3765)
サハ3281(サハ3865)
デハ3231(デハ3815)
デハ3331(デハ3915)
サハ3381(新製車両)
デハ3431(新製車両)
クハ3481(クハ3965)

2017年9月23日

小田急電鉄3000形3665F(日本車両製造7次車)、10両固定編成化改造へ

2017年9月7日の平日B24運用(6004レ6417レ)をもって営業運転を離脱し、大野総合車両所に入場している小田急電鉄3000形3665F(8両固定編成:日本車両製造7次車)ですが、9月22日現在では大野総合車両所の88番留置線に留置された状態となっています。
▲大野総合車両所に入場中の3000形3665F。今年度の事業計画で3000形8両固定編成に中間車2両を組み込み、10両固定編成に改造することを発表している。この編成が10両固定編成化改造工事の対象になったものとみられる。改造後の編成番号は続番で『3096F』と予想している。
▲2017年9月現在の3665Fの姿(敷地外より撮影)。すでにロイヤルブルー帯が撤去されて赤い帯の状態となっており、10両固定編成化改造工事を受ける雰囲気を漂わせている。なおこのときの車番は改番前の『3665』のままとなっている。

この編成は2017年度の事業計画で発表された3000形の10両固定編成化工事に入った可能性が高いようです。その証拠に、就役当初から同編成がまとっていたロイヤルブルー帯が撤去された状態となっています。今回入場した3665Fは新製当初から8両固定編成で中間電動車4両(デハ3615・デハ3715・デハ3815・デハ3915)と制御車・付随車4両(クハ3665・サハ3765・サハ3865・クハ3965)から構成されており、電動車と付随車の割合は4M4Tとなっています。3000形では電動車と付随車の比率を『1:1』としており、電動車と付随車の両数を同じにして揃えています。ちなみに2010年度から2011年度にかけて10両固定編成となった3091F(元3280F)~3095F(元3279F)では3M3Tの6両固定編成を改造したため中間電動車と中間付随車の2両ずつ(4両)を増備し電動車と付随車の比率を5M5Tとしています(ただし1次車・2次車では中間車がすべて電動車であり、偶数号車[2号車・4号車]の下り方を付随台車とすることで実質は3M3Tとしている)。この法則を考えると3665Fに組み込まれる車両はパンタグラフ付きの電動車1両と付随車1両の2両(2号車・3号車にあたる車両)になるものと思われます。その車両は川崎重工業兵庫工場で製造され、車内のLCD旅客案内表示器の2画面化がなされることから10次車に分類される可能性があります。間もなくすると3000形中間車2両の出場甲種がありますので、同車両の車番から今後の3665Fの動向が注目されます。

祝!就役10周年!小田急電鉄4000形

2007年9月22日から小田急電鉄小田原線・江ノ島線・多摩線、9月29日から東京地下鉄千代田線で営業運転を開始した2代目4000形電車ですが、今年9月22日で就役10周年を迎えました

▲小田急電鉄の通勤形車両では最新形式だった2代目4000形電車。2009年度から昨年度までに増備が進められ、現在は10両16編成(160両)の陣容で3000形、8000形に次ぐ3番目の主力車両となった。かつて私が新型車両として追いかけていた4000形はなんと今年9月22日で就役10年に。

