2017年10月31日

京王電鉄7000系7709Fが8両編成から6両編成に短縮される

2017年10月20日ころから京王電鉄7000系8両固定編成で中間付随車2両を抜き取り6両固定編成となった7708Fが話題となっていますが、7709Fでも24日ころから中間付随車2両を抜いた6両固定編成に組成されていることが分かりました。

▲7000系では7708Fに続いて8両固定編成から中間付随車2両が抜かれて6両固定編成となった7709F。この動きが続くと同系列の8両固定編成が消滅する可能性もありそうだが・・・。

今回編成から抜かれた中間付随車のサハ7509およびサハ7759は廃車解体になるものと思われ、同系列の廃車は7708Fと7709Fの中間付随車の4両となります。なお7709Fでも中間付随車2両が抜かれたことで中間車がすべて電動車となっています。8両固定編成で残っている同系列の記録も進めた方がいいでしょう。

2017年10月28日

小田急電鉄8000形8065Fの車両部品の一部が落下していた

2017年10月22日の土曜休日E24運用で小田急電鉄喜多見検車区に入庫していた8000形8065Fの9号車デハ8015の車両台車に付けられている車両の高さを自動的に調整する自動高さ調整弁の調整棒の取付ピンが落失し、調整棒が取付部分から外れていたことがわかりました。
▲写真では手前から2両目のデハ8015の部品落失が判明した8000形8065Fは大野総合車両所で重要部検査を通して営業運転に復帰していた。同編成の相方は6両編成では最後にリニューアル更新工事を受けた8265Fである。

同編成は相方の8265Fと組んで運用されており、20日は平日E22運用(再出庫回送のみ)で大野総合車両所を出庫し、21日に土曜休日E23運用(出庫回送1242レ1020レ)、22日に土曜休日E24運用(4206レ3050レ)と運用されていました。部品落失が発覚したときの8065Fは再出庫前だったということもあって喜多見検車区に入庫しており、車両入換作業を担当する係員が構内留置線を歩行中に漏気音に気づき、自動高さ調整弁の調整棒の取付ピンが落失し、その調整棒が取付部分から外れていたことが発覚しました。再出庫の前だったということもあり、土曜休日E24運用の再出庫(3063レ)は別の車両に変更したものと思われます。なお落失した取付ピンはいまだ見つかっていません。

2017年10月27日

小田急電鉄4000形4055Fが大宮総合車両センターでワンマン運転対応改造へ

2017年10月26日、小田急電鉄4000形4055Fが回送されていた東日本旅客鉄道松戸車両センターから大宮総合車両センターへ配給輸送されました。4054Fに続いてワンマン運転対応改造工事のためと思われます。
▲大宮総合車両センターに入場した4000形4055F。これで半数が千代田線内でのワンマン運転に対応することになる。4000形の大宮入場という光景はあと何度見られることだろうか。

前回の4054Fに続いての入場となり、牽引は4054Fに続いて田端運転所所属のEF81形139号機が全区間を担当しました。現在のところワンマン運転対応となっている4000形は4054F・4057F・4058F・4059F・4060F・4061F・4062Fの7編成で、4055Fで8編成目となります(これは大野総合車両所で改造された4058F・4062Fを含む)。

【小田急電鉄4000形  ワンマン運転対応改造工事状況】 ※2017年10月27日現在
★施工済み★
4057F4058F4059F4060F4061F4062F4066F
★施工中★
4055F
★未施工★
4051F・4052F・4053F・4056F・4063F・4064F・4065F
4066Fは新製時点でワンマン運転対応済みである
青色は大野総合車両所、赤色は大宮総合車両センターにて施工

東日本旅客鉄道中央本線の新型特急車両E353系は2017年12月23日より運用開始へ

2015年7月に量産先行車、2017年10月に量産車が落成した東日本旅客鉄道中央本線向けの新型特急車両で松本車両センター所属のE353系電車の営業運転開始日程が長野支社より発表され、12月23日より同系列の運用を開始すると発表しました。
▲E353系のデビューはクリスマスの2日前、現行の天皇誕生日にあたる12月23日となった。
▲現行のE351系もいよいよ置き換えへ。ただし制御装置にGTO素子とIGBT素子の2種類が搭載されており、量産先行車と量産車の今後の使い道が気になるところ。

E353系は量産先行車の長モトS201編成+長モトS101編成(荷物置き場なし)、量産車の長モトS202編成+長モトS102編成(荷物置き場が設置されている)がすでに落成しており(いずれも総合車両製作所横浜事業所製造)、運用開始日までには3編成目の長モトS203編成+長モトS103編成も登場するものとみられます。いずれも新宿(JC-05)~松本間の『スーパーあずさ』に充当され、運用開始時から約半数の4往復がE353系となり、下りは1M列車11M列車23M列車29M列車、上りは4M列車18M列車22M列車36M列に使用される予定です。なお時刻表には『新型車両で運転』と表示されるので、現行のE351系(長モト:こちらは2編成2運用に減るものと予想される)の充当列車と区別がつきますね。なお12月24日にはデビュー2日目で松本発新宿行きの団体専用列車にも使用される予定となっています。

【E353系充当列車】 ※時刻表では『新型車両で運転』。
《下り》
宿0700→松0939   1M
宿1000→松1231 11M
宿1600→松1834 23M
宿1800→松2042 29M
 
《上り》
宿0927←松0651   4M
宿1533←松1302 18M
宿1724←松1449 22M
宿2237←松2000 36M
 
※参考※ 24日充当予定の団体専用列車
宿0921←八0834←甲0730←上0640←松0615
 
【E353系充当運用】 3運用3編成 ※参考程度にお願いします。
宿0700→松0939   1M
宿1724←松1449 22M
宿1800→松2042 29M
宿0927←松0651   4M
宿1000→松1231 11M
宿1533←松1302 18M
宿1600→松1834 23M
宿2237←松2000 36M
 
※注意 駅名表記について※
宿・・・新宿、八・・・八王子(JC-22)、甲・・・甲府、上・・・上諏訪、松・・・松本

2017年10月25日

京王電鉄7000系7708Fが8両編成から6両編成に短縮される

2017年10月20日ころから、京王電鉄7000系7708F(8両固定編成)が中間車2両を抜いた6両固定編成に変更されています。その抜かれた中間車2両は4号車・5号車にあたるサハ7508・サハ7758となっており、現在の7708Fは中間車がすべてパンタグラフ付きの電動車となっているようです。