まずは2代目4000形の歴史的経緯を見ていきましょう。同形式のベース車両は2006年から導入が進められていた東日本旅客鉄道E233系(0番台八トタ)ですが、当時は3000形5次車以降と同様に15インチの車内LCD旅客案内表示器(1画面)が全旅客用扉上に配置され、小田急電鉄の通勤形車両で初めてとなるドアランプが設置されました。2007年度には1次車となる4051F・4052F・4053F・4054F・4055F・4056F・4057Fの7編成(70両)が旧東急車輛製造で落成し、一部編成は乗務員扉横に『開業80周年記念』のステッカーを掲出していました。2代目4000形は2007年9月22日に足慣らしを兼ねて小田原線・江ノ島線・多摩線の地上運用を中心に営業運転を開始、1週間後の9月29日に初めて東京地下鉄千代田線への直通運用を開始、当時の千代田線に直通していた1000形のうち4両+6両を組成する車両(車両番号は1061F+1251F~1066F+1256Fの60両)を自社線の地上運用に充てて、老朽化が進んでいた5000・5200形を間接的に置き換えました。2009年度には4000形と共通で運用されていた1000形10両固定編成を置き換え、同形式を千代田線直通運用から完全に撤退させるため、増備車として折り畳み式座席を廃止して車椅子スペース(現在はベビーカースペースを兼用)を設置、旅客用扉横の手摺の高さを変更した2次車となる4058F~4061Fの4編成(40両)が落成しました。この増備車の登場により千代田線直通列車はすべて4000形に統一されました。2010年度以降には引き続き5000・5200形の置き換えのために3次車でほぼ同一仕様の4062F・4063Fが、2011年度には3次車で旅客用扉横の手摺の形状が変更された4064Fが、2012年度には4次車で車内LCD旅客案内表示器を15インチ1画面から17インチワイドの2画面に変更、車内LED照明を初めて採用した4065Fがそれぞれ落成しました。なお4065Fからは製造先が旧東急車輛製造から総合車両製作所横浜事業所に変更となっています。昨年度(2016年度)には運転台をすべて画面に集約したグラスコップピットに変更し、中間車の6号車・7号車に車椅子スペース兼ベビーカースペースを増設した4066Fが落成しましたが、この編成はなぜか千代田線に直通しない運用(10両編成のC運用の地上運用および10両編成のE運用)に充当されています。2017年現在の在籍数は10両16編成(160両)で、一部編成では千代田線にホームドアが設置されることによるワンマン運転対応工事が進められており、4057F・4058F・4059F・4060F・4061F・4062Fなどの一部編成では4066Fと同じグラスコックピットへの変更や前照灯のLED化がなされています。同形式のフルカラーLED式の種別行先案内表示器は製造当初は日本語と英語の交互表示のものでしたが、現在では日本語と英語を表記した固定表示(千代田線直通列車は『千代田線直通』と交互表示)となっています。

なぜ現在の4000形が2代目かというと、1966年から2005年まで初代『4000形』が存在していたためであり、初代4000形と同じ車両番号が2代目4000形でも一部見られます。2代目4000形が運用を開始したのが2007年9月22日ですので、2017年9月22日でちょうど就役10周年ということになります。かつて私は4000形に注目していたために時には駅に到着した直後の列車(5000・5200形や8000形など)に乗らずに見送って4000形充当の列車まで待つということもありました。その4000形がいまや3000形や8000形に次ぐ3番目の主力車両となり、現在では同形式の専任運用である10両編成のC運用のほか1000形、8000形、3000形などと共通運用で10両編成のE運用でも頻繁に見ることができます。就役10年を迎える2代目4000形にこれからも目が離せませんね。

2017年9月21日

東日本旅客鉄道武蔵野線仕様のE231系0番台が登場

2017年9月19日、東日本旅客鉄道E231系0番台元八ミツB22編成の7両と元八ミツB5編成のうちの中間車1両から成る8両が秋田総合車両センターを出場し、新たな所属先となる京葉車両センター(千ケヨ)まで配給輸送されました。
▲新天地となる武蔵野線の帯を巻き、京葉車両センターに配置されるE231系0番台クハE231-22以下8両(元八ミツB22編成7両と元八ミツB5編成の中間車1両)の編成。

この編成は武蔵野線内基準で西船橋(JM-10)・東京(JE-01)寄りからクハE231-22+モハE231-43+モハE230-43+サハE231-14+サハE231-64+モハE231-44+モハE230-44+クハE230-22となっており、このうちサハE231-14は元八ミツB5編成に組み込まれていた車両です。編成番号は新たに『MU2』と書かれた番号札がかけられ、『千ケヨMU2編成』となりました。制御装置は三菱電機製のIGBT素子のままですが、機器更新工事が施工されているほか、サハE231-64には置き換え対象となる205系0番台・5000番台に代わって線路設備モニタリング装置が設置されています。秋田総合車両センターの一般公開時には先頭車の前面部は白色に塗装された状態でしたが、出場時までには再び銀色に戻っており、排除器(スカート)の形状とともに209系500番台とは区別ができます。内装はほとんどそのままで旅客用扉には警戒色の黄色のテープが貼付されているほか、205系・209系およびE233系5000番台と同じウサギのステッカーが追加されているようです。武蔵野線内および乗り入れ先の京葉線内で初めての自動放送が聞けるのでしょうか(E233系5000番台を除く)。