▲8両固定編成から中間付随車2両が抜かれて6両固定編成となった7000系7708F(千歳烏山[KO-12]にて)。この写真がまさか8両固定編成での最後の姿になろうとは・・・。

今回編成から抜かれた中間車は廃車になるものと思われ、7000系では初めての廃車となります。この編成は新製当初は5両編成で落成、1987年に中間車1両を増備して6両編成となり、1992年に中間車2両が増備されて8両編成に変更されましたが、1992年に増備された中間車が4号車・5号車であり、この場合では現在のサハ7508とサハ7758に当たる車両となります。一部中間車が廃車となった経緯としては2017年9月15日には同系列の廃車前の検査で断熱塗料に石綿(アスベスト)が含まれていたことが判明したのでした。これは8000系でも判明しており、その対応のため中間車を廃車にしたのではないかと思われます。実際の真相は不明ですが、7000系に何らかの動きはありそうです。

2017年10月24日

東日本旅客鉄道E231系0番台元八ミツB5編成が4両編成となって出場

2017年10月23日に東日本旅客鉄道青森改造センターを出場したE231系0番台の元八ミツB5編成のうちの4両が秋田総合車両センターまで配給輸送されました。同編成の帯がカナリアイエローのままであるほか、旅客用扉の側面部には半自動ドアスイッチが設置されているようです。
▲E231系0番台元八ミツB5編成のうち4両がカナリアイエローのまま出場した。

この編成に組み込まれていたサハE231-14は元八ミツB22編成の7両に組み込まれて武蔵野線に転用され『千ケヨMU2編成』を組成しましたが、それ以外で残った9両の動向が注目されていました。6扉車のサハE230-5の解体は予想していましたが、中間電動車1ユニットを含めた5両を抜いた4両に短縮されたことが驚きでした。半自動ドアスイッチを改造で設置したためこの編成は八高線・川越線に転用されるものと思われます。なお元八ミツB6編成にも半自動ドアスイッチの設置工事がなされており、こちらも八高線・川越線への転用工事がなされるものと思われます。

▲E231系0番台の八ミツB9編成が運用を離脱した。こちらも他路線への転用が有力か。

また元八ミツB9編成が運用を離脱し、大宮総合車両センターに入場したようです。ドアステッカーや車内広告が撤去されているために転用改造工事が施工されるものと思われます。

2017年10月23日

横浜高速鉄道Y500系Y516Fが廃車解体のため搬出されていた

2014年2月に記録的な大雪による東京急行電鉄東横線の元住吉(TY-12)で発生した衝突事故で当時下りホームに停車中だった元住吉検車区所属の横浜高速鉄道Y500系Y516Fが2017年10月中旬頃に搬出されたことが分かりました。この編成も残念ながら解体処分になるものと思われます。

▲事故当時は元住吉の下り2番ホームに停車していた横浜高速鉄道Y500系Y516Fもついに廃車解体処分に・・・。これで元住吉での衝突事故当該となった5000・5050系0番台5155FとY500系Y516Fはすべて解体処分となり、8両2編成を失う残念な結果に・・・。
▲廃車解体処分となった5155Fの代替で一部の仕様を変更して導入された5177F。しかしながらY500系Y516Fの代替編成は導入される気配がない。

この編成は事故当時の『各停』表示のままで搬出されたようです。東横線・みなとみらい線内基準で渋谷(TY-01, F-16)寄り先頭車のクハY516に5155Fのクハ5855が衝突した以外はほぼ無傷のように思われました。同編成は総合車両製作所横浜事業所に入場していましたが、残念ながら解体処分が決まったようで、元住吉駅構内での衝突事故による当該編成はすべて廃車となってしまいました。5155Fの代替編成として5177Fが導入されていますが、一方ではY516Fの代替編成がないため、5000・5050系4000番台の一部編成または東京地下鉄和光検車区所属の10000系10101F~10105Fのいずれかを8両編成に変更したりと様々な措置がとられるものと考えられます。5155Fに続いてY516Fが帰らぬ旅に出てしまったことは非常に残念に思います。

小田急電鉄4000形4054Fとロマンスカー『EXEα』30000形30052Fがそれぞれ改造出場する

2017年10月20日、小田急電鉄で2つの車両が同時に出場しました。まずはワンマン運転対応改造工事が進む4000形からとなります。
▲大宮総合車両センターを出場した4000形4054F。一部機器の追加設置と運転台のグラスコックピット化と前照灯のLED化が実施されたようだ。

東日本旅客鉄道大宮総合車両センターに入場していた喜多見検車区所属の4000形4054Fが改造工事を終えて出場し、松戸車両センターまで田端運転所所属のEF81形139号機に牽引されて配給輸送されました。これでワンマン運転対応となった4000形は4054F・4057F・4058F・4059F・4060F・4061F・4062Fの7編成となります(大野総合車両所で改造された4058F・4062Fを含む)。

【小田急電鉄4000形  ワンマン運転対応改造工事状況】 ※2017年10月23日現在
★施工済み★
4057F4058F4059F4060F4061F4062F4066F
4066Fは新製時点でワンマン運転対応済み
青色は大野総合車両所、赤色は大宮総合車両センターにて施工
★未施工★
4051F・4052F・4053F・4055F・4056F・4063F・4064F・4065F

続いてはロマンスカー『EXEα』30000形30052Fです。
▲日本車両製造豊川製作所で『EXEα』となった30000形30052F。これで『EXEα』は6両2編成と4両2編成の20両となった。

同日には日本車両製造豊川製作所に入場していたロマンスカー『EXE』30000形30052Fが『EXEα』となって出場し、海老名検車区まで甲種輸送されました。これで『EXEα』は10両2編成となり、残る純粋な『EXE』は10両5編成となりました。私がおそらく次のリニューアル対象と予想している『EXE』の30053F+30253Fの動向が注目されます。

★おまけ★
▲ロマンスカー『NSE』3100形の中間車3両の解体が19日頃から本格的に始まった。2012年3月に引退した『RSE』20000形20001Fのデハ20301も解体処分になるものと思われる。

さらには保存車両の解体の動きもありました。大野総合車両所内にて留置が続いていたロマンスカー『NSE』3100形6両のうち中間車3両の解体が19日頃から本格的に始まったようです。これは2018年3月のダイヤ改正で増発が予定されているため、車両の留置スペースを確保するために保存車両の一部を解体することになったものです。『NSE』3100形は先頭車と中間車1両の3両に短縮され、さらに2012年に引退したロマンスカー『RSE』20000形20001Fでは下り方先頭車にあたるデハ20301の解体処分も行われるものと思われます(ただし20002Fは元デハ20302・元サハ20052・元デハ20002の3両が富士急行に譲渡された)。

2017年10月20日

『小田急ファミリー鉄道展2017』、台風接近のため22日は中止へ

2017年10月21日と22日の2日間、小田急電鉄の海老名検車区で『小田急ファミリー鉄道展  2017』が開催される予定となっていましたが、台風21号の接近が予想されるため、21日のみ開催とし、22日は第1会場の車両展示や『SE(初代3000形)車内見学会』などを中止すると発表しました。
▲展示車両のロマンスカー『EXEα』30000形(30051F+30251F)とレーティッシュカラーの1000形。
▲今年は『SE(初代3000形)』が就役60周年ということで、海老名検車区内に静態保存されている同形式の車内見学が予定されていたが、21日のみ実施し、22日は残念ながら中止に。

私は21日に神奈川県茅ヶ崎市内と埼玉県所沢市内でそれぞれ外せない用事が入っており、台風の接近がなければ『小田急ファミリー鉄道展2017』に22日に参戦する予定としておりました。今年は残念ながら参戦することができません。ただ私は小田原線内で往復試運転をしていたときから『EXEα』の30000形30051F+30251Fを何度も撮影しており(試乗会の撮影も行っています)、だいぶ見慣れているので仕方ありません。いまだに『EXEα』を間近で見たことがない方は21日に海老名のイベントに参加されることを強くお勧めします。

2017年10月18日

東日本旅客鉄道E531系水カツK409編成に『常磐線 品川直通列車 大増発』ヘッドマーク

2017年10月13日より、東日本旅客鉄道勝田車両センター所属のE531系0番台水カツK409編成の上野(JJ-01)・品川(JT-03)寄り先頭車のクハE530-9のみに、『常磐線 品川直通列車 大増発』のヘッドマークが掲出されています。

▲上野東京ライン直通列車が増えた常磐線のE531系0番台水カツK409編成のクハE530-9(写真の先頭車)のみにヘッドマークが掲出された(写真は上野東京ライン開業前に撮影)。

これは10月14日(『鉄道の日』)のダイヤ改正で上野東京ラインに直通する常磐線列車が増加することをPRするために掲出されており、ダイヤ改正当日の14日には勝田寄りに3000番台水カツK556編成を連結して土浦06:32発の1128M列車に充当されました。なおこのヘッドマークは勝田・いわき寄り先頭車のクハE531-9には掲出されていませんのでご注意ください。

2017年10月17日

西武鉄道40000系40103Fが甲種輸送される

2017年10月12日から15日にかけて、川崎重工業兵庫工場で製造された西武鉄道40000系40103Fが池袋線の小手指車両基地まで甲種輸送されました。池袋線内は新101系263Fの牽引でした。
▲今年度の事業計画では40000系は4編成(40103F・40104F・40105F・40106F)が製造されることになっており、40103Fはその最初の編成である。横瀬車両基地の一般公開で廃車になる9000系の落書きコーナーが設けられるということから、9000系の代替で導入となるのだろうか。
▲池袋線内の牽引を担当した新101系263F(写真右端:南入曽車両基地一般公開にて)。

池袋線内基準では飯能(SI-26)・西武球場前(SI-41)寄りからクハ40103+モハ40203+モハ40303+サハ40403+モハ40503+サハ40603+サハ40703+モハ40803+モハ40903+クハ40003となっており、今年度から9000系の廃車が予想されていることから、今後は同系列の代替車両で導入されるものと思われます。なお座席はロングシートとクロスシートに転換できるタイプとなっており、40103Fでも池袋線の一般列車運用のほかに座席指定列車の『S-TRAIN』に使用されるものと思われます。池袋線にはいまだに2000系(幕式・フルカラーLED式)もおり、同系列より短命となってしまう9000系の動向が注目されます。

小田急電鉄3000形3659Fが車内LCD旅客案内表示器の2画面化(『小田急TV』対応化工事)へ

2017年10月13日ころより、小田急電鉄3000形3659F(川崎重工業5次車)が大野総合車両所に入場しています。現在では大野総合車両所構内の88番に留置されています。
▲本来行われるはずだった3665Fの10両固定編成化工事が延期となったため、3659Fの『小田急TV』対応化工事が優先される形となった。

これは3665F(日本車両製造7次車)の10両固定編成化工事が延期となったために3659Fの車内LCD旅客案内表示器の2画面化(『小田急TV』対応化)工事を先に施工するためと思われます。同編成は12日の平日B35運用(6512レ6684レ)で喜多見検車区に入庫し、13日の早朝に喜多見検車区から大野総合車両所まで臨時回送されていました。前回の3658F(川崎重工業5次車)ではロイヤルブルー帯を保持したまま出場しましたので、今回の3659Fでも貴重なロイヤルブルーを保持したまま出場するものとみられます。8両固定編成への『小田急TV』対応化工事は3659Fで6編成目となり、同形式全体では11編成目(6両固定編成が5編成、8両固定編成が6編成)となります。

【3000形の『小田急TV』対応化編成  ※2017年10月現在】
4次車(旧東急車輛製造):3267F・3268F
5次車(川崎重工業):3269F・3270F・3271F・3658F・3659F
6次車(日本車両製造):3662F・3663F
7次車(日本車両製造):3664F・3665F
青色はロイヤルブルー帯からインペリアルブルー帯に変更された編成
水色は現在のところ対応改造工事のために入場中の編成
※3000形で最初に施工されたのは6両固定編成の3267F。8両固定編成では3663Fが初めて。