小田急電鉄小田原線愛甲石田(OH35)のホームドアは9月24日から稼働開始

2017年9月上旬ころに小田急電鉄小田原線の愛甲石田(OH35)2番ホーム下り方3両分(10両編成の1号車から3号車に該当する部分)に設置された『昇降バー式ホーム柵』ですが、9月24日の初電の6802レ(土曜休日E19運用、相模大野[OH28]から1202レ)より稼働を開始すると発表しました。
▲愛甲石田に設置された『昇降バー式ホーム柵』。これは相模鉄道いずみ野線弥生台(SO-33)で試験していたものと類似しており、メーカーはもちろん『株式会社高見沢サイバネティックス』である。
▲2番ホームの上り方には昇降バー式ホーム柵の設置に伴い、停止位置を示す柵が設置されているほか(写真左下)、ホームドア表示灯が設置されている(写真右上)。

24日の初電は秦野(OH39)05:03発の6802レ(相模大野[OH28]から1202レ:土曜休日E19運用)となっています。なお現行ダイヤにおいて同駅には6両編成(一部のみ)・8両編成(一部のみ)・10両編成の3タイプが停車しますが、6両編成はホームの前寄りに停車し、ホームドアがかからないために、ホームドアの試験は8両編成では1号車の1両分、10両編成では1号車から3号車の3両分で実施されるものと思われます。この実証実験は来年2018年3月までを予定しており、同駅での試験結果をもとに今後のホームドア導入計画に影響を与えるかどうか注目されます。昇降バー式ホーム柵が設置されている愛甲石田では旅客用扉の開閉に多少の時間がかかる場合がありますのでご注意ください(ちなみに私にとっては高校の最寄駅でしたので懐かしいです)。

2017年9月20日

西武鉄道10000系10109Fが『ラブライブ! サンシャイン!!』のラッピング車に

2017年9月16日から、西武鉄道池袋線・西武秩父線を中心に運用される小手指車両基地所属の10000系10109Fに『ラブライブ! サンシャイン!!』のラッピングを施されて運用に入っています。
▲池袋線の10000系10109Fに『ラブライブ! サンシャイン!!』のラッピングが施された。同系列は10103F・10104Fが『Platinum Express』のラッピング車、10105Fが『レッドアロークラシック』塗装(写真右側)、10109Fが『ラブライブ! サンシャイン!!』のラッピング車となっており、撮影時の楽しみが増えた。

この10109Fのラッピング車は9月16日から10月15日まで、『ラブライブ! サンシャイン!!  西武線スタンプラリー』の開催に伴って運転されているものです。同編成は9月28日から30日にかけて『ラブライブ! サンシャイン!!×西武鉄道 プレミアムトレインツアー』の専用列車に使用されることとなっており、こちらは池袋(SI-01)~西武球場前(SI-41)間で運転されます。ただし29日・30日の臨時特急『ドーム』は運転されないほか、ツアー専用列車の時刻はあくまで目安ですのでご注意ください。小手指車両基地所属のため基本的には池袋線系統の『ちちぶ』『むさし』での運用ですが、新宿線系統の『小江戸』でも運用されるのか、注目ですね。

下記のツアー臨時列車には10109Fを使用。
【9月28日】
池1041→球1130   池1546←球1455
【9月29日】コンサート1日目
池1105→球1146   池1505→球1545
【9月30日】コンサート2日目
池1105→球1145   池1505→球1545

【備考】池・・・池袋、球・・・西武球場前

2017年9月17日

台風接近に負けず京王電鉄5000系試乗会の撮影へ

9月17日は京王電鉄5000系試乗会の撮影のため台風接近に負けず外出。

まず先に断っておくと、撮影はそう簡単にはいきませんでした。実は今回の5000系による試乗会のルートは鉄道ファンが殺到することを警戒して(混乱防止のため)か、公表されていませんでした。そのためまずは撮影場所をどこにするか悩みました。