2017年10月14日

相模鉄道20000系が日中試運転で海老名まで入線

2017年7月31日から8月2日にかけて甲種輸送された相模鉄道20000系20101Fが8月23日終電後に試運転を初めて行い、10月6日から日中時間帯での試運転をかしわ台(SO-17)~さがみ野(SO-16)~相模大塚(SO-15)間で開始しましたが、12日には試運転で同系列が初めて海老名(SO-18)まで入線しました。
▲11000系(写真)以来の導入となった新型車両20000系が試運転で海老名にやって来た。

海老名では1番ホームに入線しファンの注目を集めました。私はいまだに20000系を実車で見たことはありませんが、もしも車両展示が相模大塚の留置線である場合にはぜひ見に行ってみたいと思っています。海老名では駅舎改良工事や改札口の増設が予定されており、現行の駅舎と20000系のコラボレーションは貴重なものとなっていきそうです。同系列は相模鉄道の新製車両では初めて『YOKOHAMA NAVYBLUE』塗装となっており、『個別ドアスイッチ』と呼ばれる半自動ドア機能が設置されるなど注目されています。

東日本旅客鉄道E353系長モトS202編成+長モトS102編成が総合車両製作所横浜事業所を出場

2017年10月12日、東日本旅客鉄道中央本線の特急列車向け新型車両、E353系の2編成目となる長モトS202編成+長モトS102編成が総合車両製作所横浜事業所から新製出場し、所属先の松本車両センター(長モト)まで自走回送されました。
▲E257系0番台・E351系を置き換える予定のE353系についに2編成目が登場した。量産先行車となるトップナンバーは2015年7月に出場しているが、2年以上経った2017年10月現在でも営業運転には入っていない。2編成目の出場でE353系の運用開始が近づくのだろうか。

E353系が製造されたのは約2年3ヶ月ぶりのことです。編成番号は2015年7月下旬に出場した量産先行車の長モトS201編成+長モトS101編成の続番となる『長モトS202編成+長モトS102編成』となっており、東京(JC-01)・新宿(JC-05)寄りからクモハE353-2+モハE353-1002+クモハE352-2(以上付属編成)+クハE353-2+モハE353-502+モハE352-502+モハE353-2002+サハE353-2+サロE353-2+モハE353-2+モハE352-2+クハE352-2(以上基本編成)と組成されています。前回のトップナンバーでは所属先の松本車両センターまで甲種輸送の形がとられましたが、今回の2編成目は松本車両センターまで(試運転を兼ねて)自走回送という形がとられました。量産車に区分されるものと思われます。これでE353系は2編成24両の在籍となりました。

2017年10月13日

【衝撃】西武鉄道池袋線の9000系、今年度から廃車開始か

2017年10月11日に、西武鉄道が横瀬車両基地において『西武トレインフェスティバル2017 in 横瀬』を11月11日に開催すると発表しましたが、そのなかで多くの鉄道ファンが特に気になる部分を見つけましたので紹介します。
▲西武鉄道池袋線で運用される9000系(上から9101F、9102F、9103F、9108F)。10両8編成(80両)がすべて武蔵丘車両検修場に所属しており、池袋線の準急以上の優等列車(準急・通勤準急・快速・急行・通勤急行・快速急行[『Fライナー』を除く]。一部区間のみ各駅停車)で運用されている。VVVFインバータ制御車両だが、今年度から廃車となることが記述されていたのである。
▲南入曽車両基地一般公開では展示できなかった40000系『S-TRAIN』を横瀬車両基地で展示へ。

今回の展示車両は『S-TRAIN』で活躍する40000系(土曜休日71M運用の横瀬[SI-35]留置を利用して展示)となっていますが、それ以外にはなんと『今年度から廃車となる9000系の側面車両への寄せ書きコーナー』が設けられるということです。一瞬この文章を見た時に目を疑いました。今回廃車が予想されている9000系は101系の車体更新車として1993年から1999年にかけて10両8編成(9101F~9108F)が当時の西武所沢車両工場で落成、走行機器などは廃車となった101系のものを再利用していましたが、2004年から2007年にかけて旧東急車輛製造に入場し、日立製作所製のIGBT素子VVVFインバータ装置を搭載して全8編成がVVVFインバータ制御となりました。ちなみにこの系列は西武鉄道で最後に製造された『黄色い電車』であり、9101F~9104Fは新宿線に配置されたことがありました(20000系の登場で全編成が池袋線に配置)。

現在の9000系は4色とカラフルで、通常塗装の黄色(9102F・9104F・9105F・9106F・9107F)の他に9101Fの桃色塗装(元『SEIBU KPP TRAIN』)、9103Fの赤色(『RED LUCKY TRAIN』)、9108Fの紺色(2代目『L-train』)が存在します。ただ同系列はトップナンバー(9101F、現在は桃色塗装の編成)の製造から約24年が経っており、VVVFインバータ制御であることを示す『エコマーク』は9103Fを除く全編成で撤去されています。もし同系列で初めての廃車となるとエコマークを掲出している『RED LUCKY TRAIN』の9103Fとなる可能性があります。しかしすぐに全滅となるわけではなく、9108Fの2代目『L-train』が2019年頃まで運転されることから、同編成が最後まで残るものと考えられます。

普段は新宿線を利用しているため池袋線とは直接の縁はありませんが、4色とカラフルな9000系が廃車となることに言葉が出ません。池袋線では2000系、6000系、30000系が主力車両ですが、優等種別では6000系、9000系、30000系が主力といった感じです。9000系の代替は40000系40103F以降の編成となるのでしょうか。いずれにしても9000系の動向と40103Fの出場が今後の目玉の話題となりそうです。

2017年10月12日

本日の小田急電鉄小田原線撮影 ~2017.10.12 インペリアルブルー帯の3000形3665Fを初撮影~

本日10月12日は小田急電鉄小田原線を本厚木(OH34)で軽く撮りました。10両固定編成化工事の延期で注目されていた編成がお目当てでしたので、昨日の運用からある程度予測していました。
3000形3665F。6627レ(平日B13運用)。本来なら10両固定編成化工事のため大野総合車両所に入場していた3665Fがロイヤルブルー帯からインペリアルブルー帯に変更したのち、昨日10月11日の平日B12運用6504レ6699レ)から運用復帰したことを確認しました。本日12日は無事順当に流れ、平日B13運用6514レ6695レ)でインペリアルブルー帯となった同編成を撮ることができました。いまだに3次車以降のインペリアルブルー帯に違和感がありますが・・・。

平日B13運用はこのままいくと相武台前(OH30)の構内留置線に再び入庫となるため、明日13日は平日B14運用(6500レ6415レ7795レ)の可能性があります(ただし状況によって変わることがあります)。インペリアルブルー帯になった3000形3665Fを撮るチャンスは限られていると思いますので(少なくとも屋根焼損の被害を受けた3651Fの復帰時期までは・・・という可能性もあるが)、なるべく早めの記録をおすすめしたいと思います。

【主力車両3000形の在籍状況】 ※2017年10月12日現在、合計334両
6両27編成(162両)・・・3251F~3277F
8両15編成(120両)・・・3651F~3665F
10両5編成(50両)・・・3091F~3095F
中間車2両(2両)・・・サハ3381+デハ3431 ※海老名検車区に留置中

《インペリアルブルー帯化》
6両11編成(66両)・・・3251F~3254F、3256F~3262F
8両2編成(16両)・・・3662F、3665F
中間車2両(2両)・・・サハ3381+デハ3431 ※新製当初よりインペリアルブルー帯

東京急行電鉄大井町線向けに新型車両『6020系』を投入へ

2017年10月12日、東京急行電鉄が大井町線の輸送力増強のため、2008年の2代目6000系以来となる新型車両『6020系』を来春に投入すると発表しました。導入数は7両2編成(14両)ということで、6000系の予備車両確保および急行列車の増発に対応するためと思われます。
▲大井町線の急行で活躍する6000系を6両編成から7両編成に増強する工事が行われているが、それに加えて新型車両『6020系』を投入し急行列車を朝ラッシュ時間帯に増発か。

今回投入される大井町線の新型車両『6020系』は田園都市線の新型車両『2020系』をベースとした7両編成になるものとみられます。現行車両(8500系または2000系か)を置き換えるものと思われる田園都市線向けの『2020系』と異なり、大井町線向けの『6020系』は増発などによる導入が目的のようです。大井町線では急行停車駅のうち、田園都市線と並走する溝の口(DT-10, OM-16)、二子玉川(DT-07, OM-15)を除く3駅(自由が丘[TY-07, OM-10]、旗の台[OM-06, IK-05]、大井町[OM-01])ではホーム延伸工事が実施されているほか、ホームドアは荏原町(OM-05)、九品仏(OM-11)の両駅に設置されます。

なお『デハ6300』を組み込んで7両編成となった6000系(最初に7両編成となったのが写真の6103F)は11月4日から運用を開始し、2018年3月のダイヤ改正で『6020系』の投入開始と大井町線の急行の全列車が7両編成化が予定されています。なお急行列車の待避は上野毛(OM-14、ただし上りの通過待ちのみ)、旗の台(上下で緩急接続)で可能となっており、朝ラッシュ時に急行列車の増発ができるかどうか(現行ダイヤにおいて土曜休日ダイヤでは朝の時間帯の上り急行列車は設定されていない)、ダイヤ上のネックとなりそうな気がします・・・。

2017年10月11日

小田急電鉄3000形3665F(日本車両製造7次車)が営業運転に電撃復帰

2017年10月11日の平日B12運用(6504レ6699レ)より、大野総合車両所を出場した小田急電鉄3000形3665F(日本車両製造7次車)が営業運転に電撃復帰しています。前面帯・側面帯はともに以前お伝えした通りで、ロイヤルブルーからインペリアルブルーに変更されています。
▲3000形では現在の3095F(落成当時の3279F)以来となる10両固定編成化工事が行われる予定だった3665Fが帯の色を変えて営業運転に復帰した。

同編成は9月7日の平日B24運用(6004レ6417レ)で営業運転を離脱して大野総合車両所にそのまま入場し、入場前に巻いていたロイヤルブルー帯が撤去されて構内88番に留置されていました(そのあとインペリアルブルー帯への変更を確認)。しかし3665Fの入場から3日経った9月10日に発生したボクシングジムの火災で当時は土曜休日B12運用(6502レ~、火災発生当時は6606レ)に充当されていた3651F(日本車両製造3次車)の7号車デハ3601の上り方の屋根に延焼し、営業運転を離脱して喜多見検車区に留置されていることを受けて、8両固定編成のさらなる車両不足を懸念したことから、3665Fの10両固定編成化工事を急遽取りやめ、前面帯・側面帯を変更したのみで10日に3665Fを大野総合車両所から出場させて海老名検車区へ臨時回送し、本日11日の平日B12運用から営業運転復帰となったものとみられます。3000形では現在の3095F(元3279F)以来となる10両固定編成化工事(3665F→新3081F)が施工される予定でしたが、3651Fの長期運用離脱で急遽取りやめとなったことから、3665Fから改造予定の3081Fの中間車のサハ3381+デハ3431は引き続き海老名検車区で留置となっています。

ちなみに3665Fはこのままいくと相武台前(OH30)の構内留置線に入庫となるため、翌12日の運用は順当であれば平日B13運用6514レ6695レ)、そうでなければ平日B14運用6500レ6415レ7795レ)、平日B23運用6803レ6523レ6634レ6125レ)、平日B33運用6400レ6401レ6410レ6411レ6420レ6427レ)、平日B34運用6506レ6409レ6416レ6691レ)になるものと予想されます。10両固定編成化工事が行われる前のインペリアルブルー帯の3665Fは撮影する価値が大いにあります。私も見れるといいなぁ。

2017年10月8日

小田急電鉄ロマンスカー『EXEα』となった30000形30252Fが甲種輸送される

2017年10月6日から7日にかけて、日本車両製造豊川製作所にリニューアル更新工事のため入場していた小田急電鉄ロマンスカー『EXE』30000形30252Fが新たに『EXEα』となって出場し、所属先の海老名検車区まで甲種輸送されました。これで『EXEα』は2編成目となります。

▲日本車両製造豊川製作所でリニューアル更新工事を受けて『EXEα』となった30000形30252F。相方の30052Fも『EXEα』となって出場するものとみられる。
▲ロマンスカー『EXEα』として運用されている30000形30051F+30251F。同編成の運用表がホームページに掲載されており、事前に調べて狙うことができる。