途中のつつじヶ丘(KO-14)で3番ホーム発車標に『回送』の文字を見つけたので、上り方面に行くかと思って千歳烏山(KO-12)に先回りしたものの、まさかのつつじヶ丘で折り返しという残念な結果に。ということは5000系試乗会列車は若葉台検車区出庫→若葉台(KO-39)→調布(KO-18)→つつじヶ丘→調布・・・ということで急いで下り方面へ移動。8000系8705F(『大本山スタンプラリー』ヘッドマーク車)に乗っていると、高幡不動(KO-29)で5000系5731Fが多摩動物公園(KO-47)に向かったのを目撃し、その折り返しを待つことに。

そして・・・

5000系5731F。試乗会の役目を終えた5731Fが『試運転』表示で2番ホームに戻って来ました。今回の試乗会ルートは若葉台→調布→つつじヶ丘→調布→高幡不動→多摩動物公園になったものと思われます。

10号車の車番である『クハ5731』。この5731Fは自社の京王電鉄本線・相模原線だけでなく東京都交通局新宿線でも試運転を行っていたので、9000系と同じく新宿線にも乗り入れ可能ですね。

運転台にはなんと前方記録カメラと思われる装置が確認できます。車内の座席、フルカラーLED式の種別行先案内表示器、車内LCD旅客案内表示器などは撮影できず、試乗会を終えた5731Fは高幡不動検車区に入庫していきました。

床下機器を眺めていた時に目についたのは5号車に搭載されている京王ワインレッドに塗装された車上蓄電池システム。停電時や故障時における駅間停車でも自力走行ができるようになっています。

高幡不動到着まで表示されていた『試運転』表示なしで入換となりました。これで序盤の大苦戦はしたものの、なんとか無事に2代目5000系の撮影ができたところで帰宅しました。

2017年9月16日

京王電鉄の新型車両、2代目5000系の実車を初めて見る

9月16日は茅ヶ崎市内で用事を終えた後、東日本旅客鉄道相模線で橋本(JH-28, KO-45)へ向かい、京王電鉄へ。

9000系9740F。4832レ(土曜休日83K運用)。偶然にも『京王電車スタンプラリー』ヘッドマーク車に遭遇。18日までなので撮影できてよかったです。私は同編成がやって来る前に隣に停車中だった東京都交通局10-000形10-420Fの2828レ(土曜休日23T運用)に乗って若葉台(KO-39)へ。

若葉台検車区を眺めていると、なんと新型車両の5000系5732Fが留置されており、とてもびっくりしました。しかも15日に搬入されたばかりの編成だとか。ちなみに左から9000系9701F、9000系9704F、5000系5732F、8000系8722Fの姿を確認しました。

2代目5000系はこの2編成が登場しており、あと3編成(5733F・5734F・5735F)が若葉台検車区に納入される予定です。

今回は軽く観察しましたが、翌17日の試乗会撮影の参考とするためロケハンして帰宅しました。

2017年9月15日

東日本旅客鉄道485系長ナノN201編成『彩』が引退へ

2017年9月15日、東日本旅客鉄道長野支社が長野総合車両センター所属のジョイフルトレイン、485系5000番台『彩』(長ナノN201編成)を使用した『ありがとう!いろどり号』を運転し、それに乗車する団体旅行商品として発売すると発表しました。



▲2007年から約10年間にわたり活躍を続けていた485系『彩』が9月30日をもって引退へ。
▲2015年6月までは交直切り換え機能を有していたため1000番台であったが、その機能を停止し直流に固定したため、ハイフン以下の番号に4000が追加され5000番台となっていた。