今回出場した30252Fのリニューアル内容は30051F+30251Fと同一であるものと思われ、3号車の元サハ30452(付随車)はデハ30402(電動車)に改番されているものとみられます。なお昨年度は30051F+30251F、今年度は30052F+30252Fがリニューアルされたために、次のリニューアル対象は個人的には30053F+30253Fになるものと思われます。これで海老名検車区に残っている純粋な『EXE』は30053F+30253F・30054F+30254F・30055F+30255F・30056F+30256F・30057F+30257Fの5編成となりました。

余談ですが、ロマンスカー『EXE』30000形の30056F+30256Fが大野総合車両所にて重要部検査を通して出場し、営業運転に復帰しました。純粋な『EXE』が重要部検査を通す光景は『EXEα』へのリニューアル更新工事が進行していることから今後は徐々に減っていくものと思われます。また、新たに『EXEα』となった30052F+30252Fは大野総合車両所で重要部検査を通すものと予想され、営業運転復帰はその後ということになりそうです。

東日本旅客鉄道209系500番台八ミツC501編成が郡山総合車両センターへ

2017年10月6日、東日本旅客鉄道三鷹車両センター所属の209系500番台八ミツC501編成(クハ209-501以下10両)が回送されていた豊田車両センターから郡山総合車両センターまで配給輸送されました。郡山総合車両センターで何らかの工事が行われるものと思われます。

▲EF81形139号機に導かれて郡山総合車両センターに入場した209系500番台八ミツC501編成。少なくとも制御装置の更新工事が施工されるだろうか。武蔵野線など他路線への転用改造工事が進むE231系0番台とともに注目しておきたい。

この編成のドアステッカーがすでに撤去されているほか、VVVFインバータ制御装置が三菱電機製のGTO素子のままであることから、機器更新工事の施工と他路線への転用改造工事が行われる可能性があります。そのため同編成の出場時の姿に注目したいものです。豊田車両センターから田端操車場まではE235系東トウ09編成(クハE235-9以下11両:10号車欠車)の牽引を担当したEF64形1030号機、田端操車場からはEF81形139号機がそれぞれ担当しました。中央・総武線では209系500番台・E231系0番台からE231系500番台(いずれも八ミツ)への置き換えが進んでおり、E231系0番台では武蔵野線向けに転用される千ケヨMU2編成(クハE231-22以下8両)が登場しており、武蔵野線および乗り入れ先の京葉線での運用開始が近いものと思われます。

2017年10月6日

小田急電鉄3000形3665Fの10両固定編成化工事は延期の可能性も!?

2017年10月6日現在、大野総合車両所に10両固定編成化工事のために入場している小田急電鉄3000形3665F(7次車:日本車両製造)ですが、前面帯・側面帯がロイヤルブルーからインペリアルブルーに変更されたものの、車番自体は変更されていません
▲前面帯・側面帯はロイヤルブルーからインペリアルブルーとなった3000形3665Fだが、車番自体は変更前のままとなっている。これは8両固定編成の不足が影響しているのだろうか。
▲川崎重工業兵庫工場を新製出場し海老名検車区に留置されている(上り方から)新『3081F』のサハ3381+デハ3431。よく見てみると優先席ステッカーが現行タイプのものではなく、旧式タイプのままとなっている。側面帯はインペリアルブルーのようだ。

ラストナンバーの3665Fの車番が変更されていない背景には8両固定編成の不足が考えられます。2017年3月のダイヤ修正時点での8両編成のB運用は26運用(B11~B36、B11は海老名検車区の予備留置)あり、8両固定編成のみの在籍数を計算すると主力車両の3000形15編成(3651F~3665F)、2000形9編成(2051F~2059F)、1000形1編成(1081F)の合計25編成であり、予備留置運用を除くと25編成に対し25運用なので8両固定編成の予備車両が一切ありません。そのため一部の8両固定編成が運用を離脱した場合などは1000形4両編成を2編成繋げた『ブツ8』を組成することでその不足分を補っています。ちなみに現時点ではリニューアル前の1000形の『ブツ8』の2ペア(1051F+1065F、1054F+1068F)、リニューアル車の1000形の『ブツ8』(1057F+1064F)の3ペアが結成されています。

10月6日時点では10両固定編成化工事のために運用を離脱している3000形3665Fのほかにトップナンバーの3651Fが9月10日夕方に参宮橋(OH03)~代々木八幡(OH04)間で発生したボクシングジムの火災で7号車のデハ3601の屋根に延焼したことにより運用を離脱して喜多見検車区に留置されているために、1000形の『ブツ8』を含むそれ以外の車両でやりくりせざるを得ない状況となっています。なお3665Fは10両固定編成化工事のために大野総合車両所に入場している状況ですが、前面帯・側面帯が変更された以外の動きは現時点でのところは見られません。3651Fの運用離脱で1000形の『ブツ8』だけではまかないきれない可能性もあるために、本来は海老名検車区に留置されている中間車2両を組み込んで10両固定編成化されるはずの3665Fの工事を延期することで8両編成がさらに不足しないように配慮することも考えられます。なお現時点では個人的な予想にすぎませんが、いずれにしても3651Fおよび3665Fの状況を見守るしかありませんね。

東京都交通局浅草線向け新型車両5500形5501Fが搬入される

2017年9月27日から30日にかけて、東京都交通局浅草線向けの新型車両、5500形トップナンバーの5501Fが総合車両製作所横浜事業所を新製出場し、所属先となる馬込車両検修場へ搬入されていたことが分かりました。
▲5300形の後継車両となる5500形がついに登場した。置き換えとなる5300形は全27編成(216両)が在籍するが、それと同数の5500形が導入されるものと思われる。

馬込車両検修場に搬入された5500形は既存の5300形と同じく『編成番号(ハイフン)号車』の組み合わせとなっているようです。電動車と付随車の割合は現時点で不明ですが、同形式が京浜急行電鉄に乗り入れることを考慮して、先頭車の5501-1の車両と5501-8の車両は電動車になっている(京浜急行電鉄では先頭電動車を有する車両でないと入線できない)ものと思われ、押上(A-20)発基準で西馬込(A-01)寄りから5501-1+5501-2+5501-3+5501-4+5501-5+5501-6+5501-7+5501-8になるものとみられます。私個人の予想ではハイフン以下3と6の車両が付随車、それ以外が電動車と予想しております。なお先頭車の連結器の形状は5300形とは異なるようです。