これにより485系『彩』(長ナノN201編成)は9月30日の団体専用列車をもって引退し廃車になるものと思われます。同編成は2007年に当時の新潟車両センターの新ニイT21編成・新ニイT22編成(いずれも4両編成)から新ニイT21編成の先頭車以外の車両を転用し、車番は中央本線内基準で東京(JC-01)寄りからクロ481-1503+モロ484-1024+モロ485-1024+モロ484-1007+モロ485-1007+クロ481-1502となっていました。2015年6月まで1000番台で運用されたものの、同年7月からは交直切り換え機能を停止したことから車番に4000を追加し、クロ481-5503+モロ484-5024+モロ485-5024+モロ484-5007+モロ485-5007+クロ481-5502となって現在に至っています。また中央本線での団体専用列車に使用することを考慮して同系列では初めてとなるシングルアームパンタグラフが採用されました。この編成が引退となるとジョイフルトレインとしては約10年間の活躍に終止符が打たれます。

【ツアー行路】 ※数字は始発終着駅の発着時刻
『ありがとう!いろどり号』中央本線コース(往路:辰野経由、復路:みどり湖経由)
長野0801~松本~塩尻~辰野~岡谷~富士見~岡谷~みどり湖~塩尻~松本1213

『ありがとう!いろどり号』大糸線コース
松本1338~白馬~松本~長野1944

2017年9月14日

『小田急ファミリー鉄道展2017』、今年も開催します!!

2017年10月21日と22日の2日間、小田急電鉄が海老名検車区で『小田急ファミリー鉄道展  2017』を開催すると発表しました。今年は『SE(初代3000形)就役60周年』が目玉のひとつです。
▲ロマンスカー『EXE』がリニューアルされて初めての展示となる『EXEα』30000形30051F+30251Fと現在は箱根登山鉄道の小田原(OH47)~箱根湯本(OH51)間で活躍するレーティッシュカラーの1000形1058F・1059F・1060F・1061Fのいずれかが展示される。
▲今年は初代3000形『SE』が『還暦』、すなわち就役60周年ということで、海老名検車区内に静態保存されている同形式(3021F)の車内見学が復活。ただし事前応募制となるので注意が必要だ。

今年の展示車両は3月1日から営業運転に復帰したロマンスカー『EXEα』30000形30051F・30251Fと箱根登山鉄道の小田原~箱根湯本間および深夜のみ小田原線内の一部区間(海老名検車区出入庫~本厚木[OH34]~小田原間)で運用されるレーティッシュカラーの1000形(1058F・1059F・1060F・1061Fのいずれか)のほか、マルチプルタイタンパーなど事業用車両が展示されます。ロマンスカー『EXEα』については公式HPに掲載されている運用表から10月21日・22日の運用がないので、『小田急ファミリー鉄道展  2017』の車両展示に向けたものと思われます。レーティッシュカラーの1000形については4編成のうちの1編成を車両展示に使用するため、深夜に出庫する111運用相当の車両を使用するものと予想していますが、同形式の箱根登山鉄道線内運用は4編成に対して4運用(111・112・113・114の各運用)で予備車両がないため、場合によっては従来の1000形1編成を小田原~箱根湯本間の代走に投入することも考えられますね。また今年は初代3000形『SE』が就役60周年を迎えた(これに合わせて7月6日から8月31日まで現役ロマンスカー4車種に『SE就役60周年』ヘッドマーク・ロゴマークを掲出した)ことから、海老名検車区に静態保存されている同形式の車内見学がこのイベントで復活します。ただし今回は事前応募制という形をとり、90組180名に限定されますので、車内見学を希望される方はお早めにお申し込みください。小さなお子さまをお連れの方には特にオススメです。

東日本旅客鉄道E231系500番台八ミツA520編成、機器更新工事施工か+α

2017年9月11日、東日本旅客鉄道E231系500番台八ミツA520編成(クハE231-520以下10両)が所属先の三鷹車両センターから東京総合車両センターに回送されました。検査のためと思われます。
▲中央・総武線に転用された最初のE231系500番台がこの八ミツA520編成。このときは制御装置が更新されていなかったことから今回の検査入場で機器更新工事が施工されるのだろうか。
▲東京総合車両センター一般公開にてイベントで展示されていたE231系500番台八ミツA510編成(元東トウ510編成)。この編成は機器更新工事を受けた状態で出場している。

この編成は山手線から中央・総武線に転用された最初の編成で八ミツA540編成とともに制御装置の更新工事は行われていませんでした。このため今回の入場で機器更新工事が施工されるものと思われます。私は機器更新前の状態で録音したことがありましたので、機器更新されるとちょっと面白味に欠けてしまいそうです。なお中央・総武線に転用されたE231系500番台は八ミツA520編成・八ミツA540編成を除き機器更新工事を受けた状態で出場しています。
▲『東京駅開業100周年』ラッピング車で『赤レンガ色』となっていたE231系500番台東トウ514編成が長く走り慣れた山手線を離れ、新天地の中央・総武線へ。

E231系500番台の転用工事も着々と進んでいます。9月13日には東トウ514編成が転用改造工事のために入場し、10号車サハE231-4614を除く10両が中央・総武線に転属するものと思われます。この編成は2014年12月に『東京駅開業100周年』のラッピング車両となり、車番がすべて旧字体で表記されていたほか、塗装が『赤レンガ色』となっていました。中央・総武線への転用の際には制御装置の更新工事が施工されるものと思われます。

2017年9月13日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2017.09.13 引退前の『LSE』を記録~

本日13日は小田急電鉄小田原線を新宿(OH01)にて(各駅停車は省略)。

ロマンスカー『EXE』30000形30057F+30257F。0026レ0139レ(平日N42N62運用)。

8000形8057F+8257F。3036レ3543レ(平日E65運用)。

1000形1055F+1255F。3536レ3035レ(平日E21運用)。

4000形4061F。1236レ1241レ(平日E12運用)。実はこの編成、『76E  試運転』表示で東京地下鉄千代田線内でATOに関連する試運転を行っていたようです。ホームドア設置によるワンマン運転に向けた動きなのでしょうか。

ロマンスカー『LSE』7000形7004F。0041レ(平日N66運用)。引退前の『LSE』を記録することができました。数日前には検査明けの7003Fでもこの運用に入っていたことを確認しています。

※おまけ※

1000形1095Fの3037レ(平日E27運用)に乗車中に、リニューアル更新工事を受けた1000形1091Fの上り方4両側が大野総合車両所構内の880番に留置されています。なおクハ1091以外の車両に転落防止幌は設置されていませんでした。下り方6両側のリニューアルがいまだ完了しておらず、検査は通していませんので、まだまだ復帰には時間がかかりそうです。

以前に述べたとおり、クハ1091およびサハ1191の下り方に車椅子スペース兼ベビーカースペースの設置を確認しており、リニューアル中のサハ1291の上り方およびクハ1491にも車椅子スペース兼ベビーカースペースが設置されるものと考えられます。6両と4両を10両固定編成化した1095F・1096Fとは異なり、純粋な10両固定編成のリニューアル車ということで、注目を集めそうです。なお1095F・1096Fは元先頭車の部分に側面窓の設置改造がなされているため、その部分のみ窓の形状が異なりますが、1091Fでは製造当初から10両固定編成のため、リニューアル更新工事の施工(ただし車椅子スペース兼ベビーカースペースを4ヶ所設置)と重要部検査のみで大規模な改造をせずに済みそうですね。

2017年9月11日

小田急電鉄3000形3651Fのデハ3601に火が燃え移る

2017年9月10日の16時過ぎ、東京都渋谷区のボクシングジムから出火し、小田急電鉄小田原線の新宿(OH01)~経堂(OH11)間で運転を見合わせました(公式情報では代々木八幡[OH04]~参宮橋[OH03]間での沿線火災)。このときの6606レ(土曜休日B12運用)に充当されていた3000形3651Fに悲劇が起きたのでした。
▲代々木八幡~参宮橋間のボクシングジム前で緊急停止した3000形3651Fにまさかの悲劇が。『デハ3601』の上り方の屋根に火が燃え移ってしまった。この写真では手前から2両目のパンタグラフ付きの車両が『デハ3601』である。