2017年10月5日

小田急電鉄ロマンスカー『EXEα』30000形30051F+30251Fの運用状況について(2017年10月更新)

2017年3月1日の『はこね41号』(0041レ:平日N46N66運用)から営業運転を行っている小田急電鉄ロマンスカー『EXEα』30000形30051F+30251Fですが、今回は新たに公式HPに10月分・11月分の運用が新たに掲載されましたのでご覧ください。
▲ロマンスカー『EXE』をリニューアルした『EXEα』として運用されている30000形30051F+30251F(2017年7月6日撮影)。いよいよ『EXEα』の2編成目となる30252Fが入場先の日本車両製造豊川製作所から帰還するため、2編成目の出場が楽しみだ。

同編成の運用は平日ではN43N63・N44N64・N45N65・N46N66の各運用、土曜休日ではN43N63・N44N64・N45N65・N46N66の各運用にそれぞれ限定されており、平日・土曜休日ともに4運用での充当となりそうです。いよいよ『EXEα』の2編成目となった6両編成の30252Fが日本車両製造豊川製作所を出場することとなっており、4両編成の30052Fものちに出場するものと思われます。ただし30052F・30252Fが帰還したとしても重要部検査が控えているものと思われ、復帰まではまだ時間がかかりそうです。

なお本日10月5日は公式HPの運用表では②の平日N44N64運用の予定でしたが、私が乗車した1006レ(平日E28運用:1000形1094F)から確認した限りで、本来は0766レ(平日N44N64運用)の送り込み回送のためにすでに出庫しているはずだった30051F+30251Fがいまだに海老名検車区で出庫準備中だったことから、今回は急遽運用が変更されたものと思われ、①の平日N43N63運用に充当されたようです。そのため運用を変更した日程には黄色のラインマーカーをつけましたのでご了承ください(5日は本来は②の予定でした)。

【ロマンスカー『EXEα』運用表(10月分)】 ※青色・・・平日ダイヤ、赤色・・・土曜休日ダイヤ
01日・・・④ 02日・・・① 03日・・・② 04日・・・① 05日・・・①
06日・・・⑧ 07日・・・⑥ 08日・・・④ 09日・・・⑤ 10日・・・①
11日・・・③ 12日・・・① 13日・・・⑧ 14日・・・⑥ 15日・・・④
16日・・・② 17日・・・休 18日・・・① 19日・・・② 20日・・・⑧
21日・・・休 22日・・・休 23日・・・① 24日・・・③ 25日・・・休
26日・・・② 27日・・・① 28日・・・⑤ 29日・・・⑥ 30日・・・②
31日・・・②

【ロマンスカー『EXEα』運用表(11月分)】 
01日・・・① 02日・・・⑧ 03日・・・⑦ 04日・・・④ 05日・・・⑦
06日・・・① 07日・・・② 08日・・・① 09日・・・② 10日・・・⑧
11日・・・⑥ 12日・・・④ 13日・・・② 14日・・・① 15日・・・②
16日・・・① 17日・・・⑧ 18日・・・⑥ 19日・・・休 20日・・・③
21日・・・⑧ 22日・・・① 23日・・・④ 24日・・・⑧ 25日・・・⑥
26日・・・⑦ 27日・・・② 28日・・・⑧ 29日・・・① 30日・・・②

【備考1】
①・・・平日N43N63運用
②・・・平日N44N64運用
③・・・平日N46N66運用
④・・・土曜休日N44N64運用
⑤・・・土曜休日N45N65運用
⑥・・・土曜休日N46N66運用
⑦・・・土曜休日N43N63運用
⑧・・・平日N45N65運用
休・・・運用なし(終日運休)
運用は2017年3月4日修正時現在のもの

【備考2】  駅名表記について
宿・・・新宿(OH01)、成・・・成城学園前(OH14)、町・・・町田(OH27)、大・・・相模大野(OH28)、藤・・・藤沢(OE13)、江・・・片瀬江ノ島(OE16)、海・・・海老名(OH32)、厚・・・本厚木(OH34)、足・・・足柄(OH46)、小・・・小田原(OH47)、湯・・・箱根湯本(OH51)

【備考3】 
《記号について》
☆・・・相模大野で解放 ★・・・相模大野で連結 〈     〉・・・括弧内当該運用  ◎・・・全区間6両編成
《列車番号について》
・回送列車の発車時刻・到着時刻は不明のため0000で表記してあることに注意。
・相模大野で分割併合を行う『さがみ・えのしま』の『えのしま』は江ノ島線内の列車番号を記載。

①平日N43N63運用
【海老名検車区出庫】
海0000→回送→町0000
町0612→0164→宿0659
小0833←0357←宿0715
小0844→0274→宿0959
成0000←回送←宿0000
【喜多見検車区入出庫】
成0000→回送→宿0000
小1306←0367←宿1150
小0000→回送→足0000
【足柄構内留置線入出庫】
小0000←回送←足0000
小1420→0380→宿1538
小1705←0371←宿1550  ☆〈N63〉
江1654←0571←宿1550  ☆〈N43〉
江1726→0582→宿1835  ★〈N43〉
小1723→0382→宿1835  ★〈N63〉
藤1947←0981←宿1845
藤0000→回送→宿0000
小2217←0613←宿2100
小2226→0396→宿2339
町2422←0625←宿2353
海0000←回送←町0000
【海老名検車区入庫】

②平日N44N64運用
【海老名検車区出庫】
海0000→回送→大0000
藤0000←回送←大0000
藤0614→0766→宿0712
湯0901←0783←宿0727
小0000→回送→足0000     〈N44〉
【足柄構内留置線入出庫】     〈N44〉
小0000←回送←足0000     〈N44〉
湯0918→0004→宿1058
湯1237←0117←宿1110
小0000→回送→足0000       〈N44〉
【足柄構内留置線入庫】         〈N44〉
湯1246→0020→宿1418   ◎〈N64〉
湯1556←0033←宿1430   ◎〈N64〉
【足柄構内留置線出庫】         〈N44〉
小0000←回送←足0000       〈N44〉
湯1618→0792→宿1749
湯1932←0601←宿1800
湯1946→0048→宿2118
小2247←0615←宿2130
小0000→回送→海0000
【海老名検車区入庫】