火災発生当時、3000形3651Fは土曜休日B12運用で6606レに充当されており、もう間もなく新宿に到着する直前で現場となったボクシングジム付近に緊急停車し、乗客を避難させたものの、停車していた車両の7号車のデハ3601の新宿寄りに火が燃え移り、同車両の屋根の15平方メートルが焼けました。このデハ3601はパンタグラフ付きの電動車ですが、パンタグラフが乗っていない場所が焼けた状態だったので大惨事には至りませんでしたが、もしもパンタグラフ側に燃え移っていたならば3651Fを動かせなくなる可能性も考えられたわけです。新宿~経堂間はおよそ5時間以上にわたって運転を見合わせ、21時33分頃に運転を再開しました。土曜休日ダイヤだったのですが、これが平日ダイヤであったら夕方の帰宅ラッシュ時間帯をもろに直撃していたはずです。なお3651Fは臨時回送で喜多見検車区に入庫したものと思われます。

2017年9月10日

京浜急行電鉄新1000形1001編成が大規模更新工事を受けて出場

2017年9月8日、京浜急行電鉄新1000形1001編成(浦賀[KK-64]・三崎口[KK-72]寄りからデハ1001+サハ1002+サハ1003+デハ1004+デハ1005+サハ1006+サハ1007+デハ1008)が入場していたファインテック久里浜事業所を出場し、試運転を行いました。
▲外観は重要部検査出場のときの綺麗な姿であるが、前面部貫通扉の車番『001』と『008』の隣に『けいきゅん』のステッカーが貼付されているほか、制御装置が新品のものとなっていたため、制御装置の交換など大規模な更新工事が実施されたようである。
▲2017年5月28日の一般公開では久里浜事業所に入場していた1001編成(写真はデハ1008)。『けいきゅん』のステッカーが貼付される前の姿なのでこの編成は車体更新工事中だったものと思われる。よく見ると写真右下の前照灯・尾灯の形が入場前と異なっている。

この編成は私が訪れたファインテック久里浜事業所の一般公開のときには塗装が真っ白な状態で入場していたため多くの来場者の注目を集めていました。久里浜事業所への入場時にはなかった公式キャラクター『けいきゅん』のステッカーが貫通扉に記載されている車番の『001』『008』の隣に掲出されていますので、2100形と同じく車体更新工事が施工されたものと思われます。制御装置は今回の入場でドイツ・シーメンス社製のGTO素子(加速時のみに音階を奏でる『ドレミファインバータ』)から三菱電機製のSiC素子に変更されています。また同編成の車内案内表示器ですが、更新前のスクロールタイプのLED式のものから今回はLCD式に変更されています。さらに側面窓が開閉可能タイプに、前照灯と尾灯がすべてでっぱりのなくなったLED式にそれぞれ変更されています。この編成は2100形の運用代走のみならず、おもにエアポート急行でも運用されるほか、東京都交通局浅草線や京成電鉄本線・押上線などにも乗り入れますので、2100形より探すのは難しそうです。

東京地下鉄16000系16137Fが甲種輸送される

2017年9月7日から10日にかけて、東京地下鉄16000系16137Fが川崎重工業兵庫工場を出場し、所属先の綾瀬検車区までの甲種輸送が実施されました。

▲16000系ラストナンバーが東海道貨物線を行く(9日撮影。東日本旅客鉄道東海道線大磯にて)。16000系はこれで全37編成、370両が出揃った。これで残った6000系を一気に置き換えへ。

撮影時の牽引機はEF65形2068号機でした。この16000系電車は2010年にトップナンバーの16101Fが出場し、日本の新製車両では初めてとなるPMSMモーター(東芝製IGBT素子VVVFインバータ制御)を初めて採用、電動車と付随車の比率を4M6Tに抑えています。16101Fから16105Fまでの5編成が貫通扉を中央に配置した1次車、16106Fから16112Fまでの7編成が貫通扉の配置を変更した2次車で、12編成とも川崎重工業兵庫工場で製造されました。しかし16113Fから製造先を日立製作所笠戸事業所に変更し、16116Fまでの3次車の4編成と、16117Fから16128Fまで前面・側面帯に黄色を配して制御装置のメーカーを変更した4次車の12編成、合計16編成が該当します。16129Fからは再び川崎重工業兵庫工場で製造され、今回の16137Fまでの9編成が5次車となります。これで16000系は予定されていた全37編成、370両が出揃いました。