③平日N46N66運用
【海老名検車区出庫】
海0000→回送→大0000
大0610→0362→宿0641
湯0840←0781←宿0700
湯0849→0202→宿1020
成0000←回送←宿0000
【喜多見検車区入出庫】
成0000→回送→宿0000
湯1757←0041←宿1630
湯1820→0142→宿1950
小2120←0609←宿2000
小2139→0292→宿2253
厚2349←0981←宿2303
厚0000→回送→海0000
【海老名検車区入庫】

④土曜休日N44N64運用
【海老名検車区出庫】
厚0000←回送←海0000
厚0712→0164→宿0759
小0927←0359←宿0800  ☆〈N64〉
江0916←0559←宿0810  ☆〈N44〉
江1030→0576→宿1138  ★〈N44〉
小1019→0376→宿1138  ★〈N64〉
小1306←0367←宿1150  ☆〈N64〉
江1252←0567←宿1150  ☆〈N44〉
江1430→0582→宿1538  ★〈N44〉
小1420→0382→宿1538  ★〈N64〉
小1709←0371←宿1550  ☆〈N64〉
江1652←0571←宿1550  ☆〈N44〉
江1805→0588→宿1913  ★〈N44〉
小1752→0388→宿1913  ★〈N64〉
小2045←0607←宿1930
小0000→回送→海0000
【海老名検車区入庫】

⑤土曜休日N45N65運用
【海老名検車区出庫】
小0000←回送←海0000
小0814→0072→宿0928
小1056←0363←宿0940
小0000→回送→足0000
【足柄構内留置線入出庫】
小0000←回送←足0000
小1130→0078→宿1253
湯1439←0127←宿1310
湯1448→0028→宿1618
湯1800←0041←宿1630
湯1815→0142→宿1948
小2124←0609←宿2010
小2135→0396→宿2253
厚2355←0621←宿2310
厚0000→回送→海0000
【海老名検車区入庫】

⑥土曜休日N46N66運用
【海老名検車区出庫】
海0000→回送→大0000
大0703→0362→宿0738
湯0933←0005←宿0800
湯0945→0006→宿1118
湯1256←0021←宿1130
湯1319→0790→宿1458
湯1637←0135←宿1510
湯1648→0036→宿1818
湯1959←0903←宿1830
湯2012→0250→宿2148
厚2253←0617←宿2210
厚0000→回送→海0000
【海老名検車区入庫】

⑦土曜休日N43N63運用
【海老名検車区出庫】
海0000→回送→大0000
大0626→0358→宿0658
小0827←0357←宿0710  ☆〈N63〉
江0814←0557←宿0710  ☆〈N43〉
江0852→0574→宿0958  ★〈N43〉
小0837→0374→宿0958  ★〈N63〉
湯1152←0315←宿1020  ☆〈N63〉
江1122←0515←宿1020  ☆〈N43〉
江1230→0516→宿1338  ★〈N43〉
湯1202→0316→宿1338  ★〈N63〉
小1506←0369←宿1350  ☆〈N63〉
江1452←0569←宿1350  ☆〈N43〉
江1530→0584→宿1638  ★〈N43〉
小1520→0384→宿1638  ★〈N63〉
小1806←0373←宿1650  ☆〈N63〉
江1752←0573←宿1650  ☆〈N43〉
江1905→0590→宿2013  ★〈N43〉
小1852→0390→宿2013  ★〈N63〉
小2144←0911←宿2030
小0000→回送→宿0000
厚2415←0623←宿2330
厚0000→回送→海0000
【海老名検車区入庫】

⑧平日N45N65運用
【海老名検車区出庫】
海0000→回送→大0000
江0000←回送←大0000
江0842→0574→宿0946
成0000←回送←宿0000
【喜多見検車区入出庫】
成0000→回送→宿0000
江1850←0575←宿1745
江1913→0584→宿2020
小2145←0911←宿2030
小2200→0394→宿2320
厚2416←0623←宿2330
厚0000→回送→海0000
【海老名検車区入庫】

2017年10月3日

西武鉄道多摩川線新101系1249Fが伊豆箱根鉄道駿豆線塗装に+α

2017年9月28日より、西武鉄道多摩川線の白糸台車両基地に所属する新101系1249F(クハ1249+モハ249+モハ250+クハ1250)が伊豆箱根鉄道駿豆線の1300系と同じ塗装に変更されて営業運転に入っています。


▲白一色から青色が追加され、伊豆箱根鉄道駿豆線1300系と同じ塗装になった新101系1249F。

これは同年10月22日に多摩川線の武蔵境(SW-01)~白糸台(SW-04)間が開業してから100周年となることを記念したもので、11月5日に伊豆箱根鉄道が創立100周年を迎えることに伴うコラボレーションが実施されています。また西武鉄道多摩川線100周年ヘッドマークが前面部に装着されていますが、これは多摩川線100周年のヘッドマークを掲出している1241Fの赤色のもの、1245Fの青色のものとはデザインが大きく異なります。この伊豆箱根鉄道1300系と同じ塗装となった1249Fは12月31日まで運転される予定です。

▲30000系38116Fがコンサートの応援輸送のため、南入曽車両基地からの貸出でありながらも、新製当初から親しんでいた古巣の池袋線を走行した。

西武鉄道絡みで余談ですが、南入曽車両基地所属の30000系38116Fが『ラブライブ』コンサートによる輸送増強のために小手指車両基地に貸し出され、新製当初からの古巣路線である池袋線を久しぶりに走行しました(同編成は正式に転属していた模様)。なお貸し出された初日の28日には32101Fを飯能(SI-26)寄りに連結した10両編成で運用され、私も久しぶりに池袋線を走行した38116Fを4122レで偶然にも所沢(SI-17, SS-22)で見かけました。池袋線を走行する38116Fの姿がなんだか懐かしかったです。